タグ： なるど れお

2015ルールブック【芸術家】基準 特記:専門とする分野の芸術または制作技能に+10%のボーナス。 　14歳の時、お人好しな父親が友人の借金の連帯保証人になっていたために友人が逃げた後多額の借金を背負うことになり、夜逃げを繰り返していたが両親が精神的に病んでしまい一家心中をはかったが運悪く？1人生き残ってしまった。ホームレスとしてその日暮らしをしていたがなんとかお金を稼ごうとして唯一の拠り所であった見たことはないが両親から聞いたことのある景色を描いて、それを路上販売という形でお金を稼ごうとしていた。買ってくれる人はいたがその目的は同情、憐れみ、好奇心、まるで檻の中の動物がする芸に感心するように、あるいは自分よりも下の人間をいたぶって楽しむように。中には買った絵を目の前でビリビリに破いて反応を楽しむ者もいた。 　この世に自分を助けてくれる人はいやしない、いや、居なくなってしまった。ましてやこんな自分を評価してくれる人間なんか…表面上は気丈に振る舞い張り付いた笑顔を絶やさないが心の底では笑えない喜べない、自分を認めることができない青年の完成だった。でも彼が絵を描くのをやめることはなかった。唯一の拠り所だった。 　3年の月日が流れ、いつものようにその日暮らしのバイト、いつものように絵を描いて売るという生活を送っていた。その日の朝は嫌な予感がして目覚めた、そんな気がする。 　ゴリゴリの大阪弁、馴れ馴れしい、テンションが高い、でもなにより自分以外の人間が怖い、そんな感じの子。何か言われる前に喋るし、何か言われても間に受けない、顔に張り付いた笑顔が取れることは1人の時だけ。今のところは。 　絵に関しては両親が好きでよく見せてくれたものが彼の絵柄のルーツになっている。よく知らないがイタリアの画家らしく、誰なのか調べるうちにイタリアに関して少し詳しくなった。 　10年前カミロの実験については断った。しかしカミロは実験を続けている上に最後のあの言葉…嫌な予感がする。当初の目的以上に何かやろうとしてるんじゃないかと思っている獅子はカミロを止めたいと思っているし、彼の手を取って一緒に絵を描きたいと思っている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ