タグ： 錆沼家

-------------------------------------------- ◆取得技能◆ 　〈オリジナル職業技能 / 小説家〉 -------------------------------------------- ◆特徴表◆ 【芸術的才能】（10P溢れた） 　稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。 　任意の《芸術》１つに［INT×3］％を加える。 　PLは音楽、著述等の専門分野を指定すること。 【愛書家】 　あらゆるジャンルの蔵書を持っている。《図書館》に+20％。 　さらに図書館に出かけなくても、自宅の書庫で《図書館》ロールが可能となる。 -------------------------------------------- ◆プロフィール◆ 所謂天才のようなもの。 物覚えはよく、頭の回転も速く、何よりそれを文字にすることに長けた人間。 努力はしていたが、それ以上に恵まれた才能が大きかった。そして容姿も、個人的な能力値でさえも恵まれている。 ただしかし、恵まれているのは本人だけで、周囲の人間にも、環境にも、決して恵まれているとは言い難い半生だった。 まず、親に恵まれていなかった。 母親は雪奈に興味を持たず、父親は彼女を完膚なきまでに"女扱い"していたのだ。どんな扱いをされていたのかと言われれば「想像の通りですよ」と笑ってしまいたくなるようなものであった。 出身はとある田舎村で、ひどく広大な土地を持った、まあ有り体に言えば"本家"と呼ばれる家庭で生まれ育つ。本家なのだから何があるかと言えばしょっちゅう親戚の集まりがあったりして、その親戚は父方の親戚で。 優しく言えば「扱いはよくなかった」である。 下卑た思考を持つ人間の親族がどんな人間かは想像に難くない。雪奈は発育が良く、美しい少女であった。そういうこと。 唯一祖母は助けてくれていたのだが、雪奈が15歳の頃に病で死去してしまった。孤独との戦いの始まりである。 次に、友人に恵まれなかった。 閉鎖的な村では彼女が受けている仕打ちの噂などすぐに噂となるだろう。それが良くとも悪くとも。表立って避けられることはなかったが、近づく友人もいなかった。助けてと言える環境にもいなかった。田舎町の名家、教師が関わることもないだろう。 高校へ通うため家を飛び出るまで孤独は続いた。 さて、運命が変わった高校時代。 家にあった家財諸々を持ち出して彼女は上京した。印鑑を勝手に持ち出し、親の筆跡を真似、その顔とプロポーションを活かして男を捕まえて親代わりを勤めさせた(とは言っても電話やら何やらを代わりにやらせただけである)。時折まあなんだ、その、女性であることを求められたが、これも自由への道だと渋々了承してはいた。というか、男にできることが彼女には何もなかったものだから、これくらいであればいいだろうと承諾したのである。どうでもいいことだけれど。 在学中は少ない体力でフラフラとしながらも、アルバイトに勤しんでいた。 そこそこ良い学校へ進学し、そこそこいい成績を収め、また不思議な雰囲気から友人は多くなかったが、それでも何人かの友達を作ることができた(ちなみに、現代文などの国語の成績はほどほどだったzこの時点ですでに小説家としての頭角はあらわしていたかもしれないが、成績がよかったのは記述問題だけである。彼女の認識する得意科目は歴史科目だ)彼女はここで初めて人間になった気がすると頬を緩めて話すことがあるらしい。 ともかく、そこそこ順風満帆な高校生活を送り、適当に友人と見ていた芸術大学に進学することとなった。学科はもちろん、文芸コースである。 ここからはそこそこに有名な話。 まず友人に勧められてインターネットに作品を公開した。あっという間に有名になった……わけではないが、じわりじわりとファン数は伸びる(というのも彼女の文体は世間受けするものではなく、少し重苦しい内容/文章なのである。今までの人生を鑑みればそんなものかもしれない)。 次に、出版社からスカウトが来る。これで小説家の完成だ。なお、彼女に作品公開を勧めた友人は大層喜んでいたそうな。 そんなこんなで色々なことを乗り越えてきた彼女は現在小説家として活躍している。世話になった男ととは今も稀に食事に行くらしいが、もうそう言った関係は持っていないそうだ。 だがひとり暮らしを始めた彼女は気付く。 部屋が綺麗に整頓されていたのは男と同居していたからで、また自分の分を彼が片付けてくれていたからである。 そう、この女は所謂"片付けられない女"だったのだ！何もかもにだらしがない。 宅急便もウーバーイーツも、キャミソールとパンツ一枚で出迎えてしまう程度に。 ちなみに生活リズムは不定だが、基本的に昼に起きて朝方に寝る生活をしている。また、夕食(彼女にとってはブランチ)は毎度牛丼を頼んでいるらしい。実はそこそこに優しいので大雨の日や、台風の日には控えているが……。 なお、彼女は護衛ができる程度の技を身につけているとの噂だが、それは事実で。高校時代にキックボクシング部へ所属していたのであった。これはなんとなく内緒にしているらしい。 一人称:わたし/あたし 二人称:きみ/あなた/あんた 「どうも。いつもありがとね。……え？うん、好きだよ、牛丼」 「えぇ……あたしにそれ言う？無駄だと思わない？」 「きみがそう言うなら頑張るけど、あんまり期待とかしないでよね」 小説について まだ決まっとらん！

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ