タグ： 迅PC 異能卓

DEU:20-1、POW:15+1 職業技能：コンピューター、製作(CAD)、信用、図書館、機械修理、電気修理、電子工学、物理学 【異能力：補正矯正】 物事の成功率などを補正し、攻撃の軌道などを矯正することが出来る。 《補正》 判定：(アイデア＋博物学)÷2＝「73」 効果：自分を含むその場にいる者全員のダイスロールに、補正値±をつけることが出来る。 負荷：補正値+3ごとにMP-1 その他：クリティカルで効果2倍、ファンブルで±逆転。 《矯正》 判定：(目星+幸運)÷2＝「78」 効果：敵の攻撃を逸らす。 負荷：HP-1、MP-3 その他：クリティカルで逸らした攻撃ダメージが敵に跳ね返る。 補足：異能力を思い切って使ったときに出現する赤いモニターはただの映像なので、それを盾として使用することは出来ない。 最近、一人前として認められてきた建築CADオペレーター。 専門高校、大学、バイトと会社務めを経て、ようやく在宅勤務できるようになった。 車椅子生活なので、介助士の木梨ふうか(PL:エシャさん)に住み込みで介助してもらっている。 冷静な性格で信用も厚いが、やや生意気な所がある。 ふうかねえさんに行けと言われ、渋々車いすテニスクラブに通い始めた。案外楽しんでる様子。 実は甘いもの好きで、特に甘い卵焼きが好物。 恋愛関係に疎い。 ふうかねえさんは幼馴染で、親に許嫁の約束を結ばされている。 …が、ふうかねえさんのことがどうしても「お姉さん」にしか見えず、渋っている。 異能を軽率に使う癖がある。 ヒイラギ自身は「これ以上使わなければ倒れることはない」ということは分かっている。 しかし、倒れるギリギリまで使うこともあるので、ふうかねえさんに心配され、よく叱られている。 人目があるところでは使用はなるべく控えるが、使わなければいけないと気にはこっそりと使う。 モニターが出現するくらい思いっきり使うとなんとなくスッキリする。使った感を感じる。正直もっと思いっきり使いたいけど、ねえさんにすぐバレるし怒られるし頭ぐりぐりされる。 自分の異能にはそれなりに自信を持っており、不発したときや上手く行かなかった時はしばらく「何故だ…」とブツブツ言っている。 高校生の時に不可解な事件に巻き込まれ、両脚と右腕を負傷。異能が発現したのはこの時。 現在はリハビリの甲斐もあってか右腕は何とか動かせるようになった。 しかし両脚はかなりの重傷だったのか、車椅子生活を余儀なくされた。 それから10年経った現在、両脚はいまだ動かせないでいる。 【メリークルシミマス】 自由成長：+15(投擲+10、聞き耳+5)　 SAN変移：80→78→SAN回復+12(うち10⇒2MP)→80 【アオのあなたへ】　　 自由成長 ：+5(博物学+5(55)) クリファン:聞き耳+6(51)、目星+6(81)、心理学+4(9) SAN変移：80→76→82 【福男】 SAN変移：82→85⇒80 【脱出ゲーム】 自由成長:+5(博物学+5(60)) クリファン:目星+3(84) SAN変移:80→69→82⇒80 【殺人鬼は英雄を夢見て眠る】 自由成長: クリファン:信用+3(88) 約10年前、ナニカに切り裂かれ、今は一切動かなくなった両脚。 何故こんなことになったのか、氷山さんもねえさんも知っている。 だがその2人に、もちろんその他の誰にも言っていないことがある。 …大きく深く残った両足の傷跡、それを中心に黒く大きな痣が広がっている。 そのどこか不気味で禍々しいものは、何かの模様に見えないこともない。 そしてそれは自分以外の目には見えていないらしく、道行く人々に妙な目で見られることも、ねえさんに何か聞かれることもない。 この痣のことはこれからも隠し続けるつもりだ。 何をしても治る気配がないのはこの痣のせいなのではないかと考えることもあるが、特に痛みを感じることもないし、ねえさんに余計な心配はかけたくない。 ……それにしても、あの頃に比べて痣が広がったように見えるのは気のせいだろうか。 しかし、今は特に気にすることもないだろう。 あれから10年経っても状態はほぼ変わらないのだから、急変しない限り、きっとこの先の何十年かも大して変わらないはずだ。 むしろ、この脚を治すために原因を突き止めどうこうする…なんて行動のほうがよっぽど危険に思える。 別に、自分一人が危険にさらされるのは特に問題ではない。しかし、きっと自分についてくるであろうねえさんの身に危険が迫るようなことがあれば、それは大問題だ。 すぐに脚をどうにかしないと死ぬという状況にならない限り、たとえ目の前に原因であろうモノが現れても自分は行動しないだろう。 ……自分に行動する気が無い理由はもう一つある。ねえさんのことだ。 ねえさんが介助士になった動機は、歩けなくなった自分の世話をし支えるため。 自分がやられたことが原因で、ねえさんの中に「介助士になる」という将来の選択肢を作り出してしまい、そのうえそれを選ばせてしまった。 他の夢もあったろうに。自分が歩けなくなってしまったばかりに。 …ここで、歩けなくなった原因を突き止め解決し、自分の脚が見事治った時の事を考えてみる。 歩けるようになった自分に、ねえさんの手助けはもう必要ないだろう。 では。ただ俺のためだけに介助士になったねえさんは、その先どうするのだろうか。 ねえさんのことだ。脚が治ればきっと自分自身のことのように喜んでくれるだろう。 しかし、必ず多少の胸の突っ掛かりはできるはず。それだけでなく、10年前までは存在し、そして諦めた他の将来の選択肢を思い出してしまうかもしれない。 それは辛いことだろう。もう選ぶことができなくなった選択肢を思い出してしまえば、特に。 ねえさんにそんな思いをさせてしまうくらいなら。ねえさんの人生をこれ以上振りまわすくらいなら。 俺は一生、歩けなくとも構わない。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ