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HO2 表の使命 「真元 祈と恋仲になること」 裏の使命 「皆と一緒に生きて、大人になること」 －－－－－－－－ ・マイペースで照れ屋。普段は誰にでも優しくてのんびりした雰囲気だが、本気で怒ると口調や態度が冷たくなる。 ・身の回りの人たちがとても大事。 ・成績はそれなり。理数系はちょっと苦手。国語の授業はまじめに受けている。 ・写真部に入ったのは、友達や真元くんの写真を撮る口実がほしかったため。愛用のデジタル一眼レフはバイト代で買った。（近所の古本屋でバイトをしている） ・保健委員所属。部室にいないときは保健室にいることが多い。保険医の手伝いをしたり、後輩の悩み相談にのることも。 ・手先はそこそこ器用で料理が趣味。節約のためにお弁当を作っている。 ・将来の夢は博物館の学芸員。 ・自分が日本刀を使えることに疑問はあるが、今は大事な人たちを守るためだと思っている。こっそり体を鍛えている。 ・技能補足→応急手当て：保健委員での活動で上手になった／回避、キック：大事な人たちを守りたい／精神分析、心理学：人の心に興味があり、話を聞くことも好き －－－－－－－－－－－－－－－－ 【回想　HO２】 ① 此処は何処かの洞窟。私は腕の中に一人の男性を抱き締めて居た。 『――…さん、死なないでください…！！』 『私は、貴方に会えて良かったです…。』 『最後に我儘を聞いてください。　…口付けを、しても良いですか？』 私は涙を流し、彼も弱弱しく微笑む。 そっと重なった唇と鉄の味。二度と忘れない、忘れられない胸が張り裂けそうな想い。 ＿＿これはいつの、何の記憶だろう…？ ② 「HO１」――…いいえ、本当の名前は葛城真琴だと誰かが囁く。 そして、「HO1」と葛城真琴の姿が重なって見えた。 忘れていた記憶が呼び起こされる。 そうです。私は前世で「HO1」、「HO3」、「HO4」とずっと一緒に過ごしてきました。 ...なんで死んでしまったのでしょう？ …なんで今も成人まで生きられないのでしょう？ ＿＿記憶は曖昧で濁っている。 ③ 『根源接続』 それが私に与えられた異能力です。 望まない人体実験の果て、発現した世界を思いのままに改変する力。 その力を使って私、＿＿＿＿は、過去の悲劇の真実を知った。 私達を弄ぶ、混沌と深淵に潜む神の姿と捉えた。 私達4人の平穏が壊され、殺される未来を視た。 大切な「HO1」、「HO３」、「HO4」と過ごす日々を守る為に、私は一人で邪神に抗おうとした。けれど、それは間違いで、最終的に4人全員で立ち向かいました。 異能力を限界まで行使し、やっとの思いで歪な運命に終止符を打つことが出来た。 その代償として、私の存在が消失しかけましたが、皆さんに助けられ私は生き残る事が出来ています。そうして、私達は、確かに邪神のいない世界を、ハッピーエンドを迎えた…筈なのですが。 ④ 視界が炎に埋め尽くされている。 自身の中に宿る異能力の源＿＿異能力結晶は奪い取られ、抵抗も出来ないままに私と「HO3」、「HO4」はカルト教団になぶり殺されました。きっと私達が神殺しを成したから、それの罰と報復なのでしょう。 四肢は焼かれ、切断された箇所からは赤い液体が零れていく。 視界の端で『先生』＿＿「HO1」が異能力を行使しようとし、「もう無理だよ。諦めなよ…！」と悲痛な表情を浮かべ、星見伊織に止められている姿が目に入る。 死へと近づいているからだろうか、ようやく彼らの正体を思い出す。 『先生』の正体を。＿＿吸血鬼。永久の時に縛られた、死ぬことが許されないモノ。 『星見 伊織』＿＿魔術師。永久の時を生きる事を選んだ。世界の法則から外れた、前世の大事な親友。 限界を迎えた私の意識はゆっくりと闇へと沈んでいく。 最後に脳裏に浮かんだのは、私の前世の婚約者＿＿『山本日向』の姿だった。 神話事件に巻き込まれ、私の目の前で殺害された最愛の人。 来世、なんてモノがあればまた、巡り会えるのでしょうか？ また、私の事を愛してくれるのでしょうか？ 間に合わず、助けられなった後悔、罪悪感は拭えない あの胸が張り裂けそうな想いは二度と忘れられない。 唯一の心残りは、日向さんに私の想いを告げられなかった事。 なんて、存外私も乙女だったのですね。と苦笑いを浮かべる気力も残っていない。 「日向さん。私＿＿＿＿は、貴方の事を......。」 私の意識は途切れる。 此処に、月村未那は死を迎えたのだった。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 追記 4月１日 今日からみんな高校２年生、と思っていたのに微風先生から信じられない話を聞いた。 私はこれからもみんなと一緒に笑っていたい。生きていたい。 転校生の伊織ちゃん、不思議な女の子。 真元くんの部活の様子を見せてもらって、一緒に写真を撮ることができた。これはお守りにしよう。絶対に忘れない。 頭痛と不思議な光景、悲しい気持ち。でもあの人がショウ君でもマツダ君でも真元くんでもなくて、古牧先生でもなくて、それだけはほっとしてしまった。 4月2日 真元くんが誘拐されたという話を聞く。 助けたい、と思う。私の気持ちは届かなくても、真元くんは大事な友達。 また、不思議な光景を見る。 古牧先生にどうしても聞いてみたかったこと。困らせてしまったけど、先生は教えてくれた。私たちの知ってる先生はここにいる先生で、みんな先生のこと信じてる。今度、先生の好物のオムライスを作ろうと決めた。 みんなで学校を休んで図書館へ行った。一緒にこんなことするの初めてだった。なんだかくすぐったい。 伊織ちゃんはなにを考えているんだろう？でも「嘘は言わない」の言葉は本当のような気がした。 孤児院で知ったこと。思い出したこと。今はまだ言えないけど、私はみんなと一緒に生きて帰る、絶対に。もう誰にも悲しい思いはさせないし、私が守る。そのための力、なんだよね？ 日向さん…間に合わなくて、守れなくてごめんなさい。許してほしいなんて言えないし、もし会えても私の気持ちを伝えていいのかもわからない。でも今度は絶対に守るから。 伊織ちゃん、思い出したよ。 真元くん、巻き込んでごめんなさい。絶対に助けるから待っていてね。 ショウ君、マツダ君。大事な友達で家族。これからもいつものように仲良くしていてほしい。2人の周りのあの空気、好きだよ。 古牧先生、私たちのこと見守っていてくれてありがとう。でも1人で背負わないで苦しまないで。みんなここにいるよ。 微風先生にも、もう悲しい思いはさせない。どうか笑っていて。 同じことはもう繰り返さない。誰も傷つくことのないように。それが、私がここにいる意味。 研究室の地下にはひどい怪我をした祈くんがいた。口を開くのも大変なのに、私になにかの包みをくれた。 そのまま倒れた祈くんを助けたくて、力を使って、私も死んだ…はずだった。それがショウ君とマツダ君が力を使って私を生き返らせてくれた。 私が今ここにいるのは、見守っていてくれた先生と、力をかしてくれたショウ君とマツダ君、祈君とそよかぜ先生のおかげ。だから、みんなの幸せのためにできることをするだけ みんなが過去を思い出して、力を取り戻していく。 そよかぜ先生の渡してくれた小説には、私達の知らなかったことが 先生の力で、私たちは過去へ飛んだ。過去を変えることができれば、もしかして 不定発狂内容　セッション中継続 「HO１～４、自分を含む誰も欠けさせないという狂気染みた執念」 ※雪乃にとって真元くんは特別な人（異性として好き）で、ショウ君とマツダ君、古牧先生は大事な人 （昔から一緒だった2人となにかと面倒を見てくれた先生。家族みたいな友達みたいな） 不完全な記憶だけど4人で一緒にいたことを思い出して、これからもみんなで一緒にいたい生きていたいと思うようになった ※HO2BGMの時計の音のイメージ HO2〜4には、時間を進める＝みんなで大人になる、これからも一緒に生きていく HO1には、時間を動かす＝HO1の人生を動かす？ 回想や公開された情報から、HO1の時間はあの事件から止まっているような気がしたので。（過去の姿のままHO2〜4を守ろうとしてくれているのは、同じことを繰り返さないために生きているのかな…と。そして死ぬことがないから、その場所に囚われているような。繰り返しを止めることができたら、HO1は自由になれる？）すごい個人的な解釈なので、HO1のPLさんとは解釈違いしてるとは思いますが、メモ代わりにここに 【秘匿】 ・物心ついた頃から日本刀の扱いについて深く理解しており、ドラマなどで見る日本刀の使い方の正誤が分かる程である。技能：日本刀の初期値を80％とする。 ・貴方は同級生でクラスメイトでもある真元 祈(まもと いのり)という男性に恋をしている。 どうしても真元 祈と仲良くなりたい。あわよくば愛して欲しいと願っている。

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