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クトゥルフ PC作成ツール
ブリジット・ソーン・マーシャル(Bridget Thorn Marshall)
ID:5295046
MD:208228767cb4a9f25e9012c58420459d
ブリジット・ソーン・マーシャル(Bridget Thorn Marshall)
タグ:
羊PC
同じ空には昇れない
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生まれ・能力値
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CON
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初期
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20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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簡易表示
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
線の細い病的な雰囲気の女性。肌は青白く、よく見れば犬歯や爪が鋭く、まるで吸血鬼のようだと人は言うが、実際に吸血鬼である。御年250歳(外見的には二十代半ば)。 とある街の片隅にある工房を兼ねた一軒家で、西洋画の修復を生業として暮らしている。吸血鬼故に昼日中は外に出ず、太陽光による絵の劣化を防ぐためにカーテンも閉め切って家の中の様子が覗えないことから、近所の子供たちからは魔女の館呼ばわりされている。微妙に間違っていない。 美しいものに囲まれて暮らしたいという理想を掲げており、その関係から西洋美術史に造詣が深く、専門である西洋画以外の美術品に詳しい。特に出身国であるイギリスの美術史はまるで見てきたように語ることが出来る。実際に見ているので。 吸血鬼という種族上日の下を出歩くことが出来ないため、日中の明るい景色に対して憧れを抱いており、それらが描かれた絵画を特に好む。自宅には個人的な収集品として日中の様々な国の景色が描かれた絵画が飾られており、非常に明るい雰囲気となっている。一等気に入っているのは、代々一つの雅号を弟子に継承しているという日本の印象派画家、その二代目が描いた花畑の絵画。 元々は故国で暮らしていたが、100年ほど前に戦後のごたごたに乗じて日本に移住してきた。戸籍に関しては多分いい感じに捏造されていそうなので、もしかすると後ろ暗い知人もいるかもしれない。取引用の違法に入手した絵画の修復と引き換えにその辺を誤魔化してもらっている可能性がある。 性格は長命種らしく大らかで細かいことを気にしないタチ。大抵の物事には頓着しない方だが、反面、気に入ったものへの執着は強い。物持ちが非常に良く、自宅には年季の入ったアンティークの家具やアクセサリーがゴロゴロしている。宝石や美術品、洋服に景色など、美しいものを好んでおり、その対象には自分も入り、自分の容姿が優れている自覚が強いことから、自分を着飾ることも好む。特に足元はあるハイヒール作家の作った作品で、地味にレア物でお気に入り。ネットショップでたまたま見かけて一目惚れしたらしい。近所のコンビニにもこのお気に入りのハイヒールで向かうが、方向音痴が過ぎて3回に1回迷って力尽きている。多分ぺたんこ靴にしたらもう少し足は楽になる。 自宅の家具や美術品などの手入れが趣味だが、その他にも自ら撮る写真を好む。美しいと思ったものを切り取って自分の手元に残せることを気に入っており、吟味した花や景色の写真が修められたアルバムが数冊作られている。ただ、吸血鬼という性質上仕方のないことではあるが、そのどれもが夜の撮影であることは少し不満らしい。 食器などのコレクションはしているが、食に関しては感心が非常に薄い。元々吸血鬼であるため人間らしい食事とは縁が薄いが、古い吸血鬼らしく客人を招いて食事を振舞うといった行為(要は罠を張った狩り)も随分と長い間しておらず、そういった事柄に疎い。ただ、銀食器や陶器のティーセットなどには心が躍るそう。 吸血鬼としての能力は最弱に近く、翼はあれど飛ぶこともろくに出来ない程に弱い。催眠術や変身能力なども持ち合わせておらず、再生力すらほぼ機能していない。日光アレルギーということにすれば、ほぼ人間として通用してしまう程度の肉体。幸いにしてニンニクや十字架といった弱点は無く、普通に臭いなあくらいにしか感じない模様。心臓に杭? 大抵の生き物は死ぬでしょ。 最弱の吸血鬼であるためか、鏡に映ったり流水に阻まれたりもしない。招かれていない場所に入れないということも無い。恐らく肉体のスペックが人間に近くなっていると思われ、吸血鬼らしい特徴が殆ど反映されていない可能性がある。ただ、日光にはしっかり結構弱い。 職業ベース:古物研究家(クトゥルフ2015) 職業ポイント算出方法:EDU×20 特記事項:古物に関する【言いくるめ】と【説得】に+10%のボーナス 技能補足 【回避】【聞き耳】【目星】85→吸血鬼らしい身体的な能力。とはいえ、優れた人間程度のものでしかない 【製作(絵画修復)】【芸術(骨董品鑑定)】85→趣味が高じた生業。美しいものを美しく保ち、美しいものを見出す 通過予定シナリオ ・同じ空には昇れない 同じ空には昇れない:公開HO 【☾HO月:君は眠りたい】 -日常- 君は結構ヒマな吸血鬼だ。人に紛れて生きている。 今日も今日とて近所のコンビニまで足を運んでいた、その道中で行き倒れる。 -体質- 君は昼に嫌われている。 夜の眷属吸血鬼なので当然といえば当然だが。あの光は君を焼いてしまうことだろう。 故にこの先も、太陽を拝む日はこない。 ★共通特記事項 特徴表「暗黒の祖先」「行方不明の家族」「夜に弱い」取得不可 以下秘匿等のネタバレ 同じ空には昇れない:秘匿HO 【HO月:君はHO太陽を愛したい】 推奨技能:目星・聞き耳・回避 <序幕:これまでのおはなし> これは数百年前の、ひどくありきたりな、悲しい恋の物語。 君は吸血鬼で、当時、初めてできた恋人は人間だった。最早定型になってしまった登場人物をみれば、結末は一目瞭然。 人間は死んだ。その短い寿命すらも全うすることなく、何者かに殺された。それは人間などと連れ添うことに猛反対をしていた君の同胞によるものだったかもしれないし、異形と連れ添った恋人を悪魔だと迫害した人間の手によるものだったかもしれない。真実はいまだ不確かだ。 確かなのは、若かりし君が絶望するには十分だったということ。 すぐに恋人のあとを追ってしまおうと、君は自殺を試みた……のだが、まぁ、なんか死ねなかったのだ。 皮肉にも君は強すぎた。多種多様の自殺を試みたが何もかも失敗に終わった。なんなら死にたがりの吸血鬼として一時期ハンター界で名をはせてしまったほどである。まぁ、彼らの手を借りて尚も死ねなかったのだけど。 然し、そんな努力はすぐに必要なくなった。ある日君は気づいた。人の血を飲まなければ、いずれ緩やかに死ぬことが出来るのではないかと。それはまさにその通りで、さしもの強き肉体も、栄養を摂らなければ衰えていく。 こうして君は緩やかな自殺を始めた。 <第零幕:あらすじ> そうして現代、君は随分怠惰に暮らしている。ここ百年で人類は多くの娯楽を生み出した。それらは長きを生きる君の退屈を、随分と晴らしてくれたことだろう。 そして君は随分弱くなった。いよいよ念願の死が目前まで迫っていることを実感する。 しかし、運命のいたずらとはかくも皮肉なものである。君は、HO太陽に出会ってしまった。 うっかり道端で倒れた際、君の鼻孔を酷く懐かしい香りが掠めたのだ。それはかつて君が心から愛して、そしてその死でもって君を絶望に追いやった恋人の気配そのものだった。 人の魂は、輪廻する。君は初めて知った。 HO太陽は、君の恋人が生まれ変わった姿だった。 ……まあ、生まれ変わりであるが故に、君と愛し合った記憶なんて何一つもありはしないのだが。それでも君は、喜ばずにはいられなかった。 どうにも、君にはいつだって、取り返しのつかなくなってから運命は微笑むらしい。 緩やかな死を望んだその体は、今更無理に栄養を摂取したところで都合よく回復するものではなくなっていた。君の死はもはや確実なもので、もう覆せないところまで来てしまったのだ。 だから、それならせめて死ぬまでのほんのひと時を、かつて愛した魂と過ごしたいと願った。そして、かつて愛した魂が幸せに生きてくれることを願った。 <目的> ・君が死ぬまで最期のひとときを、HO太陽と穏やかに過ごすこと <注意事項> ・君がすでに死にかけであることはHO太陽に伝えない方がいい。むやみやたらに、要らん心配をかけるだろうから。君は導入で行き倒れることになるわけだが、なんかうまいことごまかしてくれ ★特記事項 ・君は死にかけだ。故に体力も結構ない。CONの値を<2D6>で決定する。 ・だが長命種だ。亀の甲より年の劫、大抵のことでは驚かない。POWの値に+3する(※最大値の18は超えない) ・年齢200~300歳 ・職業:人前に出ない仕事がオススメだが、夜の仕事ならばそれなりになんでも ★かつての恋人 昔失った恋人について、簡単な設定を提出すること(最低限名前があれば大丈夫です) ▼吸血鬼としての特殊能力 かつては催眠や変身など、吸血鬼が使える力であれば一遍通り使えていたのだが、現在は弱り果てているので何も使えない。すごくがんばれば飛ぶぐらいは出来るかもしれないが、すごくしんどい。 ・吸血 読んで字のごとく人間から吸血行為を行う力。本来であれば吸われた人間はSTRが減少し0になることで死に至る。また吸血行為の際、君が望むことで対象の人間を吸血鬼にすることができる。この際、対象は身体の変化に耐えることができるか、<CON倍数>の判定で成否が決定する。失敗した場合はただちに塵となって消滅するだろう。 ※他細かい補足 食事について:血液や血液を元にしたもの(牛乳など)以外栄養にはならないが味を楽しむぐらいはできる。 にんにくとか十字架とか:これらの得手不得手はある程度自由でいい。昔は最強の吸血鬼だったので今も特に効かないでもいいし、今は弱って苦手になっていてもいい。 日光:昔は浴びてもヤケド程度で済んでいた(当たり続けていれば死ねたかもしれないが、日は沈むので夜の間にキズが治ってしまうような状態だった)現在は即死というほどではないが、一時間も当たり続けていれば死ぬかもしれない。 ↓ かつての恋人 ヒューレーン・ランドルフ(Hughlean Randolph) 太陽の如き鮮やかな金の髪に、朝日に芽吹く若葉色の瞳の青年。ブリジットが住んでいる館からは、森をいくつか越えていくらか離れたところにある街に住んでいた。月よりも太陽の似合う人物だったが、不思議と夜には温かな暖炉の火にも似た親和性があった。 所用で出かけた際に森の中で怪我をして動けなくなっていたところを散歩中のブリジットに発見され、特に空腹では無かったのでそのまま普通に館に招かれ手当され、歓待されて帰された。ブリジットは彼に黄金色の美を見出したが、それが髪のことなのか魂のことなのかはハッキリしない。 ──かつて、私に昼の空の色を教えてくれた人がいた。私の瞳の色こそが、輝く真昼の空であると教えてくれた人がいた。 吸血鬼として生まれ落ちた私は、夜に愛された存在だった。月の光を浴び、星屑を数え、夜の静寂を友として生きる者だった。私は私を慈しむ夜を愛し、吸血鬼として生まれたことを誇りに思っている。 けれど……私はその誇りと同じくらい、美しいものを愛する気持ちがあった。暗い夜を照らす冴えた月の輝きに、星灯りに煌めく湖面の揺らぎ。月光を受けて仄かに光る花の柔らかさ。人気の無い、貸し切り状態の街の広場に響く噴水の音。これらを愛でながら、けれどまだ見ぬ光景……太陽の光で輝くステンドグラス、緑の葉を青々と茂らせて陽の光を受ける木々、色とりどりの命の色を散りばめた花畑……時と共に色を変える空へ、憧れを抱いてもいた。 私の生まれた夜の世界は静かで暗く、闇の静寂にこそ輝く美しさがあり。けれど、私の生きることの叶わない真昼の世界にある、賑やかで熱と命に満ちた、鮮やかな光の美しさに触れてみたいと。そんな風に思いながら、永い時を生きていた。 そんなある日──彼が現れた。 彼は夜の中にあって、月よりも太陽を思わせる輝きを持っていた。私には見ることの叶わない、陽の光に照らされる麦畑のような、太陽を仰ぎ見る大輪の花のような黄金色。明るい光に満ちた世界に祝福された生き物の象徴であるようなその輝きは、暗闇と月と星に愛された私にとって、身を焼かぬ太陽が下りて来たような美しさに満ちていた。 彼の首筋に牙を突き立てることは簡単で、けれど私には、この美しい光を陰らせることは出来なかった。目の前に下りてきた太陽がその温かさでもって私に触れる喜びは、冷たい闇夜の帳に閉じ込める誘惑に勝った。幾千、幾万の夜を同胞として共に過ごす日々を夢見なかったとは言わないが、しかし、私の愛したその輝きは、彼が人であるからこそのものである。美しいその黄金色を、そのままに愛で、守ることを私は望んだ。いつか別れが来るとしても、彼には人としての生を全うして欲しいと。それこそが、彼が最も美しく在る姿だと。 そう。彼がほんの少し、黄昏のあわいからこちらへ踏み出して、同じひと時を過ごしてくれるだけで幸せだったのだ。人と吸血鬼、昼と夜の生き物のまま僅かな時を過ごした後は、在るべき場所に収まろうと。いかに離れ難く思っても、それが彼のためで、人としての幸せであるから。この美しさを穢すことは出来ないから。 けれど──どうかその時が来るまでは。こうしてその光に触れて、冷たい指先を温めてくれる愛を噛み締めさせて欲しいと。そう願って、目を閉じていたのだ。 ……気付けば、彼はどこにも居なくなっていた。 どうしてそうなったのかは分からない。命を失い、血の詰まった肉塊と成り果ててしまった彼が横たわっていたことだけが、鮮明に脳裏に焼き付いている。私の愛した輝きは、私の愛した黄金色の美は、魂の無い抜け殻には宿っていなかった。 理由を考えることはしなかった。何故、どうしてという疑問は尽きないけれど。でも、彼がその命を不自然に終えてしまった原因は、大なり小なり自分に──夜を生きる怪物、吸血鬼たる私にあることは明白だから。 本来は交わらぬ、同じ空を戴くことの無い私たちが共に生きることは、本来は許されないことであったのだ。その禁を破って私の手を取ってくれた彼は、罰として命を奪われたのだと。そうとしか、思えなかった。 ──耐えられなかった。 私と、吸血鬼と交わらなければ、彼はきっと生きていたのだ。人として、明るい昼の世界で生きてさえいれば、きっとこうはならなかった。黄昏のあわいから夜の闇へと近づいてくれた彼は死に、けれど、夜の闇から暁のあわいへ入ることも出来なかった私はのうのうと生きている。死ぬべきではなかった命が摘み取られ、同様に摘み取られるべきだった命である私には何の罰も無い。その事実が耐え難かった。 ……これは贖罪なんかではない。ただの逃避だ。彼を死なせた私が、彼の居ない世界に耐えられない、ただそれだけのこと。理不尽に命を終えた彼に追い縋ることは許されないけれど、それを罰として受け止めて孤独に生きるには、あまりに私は弱かった。 様々な方法を試した。水に沈み、首を断ち、心臓を杭で刺し貫いて。けれどどれも駄目だった。初めて直接、憧れていた真昼の空を見上げもしたけれど、あの輝きには遠い太陽は私を殺してはくれなかった。心はこんなに弱いのに肉体だけは随分と強くて、初めてこの身が憎らしくもなった。 そうして最後に命を啜ることを断ち……ようやく、死の影が見えてきた。軽々と岩を持ち上げていた腕は痩せ衰え、星々の間を舞った翼は弱々しく萎びている。闇夜の如しと讃えられた艶やかな髪は色を失い、老婆めいた白となった。変身も、催眠術も、念動力も、それらを奮うための最低限の力すら失って久しい。変わらないのは、彼が褒めてくれたこの青い瞳だけ。 死ぬのなら、最も美しい姿で死にたかったとは思う。けれど、こうまでしなければ私は死ねなかったのだ。せめてこの瞳が変わらなかったことだけでも幸いと思おう。この瞳をただ静かに閉じて、彼の居ない世界で、彼と縁の無い遠く離れた土地で、ひっそりと命を終えようと。そう、静かに決めていたのだ。 特徴表 42【方向音痴(D)】※デメリットボーナス1d6×10=50pt 【ナビゲート】の基本成功率が1%になる。加えて、経験値ロールで成長させることはできない。 ↓ あなたの逝くであろう場所には、私は向かうことが出来ない。それはあなたと私が異種であるからかもしれないし、そういう運命であるからかもしれない。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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