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【職業】 2015「芸術家(基本)」EDU*10+DEX*10 特記:専門とする分野の【芸術】または【製作】技能に+10%のボーナス。 選択技能 〈生物学〉〈芸術(現代アート)〉〈天文学〉 ▶︎現代アートは製作だけのものじゃない気がしたこと、生物、天文を題材にしたアートも手がけるため。 【趣味】 〈聞き耳〉…季節の音を録音して作業BGM代わりにしている。 〈図書館〉…画集は高いので図書館に通い詰めている 〈オカルト〉…痣についてや芸術の一考のためにいろいろ調べてた 【人物】 無表情かつぼうっとした中性的な女性。行動の全てがぎこちなく、また変わった髪色や目の色、全身に彫られた刺青から交友関係の構築はうまく行っていない。おそらく友人と呼べるのは幼馴染2名だけ。行動こそ変わっているが、言われたことは聞く。 彼女の作品は一言で言えば「可変」であり、いわゆる考察が好きなマニアたちからは非常に好評である。 「うたかの名前は、黶問鵜鷹。です」 「きみがそうしたいなら、うたかもそうします」 【秘匿】 君は幼い頃より胸に不思議な模様の痣がある。昔は気にしていなかったが、最近になって痣が妙に痛み出す。病院へ行けども原因不明……放っておくとどうなるか不安で仕方がない。ぼんやりした記憶だが、この痣が現れたのはたしか10 年前。 ――あの映画館の最後の日だ。 もしかしたら、あそこに手がかりがあるかもしれない。 君の目的は【痣の原因を突き止めること】だ 【人物2】 黶問鵜鷹は自我が希薄である。自身の身体的性別が女であることはわかるのだが、それでも自分の性別がわからない。自分が鵜鷹であるのはわかるが、本当にそうかわからない。ラベルと中身が別のような気がしてならない。自分という存在の理解ができていないどころか「この体は自分のものかどうか」にすら疑問を抱いている。 そもそものルーツは、鵜鷹がどこかの外国で生まれた”らしい”ことから始まる。父と母はいるが、2人とも目が黒色であること、そして鵜鷹とは肌の色が違うことから本当に自分が「黶問鵜鷹」かがわからなくなっていた。実は両親は鵜鷹の義理の家族なのであるが、そのことを隠し通そうとする両親とのすれ違いが起きている。しかし双方がそれに気づいていない。義両親は鵜鷹を愛情深く育ててくれたので乖離があるだけで問題はない。人によっては過保護とみえるかもしれないが鵜鷹の中ではそれが事実である。 現代美術家になったのは自分のこのよくわからない気持ちを表現してみようと思い立ったといえば聞こえはいいが、父に勧められたのでそうなっただけである。実際向いていたので問題はない。 ちなみに刺青は痣を芸術的に魅せたいと考えた鵜鷹なりの工夫である。痣もひとつじゃかわいそうかもしれない。 植物のように感情の起伏なく暮らしていた鵜鷹にとって、この「不安」は大きな「違和感」であり、取り除くべきものである。おそらく生まれて初めて身体と精神の意志が一言一句同じ答えを弾き出した。これは異常事態である。またあの乖離に戻るために、鵜鷹は10年前のことを思い出さなくてはならないと、そう思っている。 「うたかは、鵜鷹。です。みんながそういうので、間違いはない。です」 「この痛みは、うたかの何かを揺さぶります。これは危険である。かも。うたかがうたかでいるために。これは、なんとかしなくてはいけない。です」 【誕生日】 2月29日 【イメージカラー】 光悦茶(こうえつちゃ) #9A725C 【名前の由来】 黶(あざ)の意味を問い、探す(鵜の目鷹の目)ため。

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