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《通過シナリオ》 ・花骨のオフィリア HO3 ・ 3月15日生まれ/O型/カラーコード：E7609E 一人称：俺/二人称：人による 感度：15/18 胃袋：27/100 眠気：36/100 《添い寝屋さんの技能》 精神分析…添い寝屋さんを依頼する人はきっと精神的に参ってる人が多いと思うので 説得…添い寝しながらあなたは価値のある人間だよ〜と言い聞かせる 信用…そもそも信用の置けない人とは寝れないので 母国語…人を納得させるには語彙が必要だと思った 図書館…語彙を育てろ 心理学…欲しい言葉をあげよう！ 芸術(添い寝)…絶対いる 回避…添い寝したことに関するトラブルを回避する ※学生のためこの中から6-7個選択して割り振り ▼ 温厚で穏やか、他人に好かれやすい性格。 体育などはサボりがちで、学校内ではよく保健室にいる。本人は運動自体は嫌いではないため、単純に体力を消費して体調が悪くなるのが嫌なだけらしい。 学生ながらに【添い寝屋さん】として活動している高校2年生。もちろん活動時間が夜になるため学校には内緒にしている。体力がないため不定休。予約はサイトのメールフォームから。 1時間3,500円というぼったくりに近い値段で行っているが、APPや性格も相まって特に言及されたことはない。チップを貰うこともしばしば。 主な客層は20-40代。男女比は半々程度。 ↓↓↓花骨のオフィリア HO3バレ↓↓↓ そもそもなぜこんな活動を始めたのかといえば、家庭環境に理由がある。 むくろにとって一番古い記憶は約6年前。そのとき、すでに花篝家の人間は全員他界していた。 当時小学生だったむくろは路頭に迷いかけ、宛もなく彷徨っていたところ、ひとりの男に声をかけられたのだ。「行くところがないなら、うちで暮らさないか」と。 男は名前を〈シバタ〉とだけ名乗り、初めのうちはとても親切にしてくれた。シバタの家には歳若い女性がふたりおり、彼女たちとも仲良くなった。 しかし、シバタが外出をしていたある日、女性たちがむくろに言った。この家から逃げなさい、と。話を詳しく聞こうとした瞬間、女性の顔が視界から消えた。目の前にはシバタが立っていた。 シバタは女性の顔を何度も何度も殴りつけ、しまいにはふたりとも殺してしまった。そしてシバタはむくろを振り返り、愛おしそうに撫で、 「むくろはいい子でいてくれるよな」 と笑った。 むくろは確信した。抵抗したら殺される。あのふたりのように。頷くことしか許されなかった。 それから、シバタはむくろに様々な要求をした。はじめは家事や炊事を任せるだけだったが、外出したら誰となにをしてきたのか、どんなことを話したのか逐一報告することを義務付けられた。世間体のために学校には通わせてもらったが、この制約のせいでほとんど友達らしい友達はできなかった。 そして、中学3年生になった頃、シバタはむくろに、身体を使って稼ぐようにと命令した。女を相手にして子供ができては事だから、と、客を男性に限定して。 その時やっと、むくろは“うそをつく”ということを覚えた。むくろは売春の代わりに【添い寝屋さん】を始めた。 つまり、ぼったくりにも見えるあの金額はシバタを欺くために設定された金額であり、【添い寝屋さん】はシバタから少しでも離れられる時間を伸ばすために続けていることである。 今回、事件に関わることで警察もしくは探偵などへのコネクションができることを期待している。その時シバタを告発して、人間らしい生活を取り戻したいと考えている。 ※なお花骨のオフィリア内で告発する予定はない。なぜなら秘匿と間違えられそうなので。 ▽ ■関係者 花篝桔梗(故)・花篝もみじ(故) …優しかった両親。本当に優しかったかは定かではない。戸籍とか見て存在がわかる程度。記憶戻ったらなんか酷い人とかそんなことは無いと信じてるが本当か？ シバタ …年齢不詳、職業不詳の男。むくろを騙して連れて帰った。酒癖と女癖が悪い。男は興味の範囲外だったため、むくろと肉体関係はない。 あやめ(故) …シバタに殺された女。むくろに逃げなさいと忠告してくれた。むくろ同様、シバタに身体を売るように強要され、何度も堕胎し、子供ができない身体になっていた。そのため幼かったむくろを特に可愛がっていた。 あんず(故) …シバタに殺された女。姉御肌で勝気な女性だった。はじめはむくろに冷たかったが、それはむくろがこの家から早く出たいと思わせるためであり、本当はすごく可愛がっていた。死ぬ間際、むくろに「ごめんね」と言い残している。幼い彼を置いていくことに対する謝罪であった。 ▼ ■花骨のオフィリア 秘匿内容 ◆公開ハンドアウト ・HO3,4:学生 あなたたちは学生だ。 私立神咲高校の生徒であり、 少し不思議な部活に所属している。 そんなある日、奇妙な事件が起こった。 同学年の生徒である少女が死体で発見されたのだ。 あなたたちは、これの解決をすることになる。 ◆事前情報 ・龍之市について 東京近郊。かなり都内には近く、栄えてはいるが急行などは止まらないような町である。 学校やオフィスなどが多いが少し治安の悪い繁華街のような場所もある。 龍之駅の西口側が繁華街、東口側にオフィス街や学校などが点在している。 ・私立神咲高校について HO3,4 が通う学校である。 あまり歴史は長くないのだが、制服がおしゃれで、近隣では人気な高校のひとつだ。 生徒数はそこまで多くはない、少人数制の学校である。 文化部がかなり有名であり、美術部は何度か賞をとったこともある。 ◆共通秘匿 HO ・HO3,4 共通秘匿 HO 「学生」 あなたたちは学校の中の「何でも屋」のようなものをやっている。 そのため、学校内の事情にある程度詳しい。 最初は偶然、学校内で起こった事件を解決しただけだった。 それが何度も続き、今ではあなたたちは学校内の何でも屋を務めている。 何でも屋ではあるが、普段はあなたたちは「部活動」の皮をかぶって活動している。 生徒たちは知らないが、教員はあなたたちの活動について知っているだろう。 あなたたちは望む望まざるにかかわらず、そういった事件へと巻き込まれる運命にあるのかもしれない。 あなたたちは 16 歳～18 歳の間である。 ※何部であるのかどうかなどは、PL・KP の判断で好きに決めて良い。 ◆個別秘匿 HO ・HO3 喪失の日々 準推奨技能:オカルト あなたには過去の記憶がない。 正確にいうと、6 年程度前からの記憶がないのだ。 ある日を境に、あなたの記憶は酷く曖昧になっている。 その日は雨が降っていたような気がするが、なにがあったのかは酷く曖昧で、思い出せない。思い出そうとするたびに頭が痛くなるのだ。 そして、HO1 の姿に奇妙に見覚えがあるような気がする。 あなたは「在りし日の雨の記憶」を持っている。 また、あなたは非常に人当たりがよく話が上手い。故に、奇妙な話がよく舞い込んでくる。あなたは、少し体が弱い。 あなたは APP に+1、CON に-1 される。 本シナリオ中のみ、<オカルト>の値に APP×3 の値を追加して良い。 事前情報：「在りし日の雨の記憶」 あなたが唯一覚えているものである。 雨の日、あなたは傘を取り落として呆然としていた。 なぜかはわからない。雨の中、何をしにいったのかも覚えていない。 呆然とするあなたに、白魚のような手が伸ばされる。 「あなた、綺麗ね。将来が楽しみだわ」 そういった声が、女性のものであったことは覚えている。 それ以降の記憶はなく、ただ断片的に、その時の記憶だけを覚えている。 ▽ 《イメージソング》 《花ダイス》 69.ロベリア 「いつも愛らしい」「謙遜」「人目につく」「悪意」 貴方がそこに居るだけで、周りが貴方を認めるだろう。かわいらしさの中に確かな知性を。思慮の奥に小さな毒牙を。一筋縄ではいかない人。それも含めて貴方の魅力。

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