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「ああ・・俺か？フッ俺のコードネームはブラックナイトメアダイアモンドドラゴン・エターナルフォースライトニングボル・・ま、まてまてまて最後まで聞いてくれよぉ！！！」 左目に眼帯を付けた男。ことあるごとに疼くようで目に手を当てるポーズが好きな厨二病。 だが厨二歴は実は半年ほどでかつあまり才能はないらしく、少しでも突っ込まれるとすぐに素に戻ってしまう。 Ｎ市高校に通う生徒。漫画研究部の創設者にして部長。（ただし彼以外は幽霊部員である） 生徒会長の八重樫若菜とは、クラスは違うが親しい友人である。 一年前までは真面目で大人しい人間であったとか ながったらしいコードネームは「暗黒石竜の永遠を司る稲妻の力」と書くらしい。 勿論自称であり隙あらばこっちに変更できないかな？と思っている ――――――――――――――――――――――――――― 眼帯の下は「賢者の石」と化した蒼い左目がある。 約一年前、偶然通りがかったN市郊外の廃ビル群にて”とある事件の結末”を目撃した彼の目に、高濃度のレゲネイドウイルスを含んだ鉄の破片が飛び込んだ。 そしてそれは幸か不幸か、奇跡的に目と同化し賢者の石と化してしまう。 ―あの事件に誰がかかわってたのかは知らない。誰が何のために、どころか何があったのかもわからない。 同い年くらいの青年たちにいきなり追われて逃げた先でふと見上げたら、そこには廃ビルに切り取られた空に浮かぶ鉄塊、なんて出来すぎた映画のワンシーンのようだ。その大きな矢が無残にも砕け散った時、大きかったのに、儚くて、綺麗で、まるで花火のようで・・左目が熱くて堪らず涙が零れて。 吸い寄せられるように一歩踏み出した。そこが道路だという事にも、赤信号であったことにも気づかず。 その後病院でＵＧＮの邂逅、以降ＵＧＮに協力するイリーガルとなる。

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