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弓形　眞生(ゆみなり　まき) 職業ベース:看護師(2015ベース) 眞生は小さい頃からおばあちゃんに育てられて過ごしてきた。両親はまだ物心つく前に離婚してしまいそれを見かねた祖母が引き取ってくれた。 そんなおばあちゃんに小さい頃から名前の事でいじられたり、悩んでしまったときにことあるごとに言われていた言葉がある。それは「眞生が正しいと思う道を生きていけばいいよ」という言葉だ。 小さい頃はそういわれても漠然としか受け止められなかったし、意味も理解できなかった。ただ常にその言葉が心の中にあったのだ。 でも幸せは永遠には続かない。眞生が16の頃に不思議な言動が多くなり始め、心配になり病院に行った所医師から前頭側頭型認知症だと宣告された。 気づかない内に発症していたようで、残りの寿命は３年だと伝えられた。その後は症状が顕著に出るようになってしまった。 急に癇癪を起こすようになったり、同じ行動や言葉を繰り返したり、笑顔が無くなってしまったり、そんなおばあちゃんを黙って見るだけなんてことは眞生には出来なかった。 高校三年間遊ぶことをほとんどせず、学業と精神医療の勉強にあてたがり勉なことを馬鹿にする声も多かったが、その一方で事情を知り応援してくれる人も居た。 数々の苦難を乗り越え、東京大学医学部への推薦入学が決まった18歳の12月の中旬祖母が倒れ緊急病院へと搬入された。 手術室に入ることが出来なかったが最後に生命維持マスク越しに小さな声でかすかに聞こえたのは、 「眞生、あなたは真っすぐに生きて」と昔の祖母のようにほほ笑んでいたように感じた。それが最後に祖母とかわした言葉だった。 月日は流れ、祖母の言葉を胸に精神医療病棟の看護師として日々生活をしている。 技術的にも知識的にももっと上の役職に就くことは出来るが、一番患者と接することが出来る今の役職をあえて選んでいる。 患者からも人気が高く、静かにゆっくりと話を聞いてくれる姿勢や穏やかな話し方で大人から子供にまで人気がある。 現在は高校時代の同級生と家庭を持っており、中学生になる娘もいる。 昔は無趣味だったが活発で自分とは違う分野に強い奥さんの影響で、15年ほど弓道を一緒にしている。 また娘が成長したこともあり、自分が得意分野でなかった歴史についても聞かれたときに答えられるようにと、軽く調べてみたら意外とハマってしまい、歴史文化会館等にも暇があれば立ち寄るようになるまでになっている。 ▼取得技能説明 ・弓 →奥さんとの弓道にて取得奥さんは90ぐらいある。つよい ・応急手当 →何かのはずみで怪我をした患者さんをすぐ手当てできるように。いたくない ・聞き耳 →声が小さかったり、発音が上手くできない人の声を聞き取る為。まきイヤー ・精神分析 →興奮してしまった患者さんを落ち着かせるため。おちついて ・目星 →顔色や動きに異変が無いか、素早く見つけるため。まきーアイ ・説得 →患者だけでなくそのご親族への説明で理解してもらうため。だいじょうぶ ・生物学 →生物にとって、どのように接したり声をかけると安心してもらえるかを研究していたため。あんしん ・薬学 →しっかりとした薬の知識を深め、処方してよい薬を見定め迅速な対応をするため。こわくない ・歴史 →娘の勉強を見ていたら、昔出来なかった分楽しくなって勉強している。とくがわいえやす 経歴にかけなかった名前の由来 弓の形のように曲がってしまってもいい、ただ振り返らずに真っすぐ生きる 式神憑き POW+1 人間以外に好かれやすくなる

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