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貞彰（てい・あきら） 名古屋にあるホストクラブで働くホスト。人気度はホスト20人中10位。 空手の黒帯所有者であり、魂に響く（個人的見解）ラップを得意とする３つの顔を持つ黒帯ラッパーホスト。 高校の時からの友人である修二と今でも仲が良く、同じアパートに住んでいる。 より強くより多くの人に愛されるためにホストをやっている愛されたがり男。客から告白されればすぐに付き合うしたくさん愛されたいので平気で何股もする。もちろん店にバレて下手すれば殺傷沙汰になるのでやめろとよく注意される。愛されたがり病なので本人はやめるつもりは無い。 ふざけたキャラが自分だと思っているのでそんな自分が真面目に話すとしらけて嫌われると思ってるのでしたがらない。そのせいで誰とも親密な仲になれないでいるが本人は気づいていない。 ■人物 両親はとあるカルト教団の信者であり、「名古屋地下鉄爆破事件」の主犯の一人。 両親は家にいることが少なく、物心ついたころから一人でいることが多かった。 事件後両親が行方不明になり、8歳のころ祖父（母親の父）に引きとられる。 この時は両親が凄惨な事件の主犯という認識はできておらず、教団の関しての記憶も「オリコ」という少女と一緒に宝探しや言葉遊びをして遊んだという記憶のみで詳しいことはほとんど覚えていない。 祖父は娘がカルト教団や事件に関わっていることは知らないものの、もともと絶縁状態だった娘が息子を無責任に手放したという認識で、その償いのため彰を引き取って衣食住を与えるが、彰は口数も少なく必要以上に接してこない祖父に愛されていないと感じるようになる。 教団にいたころ「オリコ」と言葉遊びをした記憶から、一度だけなぞなぞの本をねだり、その時与えられた本を宝物のようにずっと読み続けるようになる。 転校先の小学校でも周りからどう思われているかが気になり他の児童とも馴染めず、教室や図書室でなぞなぞの本を読んで過ごしていたが、一人でいる様子を心配した教師から空手教室に誘われ、戸惑いつつも通い始める。初めは慣れない環境で馴染めなかったが、教師の支えもあり徐々に打ち解けていく。差し入れでよその家の母親が持ってきてくれるおにぎりが好物になる。 小学校高学年になったある日、未解決である「名古屋地下鉄爆破」を振り返るテレビ番組を目にし、その内容から自分の両親が事件に深く関わっていることに気づく。このことが知られれば自分はとうとう誰からも嫌われてしまうと思い、そんな事情があると悟られないよう明るくふざけた振る舞いをするようになる。 自分が明るく振る舞うようになると接してくるクラスメイトなども増え、ふざけていれば愛されると思い込む。 高校に入学してすぐ、祖父が他界。祖父が残した貯金や生命保険で暮らしていくことになる。 高校に上がる頃にはヘラヘラしていなければ受け入れられないと思っている愛されたがり男にできあがっていたので、教師陣以外には誰にも知られないように過ごす。 その後、嶋邑修二と図書委員会で一緒になり、話すようになる。 自分の振る舞いに呆れながらも放っておけない様子で一緒にいてくれるのが嬉しくて彰からしつこく絡んでいく。自分のことを見放さずにいてくれる修二に嫌われたくないと思うよになる。 高校３年世になり、金銭的な問題や特にやりたいことが思いつかなかったこともあり進学するつもりはなかったが、周りに進学する生徒が多かったためなんとなく自分もそうだと嘘をつく。 高校卒業後、繁華街でのバイトを始めるが、自宅より修二の住むアパートの方が近いことに気づき、構われたい気持ちもありしょっちゅう泊まらせてもらっているうちに住み着くようになる。 その後顔の良さを見込まれホストにスカウトされる。 ■技能 【回避】【キック】【組み付き】…中学卒業まで通っていた空手教室で得た技術。 【隠れる】…何股もかけていたのがバレた際殺されそうな勢いで迫られるのが怖くて隠れ癖がついた。 【聞き耳】…女の子の声に耳をかたむけ親身に話を聞いている感じにして好かれるようとする。 【目星】…女の子の些細な変化に気づけた方が好かれるだろうと思ってよく見るようにはしている。 【図書館】…幼いころオリコという少女と言葉遊びをして遊んだ記憶から、なんとなく図書室で落語や語呂合わせについての本を探しては読んでいた。 【芸術：ラップ】…図書館で身についた日本語力で編み出した技。勤務先のホストクラブで披露すると女の子に受ける。（と思っている） 【アンチテェゼ・ポジション】 HO1嶋邑修二と共にロスト

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