タグ： リオン家

-------------現世-------------- 0歳 南の国に爆誕 1歳から5歳 医者の父と学者の母を持ち、そこそこ裕福な家庭でなんの不自由もなく興味のあること全般をさせてもらった。 6歳から12歳 学校で様々なことを学ぶ。 哲学、医学、天文学、果ては錬金術までたくさんのことを学び知的好奇心が元々高いのもあるが、余計にいろんな学問に興味が湧く。 13歳から18歳 ひたすらに学問に熱中する。 やりたくないことはすこぶるやらなかったが、興味のあることにはとことん興味が湧き、する性格であった。 なので学問にとことん向いていた。 そこそこ裕福な家庭であったので、勉学に励む環境も用意されていた。 19歳から25歳 そのまま学問に熱中し続けて、果てには学者になった。 その後も学問に励み、励み、励み続けて、学者の誰もから一目を置かれる存在にまでなっていた。（本人は全く気づいていない） そして、手紙が届いていた。 --------現代の日本-------- 東京に生まれ落ち、裕福な家庭で暮らしていたが、突如それは崩壊した。 父が浮気していたのだ、母はそのせいで鬱になり僕に当たるようになった。父はその母を捨てて新しい人のところで幸せになり、母は自殺した。 そして1人になった僕に手を差し伸べてくれた1人の警官がいた。とても優しい人で、よくしてくれた。 だが、その幸せも長くは続かなかった。その警官はある捜査で死んだ。 僕はその真相を突き止めるために、記者になりその事件を解明しようと努力した。そしてその真相は残酷なものだった。 事件自体は裏の社会の人間の捜査をしていた恩師の警官がバレて抹殺されたと言うものだったのだが、その裏の社会の人間というのは父だったのだ。 そこそこ裕福な家庭であったのもしてはいけないことをしていたお金で成り立っていたものだったのである。 幸せだと思っていた生活も実は幸せではなかったのだ。 そして僕は絶望の淵に落ちた上に捜査していたことがばれ、警官も受けたであろう拷問の数々を受け死に至った。

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