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のらりくらりとしてる紙芝居屋のおっちゃん、人妻と噂話が好き 文武両道に育つように文武郎と名付けられた。 しかし生まれつき体が弱かったため、外で遊ぶことができず勉強ばかり強要されて育った。 家庭教師のおねぇさん（40歳）に小学生ながら恋していた。 お勉強のその気晴らしとして絵を描いたりお噺を考えるのが文武郎の趣味で、それをおねぇさんが褒めてくれるので舞い上がっていた。 美術学校に進学したいと父親に打ち明けるも猛反対され諦める。 それもそのはず、不器用で絵は下手くそなのである。 時頭が良く、優秀な成績をおさめ、そのままエリート街道を直進、政界入りを果たす。 その後順調に出世するも お偉いさんの嫁との不倫が発覚し政界を追わる。 父親はそのせいで心労がたたって死んだ。 父親が死に、社会的地位も失ったが彼は自由になれた。 今は父親の財産を好き勝手利用して過ごしている。 紙芝居を空き地で行って子供から根回しをして人妻を口説くのが日課。 お噺のネタを集めるため帝都変態倶楽部に入っており、結構仲の良い友人もできた。 父親から車の運転技術は教わった。体が弱いため護身用に拳銃の練習もさせていた。 イタリア語は、学生時代、留学してイタリア男たちに人妻の口説き方のレクチャーをしてもらったため身についた。 口説いた人妻がその気かどうか知るための心理学、精神的に疲れた人妻を落ち着かせるための精神分析、不倫を問い詰められたときのための言いくるめなどは日常的に身についていったものである。

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