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===以下、2話時点=== ■UGN本部査察部第４課（*）付き 白十三というUGN内の後見人が消息不明となったため、黄鶲三夏は手順通りの手続きを受けることとなった。 能力の調査と訓練、適切な部隊配置だ。 生来、頭が良いわけでもない彼が何も分からぬまま手続きは進められた。 「――《意志の具現化》か」 明波島事件の規模に興味を持ち資料を眺めていた男の眼に止まった。 「面白いじゃないか。使ってやるのも悪くない」 その男はUGN中枢評議員――アッシュ・レドリックと言った。 配属先は「UGN本部査察部第４課付き」――《離反者狩り》の尖兵として黄鶲三夏はキャリアをスタートした。 *UG P.78 ■執行者 5年間、UGN内外の不穏分子の殺害を請け負う部隊として活躍。多くの人間を死に至らしめる。 《意志を具現化して武器化する》――即ち「任意の視界に不可視の武器を作成する」という能力を重宝された。 また、当初ソラリス／オルクスと目された能力は「ウロボロス」であると判明した。 オルクスとしての能力は影に喰らわれ、ソラリスもまた侵食されつつある。 その発現は三夏の穏やかな気質、その摩耗に起因するかのように。「これは何かを喰らい傷つけるための能力である」と彼自身に突きつけるかのように。 「純粋なウロボロス」へと次第に近づいている。 なおこの判明についてアッシュ・レドリックは驚くでもなく、満足げに微笑むのみだったという。 ■…… つっきーは言っていた。UGNは島や家族を護ってくれる良い組織だと。 家族を護りたいならUGNに来いと。それが正解だと。 オレは"こちら"を選んだ。詠葉ちゃんやねずを置き去りにして。だから……やり遂げなくちゃ。 ■その他 ・みぐまさんが宜しければ、5年の間に詠葉ちゃんのかつての家族状態を調べて知っておければと思います。 ・いつか島にみんなを助けにいく。そんな夢も段々と日々に色あせていき、そして―― ・"D1"と呼ばれる。それは４課付きエージェントに与えられる無骨な番号であり序列。 　その入れ替わりの早さからDeath、Deadの略だとも揶揄される。 ===以下、１話時点=== 「ふわーあ。ねみー…」 「おー、あいね。……縮んだ？」（自分が伸びた） 「うたはちゃんって、なんか……縁側っぽいよな」（ホッとするの意） 明波島生まれ、明波島育ち。いつも眠そうにしている健康優良児。 マイペースで深く考えすぎない、良くも悪くも直感重視。そのせいでぶっきらぼう・適当に見られることもある。 ■健康優良児 中２にして175cm、まだまだ背が伸びている。「膝、いた……」（成長痛） 体育はめちゃめちゃ得意。体を動かすのが好きで、少しいきいきする。 口下手な分、運動で気持ちを発散しているのかもしれない。 ■勉強 堪え性がないのであまりよくない。（ちょっと考えてわからないと「まあ、いっかー…」となる） 興味ある分野が見つかると変わるかもしれない。 ■まんなかっこ ６人兄弟の真ん中っこ。兄・兄・妹・妹・弟。 兄２人は島を出て、救急救命士・国家公務員などの職についていてなかなか帰省できない。 そのため、島ではいちばんのお兄ちゃん。下の兄弟は年が少し離れているため、面倒をみている。 「あー…めんどい。ケンカすんのやめなー」 たまに兄が帰省したときには可愛がられている。「はは！ぐんぐん大きくなりやがって、この」「やーめーろーよ～～～～」 ■両親 両親とも健在。母親の口癖は「いつだって笑顔がいちばん」。元気はつらつで素敵な人。 若いころはとっても美人で、大恋愛の末に父が射止めたらしい。 ■余談 のんびりしているためか、動物によく好かれる。 甘いものとか好きそう（子ども舌）。考え中。

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