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「私にできることなら手伝いますが」 「ご存じなのですか、どうも」 「………多くのことはできませんが、自分に自信がないわけでも」 職業ポイント EDU×10＋APP×10 特記 APP＋1　ファンに対して信用＋10 少し変わった人生だ。と思う。自分は少し変わっている。 両親ともに平凡な見た目で一般的な家庭に生まれたが、自分は見目がよかった。小さいころから蝶よ花よと周りの人にも「可愛いね」「美人だね」と言われて過ごす。自覚はあるがおごることはなかった。優しい両親のもとで穏やかに過ごしていればそれでよかった。 しかし転機が訪れる。街でスカウトされるのだ。芸能界にあまり興味はなかったが、両親に進められやってみることに。モデルから子役、そしてタレントに。幼い頃はなにがなんだかわかっていなかったが、両親が喜ぶのでそれで良かった。 そんな折だ。小学校の夏休みを利用して舞台に出演していたのだが、共演者の子役によって怪我をすることになる。舞台から落とされたのだ。足を折った。誰も見ていないところでだったので、大人たちは子供がじゃれあって、だと思っているが違う。彼女は自分よりいい役の自分に嫉妬して成り代わるためにわざと落としたのだ。常々、練習道具が隠されたりと辟易していたそんな時だ。大人たちは｢子供だからといってね、もう少し自覚があると嬉しいよ。怪我をしてこれでは出られない｣悔しかった。自分が降板することも、その役をまさにその子に奪われることも。1番はせめられる両親を見た時だ。自分がなにを悪いことをしたと言うのか。許せない。どうして私が。あの子が悪いのに。あの子さえ、あの子が。そうして、その子は死に至った。自分のせいだと断定も出来ないが、小さい頃から自分には人には見えないものが見える不思議な力があった。心配な時には声をかけることもあり、両親から他の人には言わないようにと釘を刺されるではそれが日常だった。もしかすると今回のことも。そう思ったが故に、誰にも話していない。 そんな時は自分の気に入っている場所にいった。小さいころは共働きの両親は祖父と祖母に自分を預けることも多かった。ことさら優しく、仕事のことを「えらいねえ」としか言わない二人の元にいるのは気が楽だった。そんな田舎の、街を一望できる高台が好きだった。誰にも会わず、素の自分でいられた。学校でも何か見えていると遠巻きにされ、芸能界は甘いだけでない。ゆっくり自分のことを考えられる時間であり場所だった。風にふかれながら街を見下ろしぼうとしている時間が貴重だった。 今では俳優が職業に。連続ドラマや劇場でも役を貰えるようになってきた。なんだかんだ自分はもうこれしかできないし天職だ。美しくあるための努力は面倒であったが、役柄を保つためには必要なことだった。 性格はストイック、努力家。自分に厳しく、しかし他人にはあまり口を出さない。大口を開けて笑うタイプではなく愛想も少ないが周りに人はだれかしらいた。元来はあまり目立つのは得意でない。周りの人は大切にするし、ファンも大切にする。口は達者で強気。 好きなものは演劇、両親、ドラマ観賞。 苦手なものはレッテル、油もの、他人の目線。 特徴表持ち探索者(使用はKPに一任) (2-5)鋭い洞察力/優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30％ (5-5)おおらか/嫌なことをすぐに忘れられる。精神科クリニックや療養所などでの正気度ポイントの回復が+1増加する。 20210429 《犠牲者を魅了する》 　対象を催眠状態に陥らせる呪文。SAN1d6、2MPのコストがかかる。この呪文をかける時は、対象と穏やかに話すことが出来なければならない。呪文の使い手のMPと対象のMPを抵抗表で競わせ、勝った場合対象は金縛りにあったように動けなくなる。失敗した場合、次のラウンドでかけなおすことが出来る。 《肉体の保護》 　物理的な攻撃に対して保護を与えてくれる呪文。SAN1d4と任意のMPが必要。消費したMP1につき、1d6の装甲になる。呪文をかけるには5ラウンドが必要。24時間続く。装甲分を使い切らないと新たにかけることは出来ない。 呪文《魅惑》を取得。これはパンの子らにしか扱えない強化版である。 　この呪文は血管の中に人間の血が流れている相手であれば命令を下すことが出来る。この命令は例え自殺であっても遂行される。また、相手を狂気に陥れることが出来る。 　この呪文をかけるのにコストはかからない。対象へ呪文をかける際、抵抗表によりPOWを競わせる。対象は呪文の使い手の目が見えるくらいの近さにいなければならない。呪文の使い手の持っているINT1ポイントにつき5ラウンドの間持続している。対象の肉体的なアクションの技能値は半分になる。例え、自分を破壊するような命令であっても何でもすべて従う。 　また、この力を有している場合、人間はその美しさに惹かれてやまない。この力は非常に強力で、パンの子の精神が安定していなければ無差別に周囲を惑わせる脅威となる。 https://charasheet.vampire-blood.net/3811458

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