タグ： 泡沫。 HO2

　18歳の高校二年生。お嬢様学校のライフル射撃部副部長。苗字が読みにくいことで有名。イメージカラーは白と藍色。 　高天原灯火（ともちゃん）とは幼いころからの親友である。 　優しくて我慢強く、真面目な女の子。人見知りが激しいが、仲良くなると冗談も言うようになる。基本的に遅刻はしない。ずる休みは人生で一度だけしたことがある。 　ともちゃんの笑顔がいっとうすき。彼女を心の支えにしており、なにがあっても守りたいと思っている。ともちゃんが幸せであることだけを祈っている。そのためなら、傍にいることを諦めてもいいと思えるほどに。 　 　そばかすがコンプレックス。名前と絡めて悪意あるいじり方をされることが多かった。小さい頃、男の子にからかわれているのを灯火がかばってくれた。その姿に憧れ、話しかけるうちに仲良くなった。今では遠慮のない関係。太陽のような彼女の明るさを尊敬し、好いている。昔は泣き虫だったが、灯火のそばにいるうちによく笑うようになった。 　ともちゃんの笑顔が大好き。二人で撮った写真をスマホケースの中に入れており、心の支えにしている。端末内のアルバムにはともちゃん専用のフォルダがある。 　すこし厳しめの家庭で育った。幼少期は見ていいテレビの時間や番組は決められており、土日の朝も父親がニュースを見ていた。それゆえ、みんなが観ている児童向けアニメの話題についていけず、寂しい思いをしたこともある。 　灯火の影響でプ○キュアや戦隊ヒーローに興味をもった。灯火の家でよく一緒にヒーローものの録画を観ては、どんな風に戦うかを話し合って遊んでいた。 　 　高校ではライフル射撃部に入部。副部長を務めている。目をきらきらさせているともちゃんが可愛かったので自分も入ることにした。 　筋力のない自分も飛び道具なら使えるのでは、と考えたのも動機の一つ。ヒーローものの影響か、意外と好戦的である。灯火をかっこよく守りたいという気持ちもある。 　華奢な見た目に反して食べることが好き。決して小食ではないのに、一向に背が伸びる気配はない。横に成長しているわけでもないので、どこに栄養が消えているのかと不審がっている。 技能理由 ライフル：部活動。 応急手当：おてんばなともちゃんのため。 写真術：ともちゃんのシャッターチャンスを逃さない。 目星：部活で物をよく見る習慣がついた。 ナビゲート：ともちゃんが迷子にならないように。 説得：危ないことをしようとするともちゃんを止めるため。 経理：ライフル射撃部の会計も兼任している。 　ともちゃんが幸せに生きることがわたしの幸せだ。あの子に危険が迫れば、どんなことをしてでも守り抜くヒーローになりたい。 それがあの子から離れることで叶うなら、お別れだって怖くない。だから今日、わたしはともちゃんへ"さよならを言いに来た。"

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