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——————————————————————— 　　　　　　　　 𝐂𝐚𝐥𝐥 𝐨𝐟 𝐂𝐭𝐡𝐮𝐥𝐡𝐮 　　　　　 『 リバースリバースリバース 』 　　　　　　　 　 𝐇𝐎𝟏　秀才 ——————————————————————— 　　　└→#93ca76：淡萌黄 ///　職業ベース　/// 警察官（6版）※一部改変 図書館※1、聞き耳、心理学、信用※2、追跡、法律、目星、拳銃 ※1）言いくるめより改変 ※2）説得より改変 ///　ハウスルール　/// ・技能の上限は85 ・2015特徴表は1つまで取得可能 ///　取得特徴表　/// (2-03)親の七光り：名家の出身、または親が有名人かもしれない。信用に+20%。 □：シナリオ概要 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 最近、奇妙な殺人事件が連続で起きている。死因も様々、犯人の見立てもついている。ただ不思議なことに、その容疑者が「次に起きる事件で殺されてしまう」のだ。 4件目の事件が起きたのをきっかけに、4件を『連続殺人事件』として捜査本部が立てられる。あなたたち4人は、この事件を捜査することになった。 ──様々な思惑を抱えて。 □：HO1秀才（公開内容） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 秀才であるが、天才ではない。 あなたは努力を惜しまず知識を蓄えた、優秀な頭脳を持つ刑事だ。 1番目の事件の時から、誰よりも熱心に捜査に取り組んでいる。 あなたは信じない。だってそんなはずがない。そんなの受け入れられない。 ■：プロフィール ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 警視庁捜査第一課に配属された若手刑事。年齢は24歳。端整な容姿と落ち着いた物腰のため、周囲からはしばしば『王子様のようだ』と評されるが本人にそうした自覚は乏しい。 性別や立場を問わず、他者に対して常に丁寧な言葉遣いと節度を保ち、柔らかくも距離を感じさせない応対を徹底している。私的な感情を業務に持ち込むことはなく、冷静で一貫した姿勢を崩さない。 父親は警察庁の高官にあたる人物であり、家庭環境は典型的なエリート育ちといえる。もっとも、真神自身はその立場を利用するような言動を慎み、実力で評価されることを重視している。 警察大学校を優秀な成績で卒業後、捜査一課に配属。現場経験は浅いが、基礎的な捜査技術、観察力、判断力に優れており、実務においても着実に成果を上げている。 好きな食べ物：おから 嫌いな食べ物：とんこつラーメン ■：台詞例 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 一人称：僕 二人称：貴方、等 「真神悠真です。読みづらい名前かもしれませんが、“まがみ”で合ってます。僕のほうが慣れていくつもりなので、遠慮なく呼んでください」 「僕のことは名前だけ覚えていただければ十分です。実績や家のことは捜査には関係ありませんから」 「僕の見立てだけでは判断に偏りが出るかもしれません。先輩はどうお考えになりますか」 ※以下「リバースリバースリバース」ネタバレあり □：HO1秀才（秘匿内容） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ あなたは2件目の事件の被害者である「井ノ島駿河（いのしまするが）」と大学の同級生だった。 あなたは優秀な成績であったが、いつも井ノ島だけには勝てなかった。真の天才はきっと、井ノ島のような人間を指すのだろう。 2番にしかなれなかったあなたは、井ノ島のことを当時から強く意識していた。それは嫉妬か羨望か、はたまた恋慕か。感情の種類は別として、あなたは今も井ノ島のことを忘れられないでいる。 井ノ島の遺体を確認した時、あなたはただ漠然とありえないと思った。顔を覆う大きな火傷跡は、間違いなく大学時代に見た井ノ島のものに変わりないのに。 嘘だ、そんなはずはない。こんなあっけない死に方を、あの天才がするはずない。 あなたは信じない。あなたが一番、「井ノ島駿河」を知っている。 □：井ノ島駿河について ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 顔を覆う大きな火傷跡が目立つ男。 所謂天才で、誰よりも優れた頭脳を持っていた。 綺麗なものが好きで、美しい数式を特に好んだ。 あなたとの関わりはあったかもしれないし、なかったかもしれない。 だが、井ノ島からあなたに話しかけてくることはほとんど無かった。 大学を卒業してから2件目の事件が起こるまで、あなたは井ノ島に会っていない。 そのため、あなたが知っているのは大学時代の井ノ島の姿だけである。 指定部分以外の経歴などは、HO1の設定がそのまま井ノ島駿河の設定になる。 事前にKPとの情報共有をしっかり行うこと。 □：探索者作成の条件 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ ・EDUが15以上である。 ・INTが固定値+3。ただし、上限は「17」とすること。 ・年齢が確定したら、KPに伝えること（探索者の年齢が井ノ島駿河の年齢になる。） ・群青肇含む捜査関係者と、出身大学が被っていない。 ・「井ノ島駿河」以外のNPCと面識がない。 NPCに関わる秘匿情報以外は、聞かれたら答えて構わない。設定についてTLで話すのも構わないが、配慮として「HOでこう指定された」と公言するのはできるだけ避けてほしい。能力値については指定を公言して構わない。 □：事前質問事項 ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 1.あなたは学生時代、井ノ島駿河とどういう関係でしたか。これについて、井ノ島駿河から親しくしてきたことは絶対にないものとします。 2.あなたは、井ノ島駿河にどういう感情を向けていますか。 3.あなたの年齢と、簡単な経歴を教えてください。 4.あなたにとって、『警察』とはなんですか。 ■：井ノ島に対して ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 彼の存在は真神の思考と価値基準に長期的な影響を及ぼすこととなった。 あらゆる場面で常に優位に立ち、成果においても周囲の評価においても真神を上回り続けた井ノ島に対し、真神は当初から明確な関心を抱いていた。 それは劣等感、羨望、あるいは尊敬といった複合的な情緒を含んでおり、特定の感情に単純化できるものではない。ただひとつ確かなのは、井ノ島の存在が現在に至るまで真神の内面に残存し続けているという事実である。 職務においては冷静かつ安定した判断を基本とする真神だが、井ノ島の名が関与する事案においては、平時の均衡がわずかに動揺する傾向が見られる。 本人がその影響を自覚しているか否かは定かではないが、行動や判断の端々にその痕跡が示唆される。 大学時代、両者の関係は形式的には同級生の範疇を超えるものではなかった。 しかし真神の側では、井ノ島に対する一種の静かな依存、信奉とも幻想とも形容し得る性質のものが形成されていた。 真神の中では理想化された「井ノ島駿河」という人格像が独自に構築されており、それは死後も修正されることなく維持され続けている。 井ノ島がその理想像から逸脱するような言動を取った場合、真神はそれを決して受容しない。たとえ逸脱が本人の自由意思によるものであっても、その選択を井ノ島らしさと認めることはできない。 したがって、真神の想定とは著しく乖離したあっけない形での死を真神自身が容易に受け入れられないのは、ある意味で当然かもしれない。 ■：事前質問事項（回答） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 1.あなたは学生時代、井ノ島駿河とどういう関係でしたか。 「同じ学部の同期でした。それ以上に特別な関わりがあったわけではありません。 直接言葉を交わす機会も多くはなく、いわゆる“親しい関係”ではなかったと思います。 ……彼の存在が印象に残っていたのは、純粋に、優秀な人物だったからです」 2.あなたは、井ノ島駿河にどういう感情を向けていますか。 「今となっては、もう感情を向ける対象ではないのかもしれません。 ただ、在学中に彼から受けた刺激は、今も僕の中にある程度の影響を残していると思います。 どんな感情だったかを言語化するのは難しいですが、あえて言えば、“印象深い人物だった”ということに尽きます」 3.あなたの年齢と、簡単な経歴を教えてください。 「現在24歳です。警察大学校を卒業後、捜査第一課に配属されました。 現場経験はまだ浅いですが、課内の先輩方の指導のもと実務に取り組んでいるところです。 専門的な経歴というほどのものはありませんが、大学では法心理を中心に履修していました」 4.あなたにとって、『警察』とはなんですか。 「制度上の役割としては、社会秩序を維持するための機構の一つという理解が基本だと思います。 個人的には、“記録されずに済まされるものをあえて記録に残す存在”だと考えています。 事実を、都合や感情から切り離して扱う。その作業に携わることに意味を感じています」 ■：要約プロフィール ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 名前：真神 悠真（まがみ ゆうま） 年齢：24歳 所属：警視庁刑事部・捜査第一課／巡査部長 学歴：警察大学校卒（法心理専攻） 出身地：東京都 身体的特徴：身長178cm／視力良好（矯正なし）／右利き 家族構成：父は警察庁幹部。母・兄弟については記録なし 性格傾向：理知的・対人距離に慎重・感情の表出に抑制的 業務特性：供述内容の論理的齟齬に敏感。被疑者に対する感情投影が少ない 趣味：静かな読書（主にノンフィクション） 備考：大学時代、井ノ島駿河という同期の存在に強い影響を受けているが、現在もその影響の一部を自己認知していない ■：イメージソング（余談） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 「なに笑ろとんねん」吉乃 https://www.uta-net.com/song/361387/ ■：通過シナリオ ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ 「リバースリバースリバース」ED:A　全生還 後遺症2　天罰 条件：HO1が呪文を唱える HO1のみ、今後呪文を覚えようとするたびにSANc1d3/1d4+2の判定が入る。天才でない人間が身の丈に余る呪文を扱った代償。 決断をしたのはあなた自身だ。その覚悟は、才能すらも超える。 ■：うちの子へ50の質問（超余談かつ長い） ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18305832 1. お名前と、その由来は？あだ名や通り名があればそちらも教えてください。 「真神悠真と申します。 漢字については両親がつけたもので、意味の詳細までは聞かされていません。 あだ名や通り名は特にありませんが、苗字を読み間違えられることは時折あります」 2. 性別、誕生日と年齢、血液型を分かる範囲で教えてください。 「男性です。誕生日は8月18日、現在24歳になります。血液型はA型です」 3. 身長と体重（もしくはだいたいの体型）は？親しい仲間や友人達と比べて一番細身あるいは長身、存在感ゆえに実際の体格より大きくまたは小さく見える等の印象もあれば。 「身長は178センチ、体重は60キロ台前半です。 細身ではありますが、必要な筋力は維持しています」 4. 一人称、二人称、普段の口調を教えてください。 「相手によって使い分けますが、“あなた”や“○○さん”という呼び方が基本です。 職務上敬語は多くなりますが、親しい相手にはやや砕けた話し方もします。 感情的にはならないよう気を付けていますけど」 5. 出身の国や地域はどこですか？亜人種等であれば人種(民族)も教えてください。 「日本です。特に地方色の強い出身地ではありません。 人種的にも特記事項はありません」 6. 今住んでいる場所はどこですか？出身地とは別の場合、どのような理由でその場所に移ったのですか？ 「現在は都内で独り暮らしをしています。 配属先に近いという理由で、利便性を優先しました。 生活の質にはさほどこだわっていません」 7. 髪色、瞳の色、肌色、イメージカラーは？ それぞれ特別な理由や由来があれば教えてください。 「髪と瞳はどちらも遺伝です。肌は標準的な色味だと思います。 周囲の印象はさておき、自分で色を意識することはありませんね」 8. 家族構成を教えてください。ご家庭は裕福ですか？家族仲はどうですか？ 「父は警察官僚です。母は早くに病没しました。兄弟はいません。 家庭の事情については話すことはあまりありませんが、経済的には不自由を感じたことはありません」 9. 職業を、副業含め教えてください。学生の場合はどういった学校に通い、主に何を学んでいますか？（部活やアルバイト等の活動があればそちらも教えてください） 「現在は警視庁刑事部、捜査第一課に所属する刑事です。 警察大学校を卒業し、法心理学を主に学びました。副業はしていません。 大学時代も部活動には所属せず、必要なことだけを選んで過ごしていました」 10. 職場内（学校内）での人間関係は良好ですか？信頼、信用できる人は近くにいますか？ 「関係は円滑だと思います。 業務上、信頼や連携は不可欠なので、必要な対話は常に心がけています。 特定の誰かと私的に深い関係を築いているわけではありませんが、判断を委ねられる相手はいます」 11. 自室の様子を教えてください。誰かと共用ですか？綺麗に整理整頓されていますか？乱雑に物が置かれていますか？ 「一人暮らしです。 部屋の広さは必要最低限で、物は多くありません。 整頓はしていますが、潔癖というほどでもないかと。 分類された状態で物があることに安心感を覚えるかもしれません」 12. 私物の中で特に思い出深いものや個人的な必需品、捨てたいけれど捨てられないもの、忘れられないエピソード等があれば教えてください。 「学生時代に使っていた小型のICレコーダーがあります。 当時、井ノ島の講義での発言をこっそり録音していた時期がありました。 今はもう使っていませんが、捨てることもしていません」 13. 普段の服装は？仕事着、制服、私服、民族衣装、必ず付けているアクセサリー等もあれば教えてください。 「勤務中はスーツに準じた服装です。 私服も落ち着いた色味のシャツやジャケットが多く、機能性重視です。 アクセサリーはつけません。装飾に意味を持たせる習慣がないので、選ぶ時間も最小限です」 14. 世間の流行には敏感、あるいは特定のものに対してのみ流行を追いかけていますか？もしくは全く無関心？ 「全般的に関心は薄い方だと思います。 流行を知らないと不便な場面があることは理解していますが、自分が追いかける必要は感じていません」 15. 物持ちはいい方ですか？自分の所有物は長く大切にしますか？それとも物に対する愛着は希薄ですか？ 「愛着というより、機能的な意味で長く使う方です。 故障や劣化がなければ、買い替えも必要性がある時にしか行いません」 16. 特殊能力や、他人と比べて特別秀でている身体能力（魔法がある世界なら得意魔法）等があれば教えてください。それは自分にとって幸福、幸運なものですか？不幸なものですか？ 「能力というほどのものではありませんが、観察と記憶の精度は高い方かと思います。 特に、人の言葉や視線、会話の流れから意図を読む作業には慣れています。 ただ、それが常に役に立つとは限りません。見えすぎることが良い結果に繋がらないこともあるので、“幸福”かと問われれば答えは曖昧ですね」 17. 学力（例えば座学の成績）はどうですか？学校でトップクラス、点数は取れるけど実用は苦手、暗記だけは得意、座学は嫌い、そもそも学校に行っていないから頭は悪い等教えてください。 「点数という意味では常に上位でした。 ただし、評価というものに過剰な期待を寄せたくはありません。知識は実務に活かせなければ無価値ですし、逆もまた然りです。 ……とはいえ、他人の成績が常に一歩上だったことを、今でも忘れたことはありませんけどね」 18. 得意科目と苦手科目をそれぞれ教えてください。学校に行っていない場合は、生活における得意分野と苦手分野を大まかに教えてください。 「法心理学、犯罪行動学、刑事訴訟法などの論理と人間行動が交差する領域は得意でした。 一方で、数理統計や物理法則のような抽象理論に対しては、理解できても興味を持ちにくかったです。 知識として必要なものと、心が反応するものには少し距離がありますよね」 19. 休日、オフの日は何をしていることが多いですか？たまにしかしない（できない）楽しみがあればそちらも教えてください。 「書店に足を運ぶことが多いです。ネットでは得られない偶然性に価値を感じています。 あとは、自宅で記録の整理や報告書の読み返しなど、少し仕事に似た行為をしていることが多いかもしれません」 20. 癖はありますか？手癖、足癖、口癖、ストレス過多の時等に出てしまう異常行動等あれば教えてください。 「会話の間を計る時、人の喉元あたりを見る癖があると指摘されたことがあります。 あとは、ストレス時には整理を始める傾向があると思います。 書類の整列、文具の配置、記録のバックアップなど、意味があるとは限らない行為で整えようとするのかもしれません」 21. 苦手、嫌いな物・者あるいは状況に対してどう対応しますか？できるだけ避けるのか、あえて積極的に立ち向かうのか、克服しようと努力するのか、向き合い方を教えてください。 「合理的でない判断が横行する状況は苦手ですね。 特に、感情が先行して場の論理が崩れる場面では距離を取りたくなります。 ただ、職務上避けることはできませんので、感情の渦に飲まれないよう、物理的な整理や記録化を通して自分を保つようにしています」 22. 完全に敗北した、という経験はありますか？人生の中で最も挫折、敗北したというエピソードがあれば教えてください。その後立ち直れたのか、思い出すのも恐ろしいトラウマになってしまったかも合わせて。 「学生時代、常に自分の先を行く存在がいました。 努力の総量でも精度でも、届かないと理解した時の無力感は今も記憶に残っています。 それを敗北と定義するかどうかはわかりませんが、あの時以来、比較の軸を他人に置かないようになりました。 立ち直れたかどうかは、まだ判断できません」 23. 人見知りしない社交的な性格ですか？それとも警戒心が強かったり、知らない人の前では口数少なく俯いたり、親しい人の後ろに隠れたりしてしまうタイプ？ 「人見知りではありませんが、無用な親密さは避けた方がいいでしょう。 対話は必要ですが、開示には段階を踏まないと」 24. 尊敬、敬愛している人はいますか？誰の、どういった部分を尊敬していますか？ 「……かつて、在学中に特異な能力を持つ人物がいました。 知識、判断力、感受性、どれを取っても圧倒的で。 その人物の冷静さと洞察力には、今も学ぶところがあります」 25. 幼い頃はどんな子どもでしたか？親や周囲の大人からはどんな風に見えていたのでしょうか。現在子どもの場合は、今の様子を教えてください。 「聞く限り、静かな子どもだったようです。 発言よりも観察に偏っていたと言われます。 父は“将来を見据えて動ける子”と評価していたようですが、それが親としての感情だったのか、職業人としての分析だったのかは不明です」 26. 好きな（嫌いな）食べ物や飲み物は何ですか？好きになった（嫌いになった）理由があればそちらも教えてください。 「特に強い嗜好はありませんが、温かい紅茶は落ち着きます。 逆に、脂っこいものや刺激物は身体に合いません。 学業や訓練中、効率を落とすような食事は避けるようにしていたので、その影響があるのかもしれません」 27. 食事はどこで誰と、どんな様子で摂ることが多いですか？ 「基本的には一人で、決まった時間に摂ります。 職場では必要に応じて同僚と食事を共にしますが、会話のための食事というより、補給の時間として捉えています。 親しい人との食事は嫌いではありませんが、頻度は多くありません」 28. 自炊はしますか？得意料理があれば教えてください。上手い、下手、可もなく不可もなく等の評価も（自他どちらでも）合わせてお願いします。 「一通りの自炊はしています。 味付けは薄めで、必要な栄養素を意識した調理を優先しています。 他人に振る舞うような料理はしませんが、自分で食べる分には十分だと思っています。評価というほどのものではありません」 29. ストレス耐性はあるほうですか？どんな時に特にストレスを感じて、結果自分の機嫌は自分で取れますか？それともすぐに態度に出てしまう？ 「感情を表に出すことは少ない方だと思いますね」 30. 最も有効だと感じているストレス発散法は何ですか？それは習慣的に行っているのか、感情が爆発して行ってしまうのか、それとも実は発散できていないのか、教えてください。 「発散というより、沈静化を意識しています。 静かな空間で記憶を反芻するか、書き出すことで緩和することが多いです。 ただ、それが発散になっているのか、抑圧の構造を変えているだけなのかは正直判断がつきません」 31. 今、1番必要な身近な人は誰ですか？何故その人が必要なのでしょうか。 いない場合は、こんな人が傍にいて欲しい、こんな人と出会いたいという願望は抱いていますか？ 「“必要”という言葉には慎重であるべきだと思っています。 ただ、業務において判断の速度と正確さを損なわない補完者が近くにいる場合、それは極めて心強いものです。 それ以上の関係性を求めることは、今のところ想定していません」 32. 規律や規範は守るタイプですか？それとも集団行動(生活)には不向きなルーズな性格？規律違反をしてしまったことはありますか？公私で全く違う場合はそれぞれ教えてください。 「公の場では、規範に忠実であるべきだと考えています。 理由のある逸脱は例外として扱うべきですが、それが常態化するのは組織の崩壊につながります。 私生活でも、基本的な生活リズムは守っています。 逸脱して楽になる感覚を覚えてしまうことに、危うさを感じるので」 33. 今、1番の悩み事を教えてください。どう解決しようと考えていますか？もしくは解決する方法はないと諦めていますか？ 「“ある記憶”の取り扱い方についてはまだ自分の中で整理がついていません。 時間が解決するとは思っていませんし、忘却が健全とも思えません。 かといって、いつまでも現在に干渉させているわけにもいかない。 いずれ、何かの形にするしかないのかもしれません」 34. 最も後悔していることは何ですか？もしもその瞬間に戻ることができたら、より善い選択ができると考えていますか？ 「あのとき、なぜ声をかけなかったのか。なぜ、何でもないふりをしたのか。 今となっては、どんな反応が返ってきたとしても……その沈黙よりは、いくらか良い結果だったのではないかと思うことがあります。 けれどそれが正解だったかどうかは誰にもわかりません」 35. こんな人は好感度が高い、こんな人は好感度が低い、というタイプはありますか？身近にいる人でそれぞれに当てはまる人はいますか？ 「論理性と自律性を備えた人に対しては、自然と信頼を抱きます。 逆に、責任を他者に預ける態度や、場の空気だけを読んで行動する人には警戒心が強まります。 ただし、評価と感情は別です。 苦手な相手でも、能力があるなら必要な敬意は払います」 36. 自由に使えるお金がある場合、何に使うことが多いですか？お金遣いは荒い？それとも節約家？ 「消費には慎重です。 情報や記録、書籍の類には多少の出費も惜しみませんが、それ以外には過剰な物欲はありません。支出は計画的に、ですね」 37. お酒の好き嫌い、強弱を教えてください。酔うとどんな風になりますか？ お酒好きの場合、好んで飲むお酒の種類もあれば教えてください。 「嗜む程度には飲みます。 体質的に強い方ではありませんが、場に合わせて量を調整します。 酔っても表情や態度に変化はほとんど出ないと思います」 38. 敵対している（していた）組織、国、種族や民族はありますか？それに対してどんなことを（憎しみ、怒り、憐れみ、無関心等）思っていますか？ 「特定の個人や組織に対して感情的な敵意を向けることはありません。 ただ、明確な悪意を持って人を傷つける者に対しては、感情を持たずに処理するという姿勢を貫いています。憎しみを燃料にしても、精度は上がらないので」 39. 現在所属している場所（職場や学校、チーム等）での自分の扱いに納得していますか？納得していない場合、それでも所属している理由とは何なのでしょうか？ 「扱いに対して特段の不満はありません。 仕事が円滑に進む環境と、必要な裁量があればそれで十分です。 個人の満足よりも、成果の持続可能性を重視しています」 40. 恋人もしくは伴侶と呼べる存在、片想いの相手はいますか？付き合う（好きになった）きっかけは？その人のどんな所に惹かれていますか？将来はどうなりたいと考えていますか？ 「特定の関係性はありません。 好意の定義が曖昧なまま残っている記憶が、過去にひとつだけあります。 それが恋愛だったのか、敬愛だったのか、あるいは執着だったのか……その答えが出ない限り、誰かと対等に向き合うことは難しいと考えています。 将来についても明確な設計図は描いていません」 41. 身体は丈夫ですか？過去に患った（今も患っている）大病や大怪我があれば教えてください。 「大きな病気や怪我の経験はありません。 体質的にはやや疲労が表に出にくいようですが、それを過信するべきではないと自覚しています。 健康は継続的な管理の上に成り立つものですから」 42. 最近あった嬉しかったこと、怒ったこと、悲しかったことをそれぞれ教えてください。日常の些細なできごとで構いません。 「嬉しいと感じる瞬間は、他人の判断が予想以上に的確だった時でしょうか。 怒りについては、手続きや情報伝達の遅延で人命にかかわる可能性があった件が印象に残っています。 悲しかったこと……これは、事件記録の整理中、井ノ島駿河の死亡診断書に直面した時ですかね。感情を処理し損ねたまま、ただ手が止まりました」 43. 楽器演奏、ダンス、歌、絵画、演劇など、芸術方面に興味や才能はありますか？それは誰かと共有し合いますか？それとも他の人には秘密？ 「才能というほどのものはありませんが、絵画鑑賞には関心があります。 色彩構成や構図の設計には、思考の静けさを取り戻す効果があるように感じます。 共有はほとんどしません。言葉を使わない時間は、私にとって個人的な安定装置です」 44. 寝付きは良いですか？早寝早起き、朝が弱い、よく特定の夢を見る、うなされていることが多い等教えてください。 「寝付き自体は悪くありません。 ただ、夜中に目が覚めることがあり、その時点で仕事や思考に切り替えてしまう癖があります。 夢の内容はあまり覚えていませんが、時折学生時代の教室が場面として出てくることがあります。特定の誰かが登場することも……なくはないですね」 45. 日常生活の中で幸せを感じる瞬間を教えてください。 「予定より早く目が覚め、静かな時間の中で書き物をしている時。 特に、他人の気配がない場所で、記録が綺麗に整っていく過程にはある種の静かな充足感があります。 それが幸せという言葉に相当するかはわかりませんが」 46. 羨ましい、もしくは妬ましいと感じてしまう相手はいますか？誰の、どのような部分にそう感じるのでしょうか？それは態度に出てしまいますか？ 「あります。 かつて、常に正確で、なおかつ誰からも信頼される人物がいました。 その存在を妬みと呼ぶか理想と呼ぶかは……今も判断しかねています。 態度には出していません。出すべきでもないとも思っています」 47. 他人からはどんな性格だと言われますか？自覚はありますか？それとも無自覚で、納得いかない？ 「冷静、落ち着いている、何を考えているかわからない、という言葉はよく聞きます。 おそらく間違ってはいないと思います。 ただ、内側の熱量までは伝わっていないだろうとも感じています。 それを伝えるべきかどうかは……状況によるのでしょうね」 48. 今ある全てのしがらみから抜け出して、全く新しい場所で人生をやり直すなら、どんな場所でどんな風に生きて、何をしてみたいですか？ 「人間の痕跡が極力少ない場所で、情報整理や記録収集の仕事に就く。 誰とも会話を交わさず、機械的に情報と向き合うような生活……そういう想像をしたことはあります。 ただ、そこに“生きている”という実感があるのかはわかりません」 49. 将来自分はこうなっているだろう、もしくはなりたいと想像していますか？ 理想の形があれば、それは実現可能だと考えていますか？ネガティブな未来像であれば、そこから脱却する方法は模索していますか？ 「将来像は、できる限り曖昧にしておくようにしています。 目標設定が固定化されると、そこに至らなかった時の喪失が大きくなるので。 ただ、ある程度の役職に就いたとしても、個人の理想や信念を組織に混在させない姿勢は維持したいと思っています」 50. 生きること（存在すること）とは○○である。○○の中を自由に埋めてください。 「生きることとは、“記憶に耐えること”である。 選び取ったものだけでなく、選べなかったものも抱え続ける覚悟がなければ、人は長くは進めないと思いますよ」

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