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羽星市の孤児院「星羽の里」出身。 赤子の頃に施設の前に捨てられていた。 名づけ親は施設長。 月羽…「星羽の里」から 睦…ひとと親しい縁を結べますように 優しい施設の大人とたくさんの兄弟姉妹に囲まれ元気いっぱいに育った。 ただ子供の頃は「自分は親を知らない」という漠然とした焦燥感、寂寥感を抱えており、幾度となく癇癪をおこしている。 睦4歳、零11歳の頃、その癇癪がきっかけで零が額を切る怪我をする。どくどくと溢れる血、騒然とする周りの様子は幼い心にトラウマを残すには十分で、傷跡をみるたび後悔やらなにやらでしんどくなる。以降血が苦手。少量ならまだしも溢れるのは無理。医療系ドラマとかふざけんな。 零9歳、零16歳の頃、零の養子縁組が成立し施設を出る。寂しくて泣いたのは零には内緒にしてくれと施設長に頼み込んだ。 19歳になり、さあ独り立ちや！と思ったところで零があらわれ、なんやかんやで同居することになる。ﾅﾝﾃﾞ…？ 元々力が強かったこともあり、警備員等のアルバイトをしつつお金をためている。 何か知らんけどあいつ海月すきらしいし、ストラップでも買ってやるか～っておもってる。

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