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■特徴表 1-9 一家伝来の宝物 　源家の白髪は、先祖である源氏が土蜘蛛を倒した時、その呪いにより蜘蛛の糸が生えてしまったもの。正確には、当時迫害されていた土蜘蛛と呼ばれた人々が、源氏を呪うために普通の人間のフリをして嫁ぎ、子を成した時に源氏の血に土蜘蛛の呪われた血を混ぜてやったことで、以降その子供からはまるで蜘蛛の糸の様な白髪を持つ子しか生まれなくなったというもの。源でありながら源から切り離された源家は、それでも己の祖先との縁を失うまいと名を変えることは許さず、今日に至る。正しく源氏の子孫であり、平家の敵ではあるものの、敵に呪われ本家からも疎まれた家の末路は、如何様なものか。 6-4 実は生きてた ■人物 源 銀(みなもと しろがね)の実兄。極道の家に生まれた跡取りとして幼少期から孤独とは無縁の生活を送ってきた。学校でも家の関係者がいたため、常に家に縛り付けられている状態で、プライベートというものの無さに嫌気がさして、授業をサボって学校から姿を消すこともよくしていた(たいてい近くの河原で寝てた)。 そんなこんなで高校生の頃に敵対関係だった平氏家に家族を皆殺しにされ、唯一生き残った自分と妹で殺し合いをさせられ、妹に"復讐"という呪いを刻んで生き別れることで、初めて家から解放されたような錯覚を覚えた。 けれど己の血はそれを赦さず、妹に刻んだ呪いは無意識のうちに自分の心にも刻まれていて、平氏家の頭から源を討ち取った記念ということで犯されたことから、復讐心が芽生え、内部から平氏家を崩壊させようという気持ちが生まれた。 その後は平氏家の人間として振る舞い、命じられたこと全てに応え(頭からの慰みの命にも)、薬から人殺しまで文字通り何でもしてきた。 平氏家の人間として最後まで残るために、最後に一人生き残った平氏家の人間になった自分を妹に殺させるために、そうして復讐(跡取りとして家を守れなかった自分に対する源家の跡取りとしての復讐も)を完遂させるために。 そして平氏家の幹部にまで上り詰めたところで、やっと少しばかりの自由を得て、都会の真ん中辺りの高層マンションの良い部屋を買った。 そうしてやっと、その小さな自分だけの部屋、自分だけの城を得たことで、初めて一人になることができ、僅かな間だけれど己を縛り付けていたあらゆるしがらみから解放された。 そうして度々その部屋に寝に帰っていると、ある日誘拐される(ここからオパ執)。 ■通過したシナリオ 『オパールの執愛』 （KP：さえき、KPC：伯矢千鶴） →END執愛 伯矢千鶴という彼女ができた。 上記の高層マンションの部屋を貸し与え、好きに住まわせる。たまに泊まりに行って、一緒に寝たり抱いたり色々している。 『蝉ザファイナル』 （KP：にささん） →生還 『ハッピーエンドは君が殺した』 （KP：もなか、HO：魔法使いの弟子） →END『ハッピーエンドは君が殺した』 獲得AF『箒』 あの時持っていた箒。いつの間にか手元にあった。このAFを持っている限り、PCのMP上限には+2の補正がつく。 ただしこれを持っているならばPCが短期の発狂した際、発狂内容の11番目に 『魔法使いの弟子（あなたは全てに対する気力を無くす。探索することも、議論することも、推理することも、歩くことも、いっそ生きる事も何もかも面倒に感じるだろう。あなたは怠惰になり、今していること全てを放棄する。）』 を追加し、1d11で発狂内容を決める。普通の短期発狂と同じ扱いになるため精神分析等は適用される。 「魔法はいつだって君のためにある」 あなたの中にある狂気。その証。

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