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風切 大成(かざきり たいせい) 一人称:俺 「風切だ。風切 大成。好きに呼んでくれて構わない」 「キャリアには特に興味は無い。俺はただ、自分の正義を探しているだけだ」 捜査第三課に所属する刑事。 元は交番勤務のお巡りさんであったが、運が良いのか悪いのか窃盗犯やら暴行犯の犯行現場に居合わせる機会が多く、それらの現行犯逮捕を積み重ねていくうちに検挙率が上がり、上司からの推薦で講習などを受け若くして刑事課に配属される事となった。 こんな風にちゃんと実績を重ね配属された為、期待の新人などと周りには思われている。 パッと見堅物かつ口数少ない真面目な人間、と言う印象を受けるが故にクールだったりなんだったりと言われる事が多め。 なお、実際は真面目な顔をして頭の中ではぼんやり適当な事を考えているタイプの人間である。 書類の整理をしながら「次の休日にどこぞへスイーツを食べに行きたい」だとか捜査から署へ戻る際、通り過ぎた猫を見ながら「猫カフェもいいな」などと考えている。真面目な顔をしながら(重要) それでも一応、ちゃんと刑事としての仕事はこなしている。書類作成も捜査も聞き取りも問題はない。たまにちょっと変な方向に思考が飛ぶだけ。 三人兄弟の長男。 3つ下に妹、8つ下に弟がいる。(2人とも探索者) 三兄弟揃って剣道を習っていた為、その辺りの心得はある。今でもよく道場へ顔を出しており、そこで師範代(見習い)として勤務している妹と手合わせをする機会も多い。 真っ直ぐすぎて不器用。嘘はあまりつけない性格。冗談は真顔で言う。 初対面では堅苦しく見えるかもしれないが、話していくうちにただのポンコツがバレる。 警察になった明確な理由は無い。 幼い頃より父から兄弟揃って言われている事があった。 「お前達が生きて、その生を全うするまでの間に自分の思う『正義』を見付けること」と。 正義、と言われてもピンとは来なかった。それは当時も今も変わらない。 警察になったのはただ正義＝警察というイメージがあったから。 そんなぽやぽやとした感じで警察になり、そして気付けば刑事になっていた。 ただ、それではいけないという思いも少しばかりあるらしく、自分の『正義』とやらを考えながら日々を過ごしている。 AF:押し花の栞→SAN値を直葬されるようなSANcを受けたとき、一度だけ振り直すことができる。使うと滲んだように色あせる。

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