タグ： 貧乳

家入ルルは喪女である。恋人は未だ一度も居ない。 新卒で入社し２年勤めた会社を人間関係のいざこざ辞め、人生を捧ぐに値する運命の彼を捜し求めてアルバイトを転々とし３年が過ぎた。結果、恋人はおろか新しい定職すら見つけられず、失ったものは若さを筆頭に数多天井を知らず。得たものといえば、妙な図太さと厄介な客をあしらうトークスキルや聞き耳の聡さ。仕事上どうしても蓄積する胡散臭いオカルティックな噂話の知識。忌々しいnanacoカード（残高5000円）、バイトリーダーの称号、出張買取のための運転技術。そうそう、経験したアルバイトの数だけの頼りにならない細々とした技術も忘れてはいけない。 「このままじゃあいけない！！！」日に日に焦るルル。退職時は優しかった両親からの視線もどんどん冷め、いまや絶対零度である。嗚呼マイダーリン、いずこへ！今日もバイトしつつ客の品定め。アイツはイケメンだけど軽薄そう。アレは金はあるが脂も多すぎる。今日もルルは運命の人を探しキョロキョロ。好奇心は猫をも殺すといいますが、下心で客を漁る彼女にはどんな危険が待ち受けているのでしょうか？ 職場の上司の土屋の依頼のせいで、狂気の世界へ足を踏み入れる。体内に無形の落とし子がはいっていたことがある。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ