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CoC「R∈D – Re:Dawn -」 HO3 - 皆既 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 警視庁犯罪対策特務課・通称【R.E.D.】に所属する警察官。 誰に対しても馴れ馴れしく接しており、どことなく軽い印象を受ける……かもしれない。パーソナルスペースが狭く、ボディータッチもほかの人に比べれば多め。最近はコンプライアンスを気にして抑えるようにしているが、うっかりやってしまったときは謝る。こんなことで上に訴えられて首が飛ぶのは嫌とのこと。 呼び方は基本的に下の名前呼び捨て(ごくまれにニックネーム)で、年上には敬称をつける。あまり立場で呼び分けることはしない。 一人称は「オレ」「おじさん」「お父さん」のいずれか。基本オレだが、年上ぶりたいときはおじさんになる。お父さんは蛍の前のみ。 娘の蛍も警察官、そしてR.E.D.の一員になったこともあり、苗字ではなく遼紀をもじった「ハル」と呼んで～と言っている。強制はしていないので、実際にどう呼ばれているかはみんな次第。 怠惰なように見えて、やるべきことはきっちりやるタイプ。R.E.D.発足当時から所属する数少ない一員であることからも、態度に隠された実力の高さを窺える……かもしれない。 43歳にしては若く見えるが、本人曰く努力しているから。若見えって言葉あるんでしょ？それそれ。 見た目は若くてもそれ以外は老いに抗えないらしく、食べる量が減ったりたまに物忘れがあったりということがあり、最近の悩み。 喫煙者で、軽いものを1～2本吸っている程度。毎日吸っているわけでもないので、依存症ということではなさそう。 「オレは鶴ケ谷遼紀。名字呼びだと紛らわしいしハルって呼んでいいよ～」 「若いっていいねえ、オレにもそんな頃があったっけ」 「何かあったらいつでも頼って。おじさんにもカッコいいところがあるって見せないとね。年長者の腕の見せ所ってヤツ？」 「蛍、あまり無理はしないこと。お父さんからの頼みだ。分かった？」 ※以下HO3秘匿バレあり ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ……なんて、全部嘘だよ。 年齢も、名前も、見た目も。「鶴ケ谷 遼紀」を構成するものの何もかもが嘘でできている。 本名はHarold Lewis(ハロルド・ルイス)。32歳だが、実年齢は168歳の英国人。 【黄金の夜明け教団】に所属し、逆行する寿命を手に入れた。 ◆教団関連 老いることが恐ろしかった。死ぬことが恐ろしかった。不老不死なんて馬鹿げた話だと、皆は笑うかもしれない。それでも俺は、不老不死に焦がれていた。手に入れたかった。研究の果てに手に入れたものは寿命の逆行だが、これは非常に都合がいい。死ぬことを遅らせるだけではなく、老いからも自分を遠ざけてくれる。そうして得た長い時間を、自らが追い求めるものの研究に使うことができるのだから。 教団名は「英雄は羽ばたき春宵を渡る」(えいゆうははばたきしゅんしょうをわたる)。 (PL的には春宵→はる、羽ばたく／渡る→鶴は渡り鳥なので、のイメージ。この名前を他PCが見聞きすることがあるかはわからないけれど、見たときにあれ？となってくれるかもしれない要素を入れたつもり。Haroldが「英雄的な導き手」という意味を持つようなので、その要素も少し混ぜました。) ◆日本に来た経緯 記憶を曇らせる呪文や平凡な見せかけの呪文を習得しているとはいえ、あまりひとつの場所に長居したくないタイプ。せっかく寿命が逆行し、見た目も好きに変えられるようになったのに、長居することで周りに合わせて年を取ったように見た目を変えなければならないことが嫌で仕方がなかった。 なので、国を超え、その地域に滞在しはじめ、馴染んだ頃にまた移動して……を繰り返していた。移動するたびに見た目も名前も変えていたが、常に20～30代に見えるような呪文を使っていた。 最初は英語圏の国を転々としていたが、25年前に知り合った人が日本人で、以降、日本に興味を持つようになる。日本に来たのは20年前。 ◆蛍について 蛍とは20年前に出会った。拾ったのは、亡くなった妻の面影を感じたから。当時は5歳だというのに、不思議なものだ。少女のことを無視してもよかったのだが、前述の理由からそんな気にはなれず、以降、家族として一緒に暮らしている。 当時の自分の見た目は20代前半だったが、蛍と一緒に暮らすようになり、ゆるやかに見た目を老いさせている。(現在は30代前半の見た目) 蛍が成人した頃に記憶を曇らせてまたどこかへ旅立つつもりでいたが、自分も蛍も警察官になったこと、蛍が一人暮らししなかったことで、かれこれ20年は一緒に生活している。 現在名乗っている名前はこのときに決めた。漢字は後付け。(なので年齢のわりに名前の字面は少し若い印象を感じさせる) 彼女に対して抱くこの感情が、愛情なのかわからない。 独りで生きることに慣れすぎてしまった。この感情を何と呼ぶのか、最後に覚えたのはいつだったか。全部、忘れてしまった。 少なくとも、無関心ではなく、嫌いではないことは確か。 ◆現在の生活 蛍を育てながら、10年前に警視庁に入り、現在は親子ともどもR.E.D.に所属している。 どんなに忙しくても毎日賢者の石についての情報収集は欠かさないため、やや寝不足の日々が続いている。休日は睡眠時間を取り返そうと普段より長く眠っているので、「お父さん、また今日もお昼に起きて……」と蛍に呆れたような顔をされること、早20年。平日は早起きしてるんだし休日くらい許してよ、と笑うこと、こちらも早20年。 折角警察に潜り込むことができたんだ。長くいるためにも、基本的に余計なことはしない。与えられた仕事は全うするし、仲間(と思ったことはないが)とも上手くやってやるさ。 それでも、いつか「賢者の石」に近づくことができたなら、そのときは、家族も仲間も、何もかも捨てることを厭わない。 自分の目的のためなら手段を選ばないのは、危険を顧みず実験に参加した68年前から何も変わらない。 今はそう、思っている。 ＝＝＝＝＝ 誕生日：4/16 職業：刑事(クトゥルフ2015) で取得 ∟言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星＋拳銃 イメージカラー：darkred #8b0000

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