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『VOID』 HO4 旧型アンドロイド キョウイチ(セオ)がイチャイチャしてるのを後ろからニトリトと一緒にニヤニヤしながら眺めていたい人(？)生だった 原因不明の事故で記憶喪失になったアンドロイド（嘘だけど）。HO3に拾われ色々あってバディロイドとなる。 名前は自分でつけた。というかHO3が自分で考えろと言った。 名前が決まるまでHO3に「ゼロ」と呼ばれていたので「レイ」と名乗る。でもHO3には「ゼロ」と呼ばれている。こっちはHO3を「イチ」と呼ぶ sparrowコードネームは「シグレ」 「０」と「１」 二人だけで世界が完成している 本職バラす前は一丁、本職バレ後は二丁拳銃使い。足でまといになるのは嫌なので銃がイカれた場合は掴みかかって角で頭突きする。頭脳派()なので キョウがいると本気出す ・サーモグラフィー機能搭載 ・ドライアイス精製機能搭載 興奮している人物がいるとドライアイスを出し物理的に冷静にさせる。目、口、鼻、耳のどこからでも出せるが、効率的に基本口から出す。 ・オーディオプレーヤー搭載 起床時間、始業及び終業時間には曲が鳴る（歌う） 流してくれと言われれば何でも流す（歌う） レイ（ゼロ）のときは一人称「私」で敬語 シグレでは「俺」のタメ口 但しキョウには絶対の服従を誓っており、相棒のイチには絶対の信頼を置いている。なので、キョウ及びイチにだけは敬語 ニトリトに対しては（何故か）オカン。キョウの真似をしているだけなんだが、キョウは父親みたいと言われるのに、何故自分は母親みたいと言われるのだろうか… sparrowのリーダー補佐として厳格に働いている。信頼は厚い キョウは王。イチは相棒。ニトリトは阿呆と思ってる 「型番X000(トリプルゼロ)、レイと申します。記憶喪失なのでレイ。覚えやすいでしょう？」 「申し訳ありません。記録データに該当ありません。記憶喪失なので。HO3、わかりますか？」 「対象の体温上昇を確認。ドライアイス精製します。」 「髪は伸びません。アンドロイドなので。長すぎるとよく言われます。捜査の邪魔なのは否定しません。ですが、人間は髪を伸ばすことが祈りの形だと聞きました。だから、このままにしています。伸びませんが」 「申し訳ありませんが、貴方のことは記憶データに該当がありません。なので初めまして。そしてお久しぶりです、ファーザー」 「改めて自己紹介といこうか！俺はシグレ、sparrow専属のハッカーだ。よろしく頼むよ警察諸君？」 「よくまぁ芝居にも気づかないくせに俺のことポンコツ呼ばわりできたなぁ」 「マスター、イチが以前貴方に『なでなで』というものをされたと言ってました。俺も『なでなで』を所望します」 「我らがマスター、キョウは栄誉ある殉職を為された。そしてマスターは彼の相棒であるイチにこのsparrowを任された。よってこれより、sparrowのトップはイチである。異論がある者は俺に言え！！」 「ニト！食べたお菓子のゴミは片付けろっていつも言ってるだろ！虫が集ってリトに死ぬほど怒られたの忘れたのか！！というかまた夕飯前こんなに食べたな！？」 「リト！栄養バランスを計算して食事出してるんだから残すな！太ったんじゃなくて成長期なんだよ！」 「あぁもう、後で説教だからなバカ双子！！」 「俺のマスターはキョウだけです。そのマスターがsparrowを任せたとしても、俺のマスターは変わりません。それでも、隣に立つことを許してくれますか、イチ」 「何度計算しても、俺の内蔵コンピュータは、『心もマスターも俺を恨んでいない』と算出してしまうんてすよ」 「今思えば、あの目つきの鋭いマスターが、俺の映像越しに貴方を見ている時だけ、0.01ミリほど目尻が下がっていたのはカメラのバグじゃなかったんだなぁ」 「マスターがくれた名前にも、心がくれた名前にも、貴方が付けた名前にも入っている、この『0』という数字が、俺は何よりも大好きなんです」 「マスター、貴方が10年ぶりにイチと二人きりで話すあの日の夜。イチがどれだけ貴方を大切に思っているかをお伝えしたあの日の夜。 これからイチの元へ向かおうとしている貴方の、あのどこか気恥しそうな、むず痒いような、でも、確かに嬉しそうだったあの顔。これだけは俺、何があっても忘れませんからね」

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