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【特徴表】 4-2 方向音痴 (1d6:5) 6-4 実は生きていた 死からの生還5ターン 【ベース】 2015刑事ベース 【設定】 殺されたのは双子の妹だった。 自分と妹が幼い頃から母親が病の淵にあり、入退院を繰り返していた。 父は警察の仕事をしながら懸命に看病していた。 二卵性の双子の妹は父を支えようと家事など様々なことを幼い頃から行なっていた。 自分はというと、割と性格的にやんちゃだったから、 幼い頃からなかなか自由に遊びに行けずに不満に思っていた。 「そんなこと言わないの」と妹によく窘められていた。 自分たちが中学1年生の春に母親は亡くなった。 父親が泣いた姿を見たのは初めてだった。その背中がひどく小さく見えた。 家族のために自分にできることは何かを明確に考え始めるようになったのはそれからだ。 父の日に驚かせたり、一緒にでかい鯉のぼりを立てたり。 母さんの命日には墓参りに一緒に皆で行ったりして。 ずっとずっと仕事と看病をしてきた父さんは、何もない時間ができるとどうしたらいいかわからないようだったから、 一緒に連れ回した。 少しずつ幸せと言える日々が蘇った。 3年前、双子の妹が殺される日まで。 22歳の奇しくも自分たちの誕生日の2月5日だった。 この歳まで家でパーティなんて、と言っても毎年家族で祝うこの習慣はどこかこそばゆくて強く反対はしなかった。 「あ、お父さんに頼み忘れちゃった。風雅ケーキ取りにいってよ」と妹に言われたが、 その時まだ大学4回生を謳歌していた自分は自分の誕生日を祝ってくれるメールに対し返信するのに気が行ってて、 「やだよ、お前取りにいってくれよ」と言った。 立腹しながら玄関が閉まる音がする。 気にも求めなかった。ーーー2時間経つまで。 流石に駅前に取りに行くにしても時間がかかりすぎではないか、と思ったその直後だった。 妹が死んだと連絡が入ったのは。 それも、告げたのは警察である父親からだった。 ーーーー通報があり、一番最初に現場に駆けつけたのは父だったと後から聞いた。 「ごめんな」 どうして父さんが謝るんだろう。そう思ったが追及はしなかった。 警察に向かったが、妹の遺体は検死にかけられていて、直接会うことはできないと言われた。 父親にも会えなかった。 父はその次の日に自殺した。 たった一つのきっかけで自分たちがゆっくりと築き上げてきた大切なものは一瞬にして壊れた。 父の骨壷を抱いて誕生日の飾り付けをしていたリビングに呆然と一人で立ち尽くす。 涙も出なかった。空っぽだった。何をしたらいいかわからなかった。 どうやって呼吸してたっけ。 はくはくと過呼吸になりながら、苦しみの中でさえ、唯一明確に心のうちにあるのは殺意だった。 絶対に犯人をこの手で見つけて殺してやりたい。 家族を殺した人間を決して許さない。 同じくらい、自分のことも、許せなかった。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 母方の祖父母に頼み、養子縁組をしてもらい苗字を変更。 実の血の繋がりがあると知られたら調査ができないと知ったからである。 選択： ①殺人犯を特定した際にSANチェック1/1d8のSANチェックが発生し、これによって発狂した場合は殺人癖指定となる ・自探：榊千隼のいとこ ・元々の家の苗字は　柊（ひいらぎ） ・殺された事件は1番目 柊 恵（ひいらぎ　めぐみ）22歳　黒髪の女性。 　写真があっても二卵性で異性のため見た目は異なる。 　バレないように髪色も染めている。 「恵風（けいふう）」は、恵みの風、春風 〈治癒〉 この呪文をかけてから、2d6ラウンド後に傷、病気、毒による症状が直ちに2d6耐久力分回復する 通常の値を超えての回復はできないため、余った分は無視する この呪文で死んだものを生き返らせることはできない 呪文をかけるためには12マジックポイントと、1正気度ポイントをコストとする。 〈無欠の投擲〉 短い文句を唱えて物を投げると、それが正確に目的の地点に落ちる 効果があるのは呪文の使い手のPOWと同じラウンド間 ３MPと１HPのコストが必要である 投擲には、目的の地点へと届くだけの十分な力がこもっていなければならない 〈自己保護の創造〉 この呪文を使うものは、加齢の速度を遅くするとともに、肉体的なダメージから身を守ることもできる。 必要な材料を集め、任意の日数をかけ作り出した保護袋を持っていることで、降りかかるダメージを逸らすことができる。 今すぐ使えるものではないが、あらかじめ準備してあれば強力なものだ

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