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Gilbert Rogé. 誕生日：1/6 物腰柔らかな教会所属騎士の青年。 騎士としての在り方に理想があり、騎士道を重んじる行動をする。 教会を信じ教会を護り。弱きに寄り添い守護者たれ。国家を愛し、征服者に背を向けず。異教徒に容赦など必要ない。嘘偽りを述べることなく、誠実に、忠実に、寛大に。いついかなる時も正義と善の味方となりて、不正と悪に立ち向かうべし。 信念は常に教会と共に。 人は彼を騎士の鑑だと言うだろう。優しく、接しやすく、それでいて厳格な忠誠心の持ち主。 ……一転、騎士という責務から放たれればかなり歳相応である。 張り詰めた気を解いてしまえば、そこにあるのは案外行動的で剣を振るうことが好きな、ただ強くなりたいだけの青年だ。 「私は私の意志でここにいる、ここに立っている。それだけです」 「え、っと。気楽に……良いんですか？……じゃあ、好きにさせてもらうな」 「俺も、もう少し強くて頼りになれたら、って常々思うよ」 ※以下、ジャンヌの猟犬　HO1秘匿情報 【HO1：正義の代行人】 騎士であるあなたは自身の所属する教会に忠誠を誓っている。 貴方は孤児だ、教会に捨てられていたところを今の大司教に拾ってもらったらしい。 大司教のことを尊敬し敬愛している。 恩義に報いるため今日も教会の騎士として名に恥じぬ振る舞いをしていることだろう。 日々を過ごす10年ほど前のある日教会に軟禁されている女性を発見した、恐る恐る話しかけたところ彼女はおびえながらも優しく微笑み、名を「ジャンヌ」と名乗った。 以降彼女と親睦を深め、今でも彼女のもとへとこっそりと定期的に訪れている。 彼女になぜここに軟禁されているのか尋ねたが、彼女もはぐらかすばかりであった。何か理由があるのかもしれない。いたって普通の娘である彼女が軟禁されていることは気の毒に思う。 そして貴方が所属する教会で貴方には任務が命じられた、病の原因調査と噂になっている殺人鬼を捕まえろというものだ。 『病の原因調査と殺人事件の解決』『ジャンヌがなぜ幽閉されているのかを突き止める』それがあなたの目的だ 騎士として、恥じることのない行いを心掛け、この剣でこの事件を解決する。 ■PC作成ルール あなたにはHOの恩恵が与えられる 《剣》《乗馬》技能の初期値が60 騎士であるため《信用》に+30補正 あらゆる戦闘技能は初期値が40となる 《回避》…基礎戦闘能力。 《剣》…同上。 《応急手当》…戦場で怪我をしてもすぐ立て直せるように。 《目星》…困っている人を見逃さないように。 《乗馬》…騎士の心得。 《信用》…信頼業のため。 《心理学》…人を見極めるため。 《人類学》…弱点などを見極めるため。 ※技能は基本的に好きなものを選択、しかし時代を考慮し、「拳銃などの重火器の技能」「写真術」「機械修理」「重機械操作」「電気修理」「コンピューター」「電子工学」、これらは習得不可、また技能としては0扱い。 ■名前由来 Gilbert【ジルベール】：光輝く少年 Rogé【ロジェ】：槍の名手 愛称はジル。 ■その他 10年ほど前。初めて出会った彼女に初恋をした。 金糸の如く光に照らされ輝く髪は、豊穣の麦のようで。 透き通る青の瞳は、手が届きそうなほど眩い空のようだった。 肌は白く細やかで、人形か、それ以上に美しい。 絵画に出てくる天使だと錯覚して。 次に血の通う人だと気付いて、心臓が飛び跳ねたのを覚えている。 稽古や授業終わりなどに抜け出して、隠れて遊ぶのが好きだったジルベールが唯一見つけた女の子。 それが『ジャンヌ』だ。 教会の騎士。大司教様への恩もあり、その役目を忘れることはないが。 それでも許されるのならば、 「俺は君に忠誠を誓おう。君だけの、騎士になると」 ---------- 腰に付けているリボンは元々ジャンヌが持っていたもの。 彼女が身支度の際、窓から飛んで行ってしまい代わりにジルが拾ってきたが、持っていてほしいとお願いされる。 それ以来御守りとして身に付けている。 騎士としていつか死することを覚悟しているが故に、この感情の受け皿として。 ---------- like：ハレの日の燻製肉、スープに浸したパン、ジャンヌ、ドミニクとの稽古、子供 hate：難しいこと ドミニクが1番気楽に接している人物だと言えるだろう。 憧れであり、競争相手であり、唯一無二の親友だ。 エステルに対しては妹のように思っている。 彼女からの好意には気付いていない。 そもそもジルベール自身、向けられる好意にはかなり鈍感であり、意外に数があることを知らない。 「相変わらずだな、ドミニク。俺も少し試したい技があるんだ、練習相手になってくれるかい？」 「ええと、町の女の子から菓子を貰ってしまって……。民からの施しは受けないようにしているんだ、どうしたものかな」 ---------- この誕生日は実際に生まれた日では無い。 教会に来た日。父が父となり、父の子として育てられる始まりの日。 大雪の降る最中、ひとつの化け物がひとりの人間として生を受けた、 ――えいゆうのうまれたひだ。

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