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――――――――――――――――― □Paranormal Crime CS ▽台詞 「イヴァンだ！ ま、気軽によろしくな」 「オレは雨に打たれたことがない。つまり不本意に濡れた経験がない訳だ。だからその不快感を想像出来ない。分かるよな？」 ▽設定-1 FBI超常犯罪分析課に所属する男性。 教養は無いものの、頭脳や身体能力は人並み以上に優れている。FBI捜査官として相応しい人物。 性格は前向きで物怖じしない。 自他の境界がはっきりしており「自分は自分、他人は他人」という意識を強く持っている。 他者の評価を一切気にしないため、時に空気を読まない言動をすることがある。突然わけのわからない哲学めいたことを語り出す姿は、変人と言って差し支えない程である。 それゆえ初対面の印象に反して付き合いづらく、友達はあまりいない。 ▽設定-2 彼の人生には"雨"という概念がない。 正確には、人と同じ認識が出来ない。 大雨の中に飛び出していけば濡れることは出来るだろう。しかし、予測のつかない雨に打たれたこと、大切な用事の日に雨が降ったこと、そういった経験がない。 同じように、彼は落ち込んだことがない。 人並みに不幸なことや、運が悪い日は経験してきたのだが、心の底から「最悪だ」と思ったことがない。他者を害そうとするほどに思い詰めたことがない。 恐らくは、それがFBI捜査官である自分と、捕まえるべき犯人の違いなのだと感じている。 どうしたって自分が雨に打たれることがないように、どうしたって自分が人を殺そうとは思わない。 その点は不可逆であり不可侵であり、決して交わることがない平行線なのだと理解している。 そして、これは犯人だけでなく、他者に対するスタンス全てに影響している。 広く認知された"雨"という概念でさえ、心の底からの理解が出来ない人間がいるのだ。個人の感覚、思考、境遇、その全てに寄り添うなんて不可能だ。 ……と、端から考えないようにしている。 彼の言動の大半はこの思考に由来するものである。 ▽大切な人 ①モーリス・レイノルズ(父) 自称哲学者。金にならない自費出版を重ねている。 鷹揚な性格。細かいことを何も気にしない。 イヴァンが妙な思考になったのは、彼の蔵書がその辺に散らばっている中で育ったからである。 ②デヴォラ・レイノルズ(母) 出版関係の会社勤め。 はっきりした性格。旦那を尻に敷くタイプ。 政治的思想が強く、月1でデモに参加している。 「言いたいことは言いなさい」が口癖で、これも間違いなくイヴァンに影響している。 ③ボブ(友達？) 恐らく密入国者の男性。 その辺で行き倒れていた所をイヴァンが助けた。 母国語が英語でないため全然言葉が通じない。 だが端から理解を諦めたコミュニケーションをイヴァンは気に入ったらしく、よく餌を与えている。 ――――――――――――――――― □Paranormal Crime2 CS ▽台詞 「イヴァンだ！ ま、仲良くしようぜ？」 「unknown99.9のことならオレに……聞かないでくれ。知らねえし」 ▽設定-3 基本的には3年前と変わらない性格。 前向きで物怖じしないが、口が悪く空気が読めない。 30代に突入したにも関わらずノリが小学生男児である。 ドリトスが好物で、よく持ち歩いている。好きな味は周期で変わるらしく、最近は原点に立ち返ろうとメキシカンタコス味を食べている。 ▽設定-4 3年前の事件から多少価値観を改めている。 自分は純粋な人間ではないという認識が強くなり、更に他者への理解を諦めるようになった。 しかし、同時に絶対に有り得ないと思っていたこと――家族へ銃を向けるという経験をした。 そのため他者からの影響を無視出来なくなった。 思考が分からなかったとしても、行動は変えられることがあるのだと実感した。 現在のイヴァンは"自分を人間に繋ぎ止めてくれる他者"の近くに居ることにしている。 これにはPCUメンバーも含まれ、時には積極的に絡みに行く姿勢すら見せている。 とはいえ突然態度を変えるのは気まずいので、3年かけてゆっくり……変わったかな……？ 程度。 とりあえず飲み会には出るようになった。 ▽大切な人 ①デヴォラ・レイノルズ(母) 出版関係の会社勤め。 旦那を亡くして以降、更年期障害もあって抑うつ的になっている。表面上は今まで通り振舞っているが、外に出なくなりデモ活動の頻度も減った。 イヴァンはその状況を心配してはいるものの、デモに行けとも言えないので困っている。 ②ボブ(友達) 元密入国者の男性。 しばらく姿を消していたが、最近アメリカ永住権を片手に再び現れた。 どうやら移民抽選プログラムに当たったらしい。 当選確率は1%以下だそうだが「神を2回見た自分ならいけると思った」と話しており実際いけている。 ちなみに長いこと出身国に戻っていたため、英語は出来ないままである。上記の説明は頑張って聞き出した。 ③アルニカ・シルバー(後輩) PCUの新人。 メンター兼教官として面倒を見ることになった。 しかし根っからの放任主義のため何も教えていない。 最初の方こそ面白がってパシリ扱いしていたが、それも飽きたらしく、現在は同僚と変わらない接し方をしている。たまに奢ったりはする。 ――――――――――――――――― □他の探索者について ▽HO1-エルシー・クリントン スキンシップ全般が苦手なため警戒している。 とはいえ問題児である自分が長年同じチームに在籍できているのは彼女のおかげだろうと感じている。 新人教育にあたり一度姿勢を見習ってみようかとも思ったが、こいつも放任主義だな！ と安心した。 ▽HO2-ナイル・マーリン ノリが合うので話しやすい……と本人は思っている。 実際はHO2の魅力に懐柔されただけである。 メッセージが送られてくる時は無視しているが、メッセージを送らなければいけない時は彼女を選ぶくらいの好感度。比較的言うことを聞く。 ▽HO3-ヒューゴー・ヘンダーソン 常識的かつ喧嘩を売ってもあまり怒らないので人間出来てんな〜と思っている。 でもどう考えてもシナリオ外で一度は地雷踏んだことある気がする。よっ元犯罪者！とか普通に言うし。 ▽HO4-アミリア・キングストン よく怒らせては喧嘩をしている。 だが仕事上のスタンスは似通っているので、事件の話は普通にする。彼女の閃きを疑うことはなく、FBI捜査官として尊敬すらしている。 思えば最初の頃は舐めすぎだったと反省し、ドリトス1ダースを送り付けたこともある。それは迷惑と呼ぶ。 ▽HO5-ジャジー・レチャット 自分とは全く違う考え方をしているため、訳分かんねえ奴だな〜と思っている。 一度怒らせてみようと思って、彼が困りそうなことをよく言っているが、気付けば上手く躱されている。チッ……(投げキッス)。 ――――――――――――――――― □備考 ▽職業ベース 警察官から改変 ▽カラーコード #006EB0 ▽名前の綴り Ivan Reynolds ▽発狂 強迫観念2ヶ月 ―――――――――――――――――

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