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─────────────────── // 吉柳 朱鷺 ( ｷﾘｭｳ ﾄｷ ) #a69abd ─────────────────── 顔や身体のいたるところに傷跡があり、 それを隠すように長く伸びた髪が特徴の青年。 物腰が低く、誰に対しても丁寧に接するが、 言葉や態度に覇気がなく、どこか達観している節がある。 由緒正しい常盤家という名家に支えている執事であるものの 2年前に事故に遭い、手足に後遺症を抱えており現在は休職中。 随分良くなってはいるが、リハビリや心療内科への通院がかかせない。 * 物心ついた時には両親からネグレクトを受け、 荒れた学生時代を過ごしていた。 中学の頃に喧嘩に負け、 意識朦朧の状態でふらついていたところ 自分より幼い少女、常盤璃音に保護された。 その後、朱鷺の境遇を知った璃音が 「家に帰したくありません！」と 帰宅しようとする朱鷺を全力で引き止めた。 大人しいが頑固な彼女が折れることはなく、 根負けした朱鷺と大人たち。 その後は表向きの理由としては 常盤家に使える執事として働くために、 本当の理由は朱鷺を保護すべく常盤家で引き取られた。 常盤家としては執事にならなくとも 自由に生きてくれて構わないというスタンスであったが 璃音、そして常盤家に恩を返すべく、執事の道を選んだ。 * 璃音に拾われたこともあり、彼女専属の執事となる。 とはいえお互い子どもの頃からの付き合いであったため お嬢様と執事、というよりは兄妹のような関係だった。 お互いがお互いのことを大切に思っており、 口には出さなかったが気が付いた時には二人揃って恋心を抱いていた。 そんな日常が壊れたのは2年前の冬のこと。 いつも通り二人で買い物をしていたところ、 ハンドル操作を誤った大型車が歩道に突っ込み、 それに二人は巻き込まれるかたちとなった。 咄嗟に璃音を庇おうとした朱鷺であったが、 それよりも早く彼女が朱鷺を庇った。 二人とも重体となったが、 彼女に庇われたことにより朱鷺だけは奇跡的に助かった。 目を覚ましたときの後悔、懺悔、遣り切れなさ。 守る立場の人間が守られてしまったという己への怒り。 それがずっとずっと心に渦巻いている。 事故後、誰にも責められることはなく むしろあたたかく接されているが、 それにより自己嫌悪がさらに増している。 数度自殺を試みたが持ち前の運の良さ故か、死ぬことはなかった。 その後、璃音の両親から自殺を試みたことに対してひどく叱られた。 「あの子の分もあなたは生きなさい」という言葉により 今日もなんとか生きている。 そんなある日、 璃音を「999番地で見かけた」と聞いた。 死んだはずの彼女がいるわけがないと 頭では理解しているはずであったが、足は自然と999番地へ向かった。 ￤お嬢様 　常盤 璃音 / ﾄｷﾜ ﾘﾈ CS:4727120 　2年前に朱鷺と共に事故に遭い、彼を庇い死亡。 　享年19歳。 　物静かではあるが、暗いわけではない。 　優しく穏やか、しかし芯が強い。 　そんな性格の強い少女だった。 　朱鷺のことが大好きだった。 ─────────────────── // memo ─────────────────── ￤職業ベース 　執事(2015) 　[ 職業P ] EDU*20 　[ 特記 ] 主人の側に控えていれば、 　　　　 主人の<言いくるめ>と<信用>に+10%のボーナスを与える。 　　　　　（まぁ、失ってるんですけども。） ￤技能 　[ 図書館 ] 特徴表が愛書家のため、よっぽど好きなのか…と80取得。 ￤プロフィール 　[ 性別 ] 男 　[ 身長 ] 174㎝ 　[ 一人称 ] 私 [ 二人称 ] 貴方 [ 誕生日 ] 3月12日 ￤呼び方 　常盤 璃音 ▸ 璃音様 ￤名前 　柳 ▸ 「愛の悲しみ」「哀悼」「従順」 ─────────────────── // 特徴 ─────────────────── 2-4 愛書家 ∟あらゆるジャンルの蔵書を持っている。 　＜図書館＞に+20%。 　さらに図書館へ出掛けなくても、 　自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能になる。 5-9 ∟ド根性 　根性がある。 　あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 ─────────────────── // 通過シナリオ ─────────────────── 01 999番地のしあわせまち 　 ∟ 221127 END7 全生還 02 ひとりべや verB 　 ∟ 231230 ENDC-2 両生還 ─────────────────── // 秘匿 ─────────────────── ￤HO3 きっと違う 貴方にはいなくなった(もしくは亡くなった)家族/親友/恋人がいる。 そのことを貴方は後悔しているかもしれないし、 ずっと心のつっかえになっているかもしれない。 そんな貴方の耳にこのような内容が聞こえた。 「999番地で見かけた」と。 貴方はその真偽を確かめるために動くのかも知れない。 足は自然と999番地へ向かう。 あなたは確かめなければならない。 999番地にいるのが本当に「あなたの思う人」であるか。 ￤事前知識 迷冥市の999番地にはしあわせまちというところがある。 そこは誰もが理想的な生活ができる場所であると噂されている。 なぜ噂かと言うと迷冥市には999番地など存在しないからだ。 あなたはそのことを知っている。

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