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クトゥルフ PC作成ツール
灰崎 由(はいざき ゆい)
ID:2514641
MD:21e8aefa2afaa2deb59a63d8a4795598
灰崎 由(はいざき ゆい)
タグ:
いつる
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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APP
SIZ
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
2015DEX系アスリートベース ・戦士 ・急所を見抜く 幼い頃父親に連れられて観戦に行った球場で逆転を決めたホームランボールをたまたま獲得し、 それが本当に嬉しかったのと、ヒーローインタビューを受ける選手に憧れて「同じチームに入りたい!」と野球を始めた。 始めてみると才能があったらしく、所属したリトルリーグのチームでめきめきと頭角を現しエースで四番に昇りつめる。 天才と持て囃され周囲からも認められており、「女とは思えないほどウマい」という理由から 本名の「曐国 由(ほしくに ゆい)」をもじって「国由(くにゆき)」、「クニ」などと呼ばれて親しまれ ボーイッシュな見た目も相まって他チームのほとんどの人間には男の子として認識されていた。 時々あたる別チームの少年に「どうしてそんなに強いのか」と訊ねられた時、「夢に向かっていく自分が好きだから」と答えた。 それくらい、目に映るなにもかもが輝いていて、楽しくて、仲間に囲まれながら進む毎日を夢中になって走っていた。 「女ではどんなに優れていても、どんなに努力しても、憧れていたあのチームには所属出来ない」という当たり前のことを知る、その時までは。 好きな野球に興味を持ったのが嬉しかったらしい父親があれやこれやと手を回して自分は「男」として扱われていたから、 なんの疑問も持たず「お前なら絶対入団出来る!」という言葉を信じていたけれど、 小5の頃、両親が離婚して母親に引き取られることになった時、見かねた母親からそれがまやかしだと聞かされた。 大好きだった父親と夢を失って魂が抜けたような気分になり、 それでもしばらくは野球を続けていたが中学にあがるのを機に金銭的にも余裕がなくなるからとチームを退団。 地元のチームだったので中学でもチームメイトとよくつるみ、野球部に入ったのを応援しながらそれなりに楽しい学生生活を送っていた。 チームメイトの中でもバッテリーを組んでいた相手とはひと際仲が良く、周囲からは付き合っていると思われているくらいだったが、 特にチームメイトと居る時は「男」気分が抜けきらないためまっっっっっっったくそんなつもりはなかった。 しかし相手はそうじゃなかったようである日接吻をぶちかまされそうになりめっちゃ逃げた。 逃げ帰った自室で息を切らして真っ赤になる自分の姿を鏡で見たとき、「ああ、女なんだ」と絶望した。 女では、憧れの選手と肩を並べることも出来ないし、皆と同じ部活も出来ないし、あいつと親友で居ることすら叶わなかった。 嘘を吐いて叶わない夢を見せる父親より、本当のことを言ってくれた母親の方が正しいことはわかっていても、 夢を見せてくれたのもなりたかったものも全部「男」で、夢を諦めさせたのも夢を叶えられない理由も全部全部ぜんぶ「女」だった。 あの球場でいつかヒーローインタビューを受けるはずだった、「曐 国由(ほし くにゆき)」という男は死んだ。 遺されたのは「灰崎 由(はいざき ゆい)」という、星になれずに燃え尽きた、ただのつまらない女だった。 それからは、とにかく「国由」と「由」が別人であるように振る舞った。特に女の自分が野球に触れることはご法度になった。 チームメイトたちとは距離を置くようになり、苦手だった女らしい恰好もして、さすがに突然おしとやかにはなれなかったが、 そうやっていると集まってくる人間が変わってきた。あとモテるようになった。 自分の中に「国由」を見ていない人間と居るとホッとしたものの、いざ女として言い寄られると「キモ!!!!!!!!!!!!!」と思ってしまうので 楽な方へ楽な方へ人間関係をシフトしていった結果いつの間にか柄の悪い人たちとつるむようになっていた。 一回落ちるととことんまで落ちていき、喧嘩などにも巻き込まれるようになる。あ~~バットって良い武器になるなァ~~~~~。 「由」は何をしたって構わない、バットを血で汚したってかまわない、だってあたしは「国由」のようにかっこいい男にはなれないから! 中学時代に散々暴れた結果ヤンチャしているのも面倒くさくなり適当に偏差値の高そうな高校へ進学して悪い友人たちとの関係をほとんど断った。 良くない噂も流れていたのであからさまに避けてくる人間もいたが、どこにでも物好きは居るので適当に友人を作って適当な学生生活を送る。 唯一の誤算は高校が野球の名門校だったこと。「国由」のことを知っている人が居ないかひやひやしたが、 そういえばほぼ男と思われて大分雰囲気違ったし名前も「国由」で通ってたしワンチャン本名知ってても苗字変わってるし全然問題ねえじゃん!と思った。 幸い元チームメイトはおらず安心していたが、「どうして強いのか」と質問を投げかけてきた子と同じ名前を同級生の中に見つけた。 クラスが違ったので姿を確認しに行ったら、あの頃は自分の方が背も高く向こうは負けて泣きべそをかくような子どもだったのに、 すっかり身長も伸びて体格も良くなっており、「男」の身体になっていた。才能があったって、乳ばっかでかくなるこの身体じゃなんにもできない。 野球部で当たり前に甲子園を目指せるお前が羨ましいって言ったら、どんな顔をするだろう。そのさきにはおれのなりたかったものがあるんだよ。 高校での目下の目標は「あいつに自分が国由と同一人物だと気づかれないこと」「あいつの中の「曐 国由」を殺さないこと」。 極力近寄らないように、関わらないように過ごしながら、放課後、教室からグラウンドを眺めていると何となくあの頃が報われるような気がした。 毎日夢に向かって走る、あいつの記憶のどっかにおれが生きてる。 姿を隠して応援しているはずだったけど、彼が3年で後輩にスタメンをとられたと知った時、 遠目にもわかるオーバーワークの様子を見て取った時、思わず声を掛けてしまった。 ここに立っているのが国由だったらよかったのに。そうしたら、きっと前向きになれる言葉でもっと未来を見るように言えたのに。 「サボっちゃえば?」「辞めちゃえ辞めちゃえ」 顔を見るたび、口から出るのは夢を潰す言葉ばかりで嫌になる。なんどもなんども、呪いのように繰り返す。 「持って生まれたものがあるからさ」 (未来がある「男」のくせに!) 「天才には叶わないんだって」 (身体壊したら、もう頑張ることも出来ないのに!) 「なあ、諦めちゃえよ」 (おまえがこんなところで倒れたら、おれも死んじまうだろ!) ここに居るのは由だから、いくらでもネガティブな言葉を吐ける。現実を突きつけられる。 ――ああ、あたし今、「女」みたいだ。 本当に止めてやりたいのに、でも、優しい言葉をかけてやれないのは、ここにひとり残されるのがみじめだからだ。 このままこいつが野球をやめることになったら、自分とおんなじ気持ちになったら、もう寂しくないのかな。ともだちになれるかな。 妬ましいから、一緒にここまで落ちておいでよ。きっとそういう気持ちがあるから、素直に声にならないんだ。 だけどやっぱり、倒れずずっと走ってほしい。こんなところで躓くな。声を掛けたほんとの最初は、そう思っていたはずなんだ。 だっておれは、おまえのヒーロー気取りだから。 あの日おまえが、おれにヒーローインタビューをしてくれた、あの時からずっとずっと。 おれを見上げる、キラキラした顔を覚えてる。 おまえはもう忘れたかもしれないけどさ。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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