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ガラス工芸家。 学生の頃は美術大学ガラス工芸科に所属。 性格は引っ込み思案で繊細、会話もスムーズにいかない。 入学して一月、友人？同じ授業を受けているだけの隣人？のようなふわっとした関わりしかできなかった。 果たして自分はやっていけるのだろうか……と不安に思っていたが、このままではダメだ、なんとか踏ん張るんだ僕、と自分自身を励ました。 小学生の頃、隣の席の松野くんは友人とゲームをしていた。とても楽しそうだった。そうだ、ゲームを一緒に遊んだら友達なのでは……？ 物事の論理的順序が少々おかしかろうが、玉砕覚悟のなけなしの勇気を振り絞って、ボードゲーム同好会の門を叩くことを決意した。 それが彼の苦難の日々の始まりであるとは、当時の彼は知る由もなかった……。 神葛 稔(ｶﾐｸｽﾞ ﾐﾉﾘ) 彼が大学を中退するまで、彼と共に幾多の試練（苦難）が降りかかる。 学業、 課題で作成したガラス工芸作品が自分他の生徒講師含めて粉砕。現場に居合わせた僕は尽く犯人として挙げられ、無我夢中で「僕はｧｯｯｯ 犯人じゃなｧｧｧいｯｯｯ！！！」と悲痛な叫びをあげた。(それが結果として、いかに的確に伝わりやすく説得する術が身についた)（※実際、あったかどうかはKPにお任せします） 色恋、 最初は 感じのいい子だな……とほのかに慕っていた松江さんだった。うっかりあのクズの前で「いい人だと思う…」と漏らしてしまった。数日後、『デートなう』とクズと松江さんのいちゃいちゃデート写真がLINEに送られてきた。いい人だもんな、松江さん。クズが好きになっても仕方がないし、松江さんが誰とデートするのも彼女の自由だし。いや、松江さん、そいつはやめた方がいい。松江さんが彼のいいなと思う理由3つ挙げるなら、僕は奴のクズ伝説100話すから。ほんと。まずね……、と列挙していたら夜があけた。 その後、クズの女性関係のもつれにも巻き込まれた。濡れ衣も被せられてクズの代わりに巻き込まれもした。その度に僕は彼女らの話を聞き、宥めた。クズ伝説は今やクズ伝説1000となった。(それが結果として、いかに心を察し落ち着いて話をしてもらう術が身についた) こう振り返れば、学科で学んだことより、あの波瀾万丈の日常から身についたことの方が大きいかもしれない。 -------------------------------------------------- 殺人衝動・幻聴 1ヶ月

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