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影山アヤ 影山コウの妹で周りからよく「ブラコンだよね」と言われるものの本人は自覚ナシ、だけど兄に美味しいものを食べて貰おうと独学で料理を学び、そして兄を楽させようと家事を覚えた、一度探偵稼業を手伝おうとしたがコウに反対されそのまま写真家の道へ、しかし今でもコウの事が大好きでたまに手料理を持って行ったりする 容姿はとことん可愛い、少しコウに似てるかな？っていう感じ 髪はロングで背中くらいまで、結んだりはしていない、アホ毛つき 服装はチェックのスカートやワンピースを好んで着る、一番のお気に入りは赤と茶色のチェックのスカート 性格は明るく優しくほんの少しだけ泣き虫で兄思いで他人思いの良い子、普段からコウの事を「コウにぃ」と呼び昔は学校で見かける度に抱きついていた、兄の事をバカにされた日には学校では怒って家では泣いていた程コウの事が大好き Aya past of the story 「見えない顔と見たい本当」 コウにぃは狐のお面を着けてる時があった、私はコウにぃの狐面があんまり好きじゃなかった、だって狐面着けてたらコウにぃがどんな顔してるかわかんないもん…笑ってるのか怒ってるのかわかんない…それが嫌だった…そしていつか祭りに行った、コウにぃはやっぱり狐面着けてた、だから言ったの「コウにぃのそのお面嫌い…コウにぃがどんな顔してるのかわかんないもん…」って拗ねながら、そしたらコウにぃがお面の屋台に行って猫のお面買って来て言ったんだ「ほら、これ、僕にとってこのお面はちょっと特別なんだよね…だから外せない…」そう言われて少し悲しくなったけどコウにぃが続けて「その代わりこうしよう、二人ともお面をつけてる時は絶対に本心…あー、その時思ってる事を嘘吐かず正直に言う、これなら顔が見えなくてもちゃんと伝わるんじゃないかな…なんて」その時やっと気がついたんだ、私が一番嫌だったのはコウにぃの顔が見えない事じゃなくてコウにぃの”本当“がわからない事なんだって…その時はちょっとだけ泣きながら「うん」ってちゃんと返事してゆびきりげんまんまでしたんだ、それからはね、コウにぃの狐面好きになったんだ、だってコウにぃが狐面着けてる時はコウにぃの“本当”がわかるんだもん、それって私にとってテストで満点取ったりするよりずっと嬉しい事なんだよ、だからね、この猫のお面は私とコウにぃを繋いでくれるどんな物より大事な一生の宝物なんだ(卒業アルバムのクラス欄『私の一番大切なもの』より抜粋)

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