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しのみや　れい デザイナーベース 自分の容姿を隠すためにデザイナーになる(フリーな為偽名で活動：一之瀬深月イチノセミヅキ） 自分の見た目が大嫌いではすまないくらい嫌悪している 他人から見れば美しいだろう容姿は自分からしたら醜悪そのもの 幼少期から父親はおらず母子家庭で育つ 最初は可愛がってくれていた母も年齢を重ねるにつれ父親の面影ががっつりでてきた麗を憎悪のこもった目で見つめる 暴力をふるってくれた方がましなくらい、嫌悪、嫌忌、憎悪、ありとあらゆる負の感情を目に宿し接してくる ただたまにふと優しくなるときがあるがすぐに苦しそうに泣きそうな表情に変わりそれも消え元に戻ってしまう 父親に似ていなければ、この目や髪、容姿がこうじゃなかったら母親はあんな目で見つめてくることはなかったのだろうか 面影がでる前のように笑ってくれたのだろうか、優しく呼んでくれたのだろうか 愛してくれたのだろうか 自分のこの容姿が嫌い、嫌い、大嫌い、憎い、忌々しい そう思い始める どうにか似ないようにと頑張るも遺伝子には勝てず似ていく 好きな人が出来色んな努力をするも学生時代裏では”顔だけはいい””アクセサリー””人形”等々呼ばれていた 好きだった恋人が誰かと”あいつ顔だけはいいからな、一緒にいると気分いいんだわ”という会話を聞き別れる その後も知らない女性から泥棒ネコなど呼ばれ身に覚えがない修羅場は茶飯事 そのせいか、避けることや喧嘩を覚えたが傷を作って帰った日、母親の感情が弱まった気がした それ以降さらに激しく喧嘩をし傷をつけて帰って来るし、傷が安心感を与えてくれるようになる 母親は変わるどころか感情が増していく一方で辛くなり大学になると同時に一人暮らしを始める 誰も私の中身なんてみてくれない、中身に興味さえもってくれない 私は生きている価値があるのか、中身がいらないなら人形と一緒 でも人形の方がまだまし、中身がなくとも外見を愛してもらえる 私は？外見も中身も、全部全部愛してもらえない 背中、腕、太ももにタトゥーあり 基本顔は隠れている とある出来事から容姿が変わり万々歳 もう鏡を割らなくて済む、顔を隠す生活を送らなくてすむ ああ、なんて嬉しいことだろう ▶︎シナリオ デュラハニズム

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