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家族に勝手にオーディション申し込まれて子役になり、そのまま俳優をやっている高校生。上にHO2（PL：kasuさん）がいる。悲観的でネガティブ。 ため込むタイプかつ心配させたくない精神で、人前では愛想よく振舞っており演技力はそこから来ている。趣味は読書と人間観察。(心理学、精神分析、目星、聞き耳、図書館） 〜以下設定〜 家族が何より大好きで大切だった。両親の愛情をいっぱいに育ててもらって感謝していた。夢はしっかり稼いで親孝行することだった。 それの夢は叶わなさそうだ。だって親は死んでしまったのだから。僕がちょっとバイクで行くのが面倒だったってだけでHO2の誕生日プレゼントを買いに行きたいだなんて言ったから、こんなことになったんだ。親は悪いことなんて何にもしていない、全部僕が悪かったのに、なんで僕だけが生き残ってしまった？生活費だって親がいないとままならない。僕が生き残っても残されたHO2と生きていけないかもしれないのに。どうして世界は僕を生かした？意味が分からない。 何もしていない人が、僕の大切な家族が、こんなにも理不尽で唐突に死んでしまうことを許す世界が僕は憎い。そんな世界でのうのうと息をしている自分も気持ち悪い。そんな拒絶をするくせに死ぬことが怖くて実行できない僕も嫌いだ。神が助けてくれる？奇跡を起こるかもしれない？いるかいないかすらわからないものにどうしてそんなに希望を見いだせる？僕には信じられない。事実がすべてだ。だからこそ、親は死んだんだ。そんな簡単に希望を持てるHO2がうらやましいよ。そして僕は怖いよ。 だから、全部全部嫌いだ。 あぁ、この世界のすべてが嫌いだ。 l通過シナリオ：「Lie」 HO1：あなたは世界に絶望している ひと月前、家族を失った。 家族を乗せた自動車は、トラックとの衝突事故を起こした。目が覚めた時、自分以外の家族は意識不明の重体に陥っていると聞かされ、その後すぐに脳死だと診断された。HO2はその時車には乗っていなかったため無事だった。自分の身体には信じられないほど怪我がなかったのを覚えている。家族の身体は未だ病院で延命措置を行われ、あなたは家族を手放せずにいる。 あなたは世界に絶望してしまった。何よりも大切だった家族を失い、自分とHO2だけ生き残ってしまったこの世界を呪った。あなたには生きる意味が見いだせなかったかもしれない。本当にこのままでいいのか、このまま生きていくのか。それはあまりにも過酷すぎないか。あなたは世界に絶望し、そして生きる意味を見つけられずにいる。 アーティファクト『真実の本』 タイトルのない真っ白な本。この本には 2 人の行動が自動的に追記されてい く。2 人が、特に HO2 がこの世界に存在する何よりもの証明になる。

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