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忘れられない夏・秋のネタバレを含みます げんみだめ --------------------------------------------------- ●俳優（2015） 職業技能：言いくるめ、運転（自動車)、芸術（演劇）、心理学、説得、変装 ＋個人的な関心の技能２つ…聞き耳、回避 秘訣は笑顔から！悲しい顔はほとんど見せないプロ意識を持つ。 とある事から男性が苦手である。それ故、スキャンダルは一度も無い。未婚。 中学生になって以降、芸能活動が徐々に忙しくなり始め、卒業と共に東京の高校へ進学。 東京に行くことになったと誰にも言えないまま引っ越し、現在に至る。 女優としてドラマや映画等の映像作品を主として活動を続けていた。 しかし本人はあの夏以来、歌に興味を持ち始めていたのだった。 いずれは大きな劇場でミュージカルに出られたらという夢を胸に秘めており 幼少期から活動のサポートを行ってくれていた母親にも何度も相談をしたものの 母親には檸檬を”映像作品で活躍する女優”として育てていきたいという夢があった。 お互いの方向性や意思が上手く嚙み合わないまま、徐々に亀裂はできていく。 檸檬は次第に、自分は本当にこれでよかったのだろうか？と悩むようになる。 物心がついた頃には既に、この世界にいた。 カメラで撮られるのも、テレビに映るのも、雑誌に載るのも、全てが日常だった。 確かに仕事は楽しいし夢だって持っている。続けていきたいとは思っている。 母の言う通り、このまま映像作品に出ていた方が安定して仕事を得られる。 ずっと支えてきてくれた母の夢も、叶えたいとも思う。 だけど本当にそれでいいのだろうか。 自分が本当に望んだことは何だったのだろうか。 ……30歳。節目だ。 周りではこの年で引退を決意し、新しい世界に進む人も多く見られた。 いっそその中の一人になるというのも、選択の一つなのかもしれなかった。 ふと、思い出す。 小学生の頃仲が良くて、肩書も何も気にしないでいつも一緒にいられた大好きな三人のこと。 いつも気だるげで態度は良いとはとても言えなかったが、いつだって助けてくれた担任のこと。 忘れられないあの日の青春。 檸檬は、本当はとても寂しがり屋だ。 幽霊だって本当は怖かった。 肝試しに行くのだって、こっくりさんをするのだって、怖かったのだ。 それでもその先にある代えがたい友人たちとの思い出や絆を想像するだけで 勇気がみなぎり、胸は期待に高鳴っていた。 ――例の店については未だに心に大きな傷を残しているが……。 何も言えずにここまで来てしまったこともまた、引っかかっていた。 会いたい、もう一度。 スケジュールを必死で調整して、彼女は同窓会に顔を出す事に決めた。 ■何らかの不満があったり、夢が叶っていなかったりする 「これからの女優人生をどうしていくか悩んでいる」 「みんなと疎遠になってしまったことが心残り」

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