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【災い】不和：身近な人たちを基にした処女作が入賞し、モチーフとなった友人たちを雑多な人たちの衆目に晒してしまい、そのせいで交友関係を失った 【願い】作家として成功し安定した収入を得て、姉を両親の元から救い出したいと思っている 【思い】両親を嫌悪している 学生作家。若いながらに数冊の本を出してる 彼女の創作の根源は歪んだ家庭から来ている。 幼少は神童と呼ばれながらも、道半ばで失墜した母は、自分の通るはずだった栄光を彼女と彼女の姉にゆだねた。 父はそんな母を面倒に思い、母の面倒を二人に任せた。 勝手なレールを強いられた彼女たちは日常が苦痛になり、学校だけが逃げ場となった。 母の歪んだ愛は年長である姉に多く傾けられ、彼女はそんな苦しむ姉を見て、せめて空想の中でだけでも幸せな世界を作ろうと物語を紡いだ。 それが彼女の始まりである。 今は姉に背を押され、作家の収入で一人暮らししているが、いつかは姉を迎え入れて、両親の縁を切りたいと思っている。 表向きは交友広く人付き合いもよいが、本心から信頼し信愛しているのは姉だけであり、目的のためならあらゆることに貪欲に行動する。 初期子はPN。本名は天野比良女（あまの　ひらめ）ただし、知人も皆初期子と呼ぶため、いつの間にか教師も初期子と呼んだりしていて、本名が割と覚えられていないが、本人も本名が珍妙だと思っていて気に入ってないので気にしてない。 初期子の作品はさまざまな分野に手を出しており、特に人気なのは現代SF（少し不思議）である。 リアルに感じる世界観の中で起こる不思議な出来事が、まるで本当に身近で起きているのではないかと思わせるらしい。 そんな彼女の趣味は写真撮影。いろいろな場面を切り取って、それを自分の作品に生かしているのだ。

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