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　 「...あーまずい、Youtubeに怒られる。やめ時がわかんないんだよなこれ......。」 二次元アバターを使い、動画サイト上で配信者として活動しているバーチャルYouTuber（Vtuber）。 そして彼はVtuberの中でも圧倒的に活動歴が長く、5年半もの間配信者として活動している”最古参”ともいえる人物である。 が、彼が配信者として一流といえるまで多くの登録者数をあげられたのはごく最近のこと。当初登録者数は二桁にも満たなかった。 配信者としての話術から技術、ゲーム力に至るまであらゆる技術を彼は猛勉強し、ようやく現在の地位にありついた『秀才』。 もとからあるものといえば彼が前職で得ているパソコン知識くらいか。それでも配信機材やソフトのことは一から勉強したらしい。 元々話すことが好きなエンターテイナー気質の人間であり、皆を楽しませたいという意識が強い。だから彼は配信者の道を選んだ。 苦労はしてきたが5年半の間転生もせずずっと同じ体で配信を続けてきたため古参のファンが多く、みんなを大事に思っている。 主体は雑談配信。配信する時間帯は夜や深夜が多く、雑談の話題のひとつとして視聴者からのお悩み相談を受けることもしばしば。 そして彼は配信時間がとにかく死ぬほど長い。長い上にいわゆるn回行動はザラであり、それなのに本人は至って健康。なぜ。 ヘビースモーカーかつアルコール中毒者でもあり、流石にタバコくらい減らすかと思って電子シーシャで節煙中。全然減ってない。 「あの世からお邪魔しまーす、ってことでね。松風彼岸です。今日もやっていきましょか〜と」 噺家系Vtuber　松風彼岸 あの世からやってきた噺家の死神。よく話のネタ探しのために現世でふらついている。 みんなのイメージするような魂の回収はいわゆる現世でいう公務員の仕事で、彼の仕事ではないらしい。 より新鮮で面白い話題を求めて今流行りの配信を始めた。肩に乗っているのはペットのひよちゃん。 〜以下、「ハイフェッツをなぞる病」HO秀才 秘匿バレ〜 「.......僕にも、君みたいな才能が欲しかったよ」 そんな彼でも、苦労してきたことに何も感じていないわけではない。 コラボすることが多いHO天才のことを天才だと認めている一方で、その彼が持つ天性の才能を羨んでいる。妬んでいるとも言う。 もちろんそんな感情を抱いたところでどうしようもないことはわかっている。わかっているが、彼のことが羨ましくて仕方ない。 自分は5年半も燻ってきたのに、ある日現れた新人VtuberであるHO天才は瞬く間に自分を越えてしまった。 どれだけ努力を重ねても、自分はどうしたって天の才能には勝てないのだ。努力では勝てない、その事実が彼を苛み続けている。 だからこそ、彼はHO天才を越えたいと思う。HO天才を越えて、自分は彼以上の一流Vtuberなのだと証明したい。 貴方を越えて初めて、自分はやっと自分を認められるのだ。 HO補正：芸術（配信）初期値60 職業参照：2015ネットタレント（選択：図書館、精神分析、オカルト）

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