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■原初のアルカナ/シナリオオリジナル準拠 [EDU*20]　選択：＜盾＞＜精神分析＞＜医学＞ ■クトゥルフ神話技能：1d20+10→15pt --------------------------------------------------------------------------------- 「我ら人の子が光ある世界で生きるため、持ちし者が力を振るうのは当然のことですわ」 ■基本情報 先代が女教皇隊の力が最も乱れていた時期にあたり、その余波で前隊長と副隊長がアルカナを血族に移すために作った血の繋がった一人娘。 そのため早いうちからアルカナの素質を見抜かれており次期隊長として教育を受けたが、孤児院で生活するうち両親に反発するようになる。 血縁関係なく孤児たちを我が子のように育みながら戦地に立ち、長く在位する。 ■口調 一人称：私　　二人称：貴方様、○○様 基本的に穏やかで角の無い口調で話す。丁寧。 #d6c6af ■誕生日 3月31日　牡羊座 ■原初のアルカナ HOII：女教皇 『発動Rを含んだ』1d6ターンの間、自身の手番で1d6『回復阻止値』をロールする。 その後対象を決定し、『次の自分の手番まで』出たダイス目分の相手の再生を阻止する。 『回復阻止値』ロールは手番外行動であるため、発動の次のRからはこのダイスの後に通常行動が可能。 【例】1d6の結果が3だった場合、回復値3までは『回復自体を無効化』するが回復値4の場合相手は1回復する） ■女教皇部隊 代々女性が隊長、男性が副隊長を勤める部隊である。 カトリックの歴史において教皇の地位に就いた女性は存在しないため、「女教皇」という実在性を担保するため男女にて役職に当たるしきたりがある。 また、二元論や二元性のバランスを重視するという点も両方の性別を組み込むしきたりの由来に含まれる。 礼節と勤勉を重んじる隊で、日々の活動は全員で「聖典」の一節を読み上げるミサから始まる。 このアルカナの成り立ちは聖書から更に派生した聖なる物語であるとされており、それらを編纂したものが上記の聖典で、女教皇部隊において最も尊ばれるものである。 ある種小説や伝記に近い語り口であるため、呪文や術式などのノウハウが組み込まれた所謂魔導書とは全く性質が異なる。 原初のアルカナを受け継ぐ者は、この聖典に書かれた物語の力を受け継ぐのである。 かつては教会として使われていた建物を拠点としており、神話生物の侵略によって親や居住地を追われた子どもを受け入れる孤児院としても機能している。 隊員の中にもここで育った者は決して少なくない。 隊の男女の数は平等であり、血筋や生い立ち等に縛られることはないが、敬虔で知識欲に溢れる者でなければ入隊を許可されない。 また、隊の性質により精神的な素養もある程度重要視される。 マリアベルは26の時に隊長に就任。 ■素質の見分け方 前隊長が死亡したのち、次の隊長となる素質を見出すためのミサが行われる。 在籍している全ての女性隊員が対象となり、聖典に書かれたこの日にのみ用いられる特別な物語の一節を読み上げる。 その際にアルカナに選ばれる者は足下に光の輪(波)が発現する。 ■武器、アルカナの発動エフェクト 2m程ある細い十字架の形をした杖を用いて原初のアルカナの行使を行う。 この杖は振うのではなく、地面へ十字の先を降ろし数度軽く叩くことで、そこから光の輪(波)を生み地脈に聖なる力を巡らせる。 アルカナや攻撃に使用する力は広義に総じるなら魔術の一派だが、女教皇部隊では聖典になぞらえて「奇跡」と称する。 アルカナ使用時のエフェクトの色はアルカナを持つ者によって異なり、マリアベルはベージュ。 通常の魔術攻撃の際は白い光である。 ■モチーフ 聖アグネス：非カルケドン派の聖人で殉教者。純潔・少女・夫婦・性暴力被害者・庭師の守護聖人 ヒルデガルト・フォン・ビンゲン：中世ヨーロッパ最大の賢女とも言われる。女預言者の異名を持ち、薬草学や芸術にも精通していた。 トーラの書：女教皇の持つ書物はトーラの書であると解釈されるのが一般的であり「高度な知識や学問の象徴」とされる。 正位置：静観・洞察力・直感・直観力・思慮深さ・冷静・聡明・知性・神秘性・知恵・英知・知識・バランス・理性・判断・内面・高い精神性 逆位置：情緒不安定、偏見、独断、潔癖、神経質、不安、冷淡、悲観、閉鎖的、批判、無神経

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