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. 公開可能情報 ▼プロフィール 1人称:ぼく　2人称:あなた/○○さん 容貌:15〜16歳程度の少女/髪は三つ編み 声色:鈴の鳴るような可愛らしい声 身長:156cm 体重:軽め 非公開情報 ▼プロフィール 名前:アルカ（arca）ラテン語で『箱』 真名:？ 肉体の性別:女 精神の性別:？（中立/男性寄り） 肉体の年齢:15〜16 性別の年齢:？？ 口調 ▼想定するセリフやRP方針 ▽対HOカミ 「ぼくの名前はアルカ……なんですが、それしかわからないです」 「すみません……お話しできることが何もないんです。自分のこともよくわからなくて」 「ぼくには何ができるのか、まるでわからないんです」 ▽内心など 「ぼくは、人間が大好きです。怖いところがあっても、それでも、人間が好き」 「人が創り出そうとしている神を殺す、か」 「『偉大なる神』はぼくの何を試そうとしているのだろう。知恵試しか、腕試しか。……しっかり、慎重に考えないとね」 ▼名前の意匠 アルカ（arca）ラテン語で『箱』を意味する。 どこの国でも通じそうな響きをチョイス。 ・箱入りにされてきた ・開けるまでわからない ・箱だけでは存在の意味をなさない あたりを指しての命名 ▼容姿のベースについて いつかの時代、どこかの国にいた少女。 目が見えず、足も不自由でいつも杖をついていた。 肉体労働が生活の支えになる中、お荷物だった彼女は、それでも人を愛し慈しんでいた。 報われることはなくとも。 そんな人間がずっと印象に残っている。 ----------------------------- ──遠い昔。いつかの時代、どこかの場所。 心優しく愛情深い、人間の少女がいた。 目が見えていなくて、足も悪くて、まわりの子たちと同じようには生きれなかった。 それでも確かに人間を愛し、愛されていた。 晴れの日には神に感謝を告げて、雨や風の日には神に祈りを捧げていた。 大事な人たちが無事でありますように、と。 そんな彼女を、村人たちも大事にしていた。 彼女を贄にするまでは。 そうだ。津波がきたんだ。その村に。 大雨が降った。彼女は耳と直感に優れていたから、いち早く気付いたんだ。 「これからこの村はしばらく水に沈んでしまう」「食べ物を持って、みんなで山に登って」 呑気だった村人たちは行動が遅れた。 彼女は家族に先に告げて、家族と一緒に一足先に逃げていた。 彼女を信じて逃げた村人たちもいた。 やがて、津波が村を飲んだ。逃げ遅れた人は亡くなってしまった。 助かった人は彼女を『預言者だ』と謳い、復興のために彼女を神に捧げようと言い始めた。 半分は口実だった。ひとり言い当てた彼女のことを、おそろしく思って、だから、贈り物として差し出すことにしたんだ。 家族みんなで逃げようにも、杖無しで歩けない彼女を連れて逃げることはできない。 彼女はそれを、受け入れた。 最期までずっと、誰にでも優しく笑いかけていた。 「大事にしてくれてありがとう」「手を引いてくれてありがとう」と、感謝を精一杯伝えて。 「つらいことがあったばかりだから、仕方がないのよね」と、さみしそうに笑っていた。 「いつも手をかけてごめんね。嬉しかった」と笑う彼女を家族は「そんなこと、思ったことない」「生まれてきてくれてありがとう、×××」と泣きながら抱き締めた。 遺していく家族を彼女はずっと励ましていた。 「ずっと大好き」「ありがとう」「大丈夫よ、ずっと見てる」と、祝福を精一杯のこして。誰も呪うことなく。 そうして彼女は誰かを愛し愛されながら……他の神のものになったのだった。 そう。ぼくは、そんな人間になりたかった。 最期の最期までうつくしかった彼女のように。 できることが少なくてもあの輪の中で生きていた彼女のように。 だからこの姿なのだろうか。 彼女にどこか自分を重ねたのだろうか。 それとも、別の理由で？ 彼女のことをどう思っているのか、自分でもわからない。 そんな権利、これまで無かった。ぼくは見ていただけだ。 なのにいま、人間の肉体と精神を与えられて、色んな考えが浮かんでくる。 彼女を好ましく思う自分や、贄としてでも誰かに求められたことを少し羨ましく思う自分、手を取れなかったことが悲しい自分……どれが本当の気持ちなのかわからないし、どれも本当の気持ちなのかもしれないし、どれも違うのかもしれない。 未練がましいかな、ぼく？ ----------------------------- 【HO2「ヒト」;作成ルール】 ・名前、外見年齢、性別は自由に決めて構わない。 ・特徴表は使用して良い。 ・特徴表は今回のシナリオのでは使用できない。 ・POW は固定で 50 となる。 SAN 値は存在せず、SAN チェックが発生した際に、1d10 を振る。 (SAN は減らず、SAN 減少による一時的狂気に陥ることはないが、 ショックを受けるなどの RP はしてもらって構わない。) ・ただし、幸運は 95%で判定する(ファンブルはファンブルだからね...) ・あなたは今は仮であるが、人の心、人の姿を持っている。 ステータスは POW と SAN 以外通常通り振って良い。 ・技能は初期状態では全て初期値であり、 シナリオ中に使いたい技能がああれば KP で秘匿宣言を行う。 その体がどれくらいその技能を使用することができるか 初期値+1d100(上限 90)で値を決めることができる。 技能値を決めた後はその技能値はシナリオ終了まで続行する。 シナリオ中に決める為、開始前のキャラクターシートの技能欄は 空白にしておくこと。 ・ただし、<クトゥルフ神話技能>のみ、HO2 は 50%で判定を行うことができる。 ・キャラクターシートはパーソナルデータとステータス、 <クトゥルフ神話>を 50%で記入した状態で提出する。

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