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百一 梛瑳 ももち なぎさ
ID:3982095
MD:25808d46ed3e8304521b3e75a8a62498
百一 梛瑳 ももち なぎさ
タグ:
ソプスク
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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簡易表示
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
「……百一梛瑳と言います。中学校で養護教諭として勤めています」 「……私の両親は、私が8歳の頃に離婚しました。理由は、母の不倫が原因だそうです。結婚から10年を目前に控えた夏の出来事でした。今でもよく覚えています。父と私になんの言葉もかけることなく、まとめた荷物を持ち颯爽と家を後にしたあの人の後ろ姿からは、後悔も悲哀も心残りも、なにも感じませんでした」 「そんな母の姿を見送ったあと、父は私に言いました」 『母さんとは確かに愛し合っていた。出会って、仲良くなって、付き合って、プロポーズして、結婚して…互いに愛していたんだ、本当に。でも、どれだけ愛し合っている二人でも、その愛を永遠に同じ熱量で注ぎ合えるわけじゃない。……愛は有限なんだ。そのことに、母さんからの愛が薄くなって気づいたよ』 『……今なら思う。プロポーズしたあのとき、永遠の愛を誓ったあのとき、二人で共に人生を終わらせていたらと。愛が永遠でないのであれば、愛がある間に人生という物語を終わらせてしまえば、きっと二人の間でその愛は永遠になる。愛し合ったまま死ねたなら、どれほど良かっただろうか。どれほど、どれほど……』 『……ごめんね、梛瑳。でも、私は後悔しているがこれで良いとも思っている。なぜなら梛瑳、君がいるからだ。母さんがいなくとも、梛瑳が一緒に居てくれるならそれでいい』 『……いいかい梛瑳、愛は永遠じゃない、無償でもない。愛をもらうには誰かに愛を与えなければいけない。そしてこの先誰かと愛し合い、永遠の愛を誓ったなら、きっと、きっとその愛を永遠のものにするんだ。私にはできなかった愛を、どうか永遠のものに……それが人と愛し合うことで一番の幸せだ』 「父はこのことを口癖のように、日頃から私に言い聞かせていました。今思えば、あれは自分自身にも言い聞かせていたんだと思います。……幼いながら、私は『愛し合う』ことのなんと難儀で残酷なものかと感じていました。それと同時に、憧れも抱いていた……」 「こんなにも父を縛り付ける“愛”を、私も手にしたいと」 「それは、父から真の愛が与えられていなかったことも理由にありました。父は確かに私を愛してくれていた、でもそれは、私を通して母の面影を見ているだけだった。……大人になって実感しましたが、私の容姿は母にそっくりなので」 「なにより、父は私が中学生のときに亡くなりましたが、遺品を整理をして、その事実を理解しました。母の写真はたくさん出てきても、私の写る写真はわずかで、習慣的に書いていた日記にも毎日一緒に過ごす私のことではなく、母との思い出を振り返っているばかりでした」 「あぁ、父は私を見ていなかったんだ、愛してはくれていなかったんだ、と。私は父が大好きで、私には父しかいなかったのに。私は父への愛を与えていたけど、父は母への愛を私に注いでいたんだ、と」 「悲しくなると同時に、父の言い聞かせを鵜呑みにしちゃいけないと思ったのです。ただ一方的に愛を与えても、自分の欲しい愛は返ってこないんだと。なら、どうすれば欲しい愛がもらえるのか、それを考えながら愛に飢えた私は、とにかく色んな人とお付き合いをしてみました」 「親戚間をたらい回しにされていたので、引っ越しや転校を繰り返していたので、本当にいろんな出会いをしたと思います。初恋だと告白してきてくれた男の子、先輩と慕ってくれていた女の子。運動部の人気者に告白してみたり、教室の隅で読書している子に声をかけてみたり」 「お付き合いの内容も様々でした。手を繋ぐのに2ヶ月かかったこともあれば、お付き合いを始めたその日に身体の関係になることもあった。……無論、今思えば愚かなことをしていたという自覚はあります。ただ、反省はしていますが後悔はしていません。あの経験からわかったことがあったからです」 「それは、同じ境遇や環境といった互いに共感しやすい人物と想いを通わせやすいということ。当たり前かもしれないけれど、合う人合わない人、色んな人と過ごして確信したんです。どれだけ私のことを好きでいてくれても、私の心を理解して寄り添える人は中々いない。共感ほど人の心の壁を溶かすものはないと思いました。」 「そしてなにより、相性の良い人物と巡り会えるかは、詰まるところ“運命”でしかないと悟りました。……ちょうどその頃、高校2年生で進路を決めるというときで、私は養護教諭になろうと決意したのです。」 「この流れだと邪な理由で志望したと思われてしまうと思いますが……。思春期の子供たちは、色んな悩みを抱えて保健室を訪れる。色んな人と接して、ひとの心に寄り添う力は少なからずあったと自覚していました。であれば、訪ねてくる彼らの助けになってあげたい。誰からの愛も受けていない子に私が愛を与えてあげたい。私のような愛に飢えた子供を一人でも救ってあげたいと、そう思ったのです。」 「……まさかその保健室を訪れる子供たちの中に、私の運命の人がいるとは、思いもしていませんでした。彼女の存在は、私の人生を大きく変えました」 「彼女……美影杏さんは、いつからか……保健室を度々訪ねてくるようになりました。大体放課後に訪れてその度に、両親の仲が悪く家の中に居場所がない、家にいたくない。そう話しては、いつも学校が閉まるギリギリの時間まで保健室にいました。」 「私は共感しつつ彼女の話に耳を傾け、遅くなった日はこっそり車で近くまで送り届けてあげたりもしました。あの頃は本当に、ただ私と少し似た生徒という認識でしかありませんでした」 「それから時間が経ち、多くの生徒がクラスや部活動に馴染んだ初夏、家の話が多かった彼女の口からは、だんだんと他の事柄についても増えていきました。クラスでも部活動でも居心地が悪い、出来る事ならいたくないと」 「彼女のご両親は娘の教育方針の違いから険悪になっているようで、学校を休むなどしたら彼女自身や学校がなんと言われるかは目に見えていました。かといって、学校のどこにも自分の居場所を見いだせず苦しんでいる。彼女は 『ここだけが私の居場所。先生だけがわたしの話聞いてくれる。あたしにはもう先生しかいません』 そう、哀しげな、でも嬉しそうな表情で私を見つめながら、話してくれました。私はただ嬉しかったんです。その言葉を聞いて。この場所が、私という人間が、誰かにとって唯一の存在になれたこと。彼女は愛してくれたんです、私の居場所を、私のことを」 「だから私は気づいたんです。この人が私の運命の人だって。今までも私を愛してくれた人はいました。でも、すぐに冷めてしまったり私の求める形ではなかったり、なにより私が真に愛してあげられなかった。でも彼女は違う。私と似た境遇で、居場所が欲しくて、誰かに求められたい。愛されたいと強く思っている。これは運命なのだと確信したんです」 「彼女ともっと親密になりたい。ただ生徒と教師という関係に留まらず、もっと互いを知ってもっと互いに惹かれあいたい。一般的な恋愛とは形が異なっていても、他人からなんと言われようとも、私は彼女に恋をしていたし、愛していました。彼女もまた同じ気持ちだと、そう……そう思っています」 「夏休みに入り、仲を深めるため密かに食事や遊びに誘い、私も私自身の話をするようになりました。両親が離婚していること、父を亡くしていること、そして本気で誰かを愛し愛されたいということ。彼女は一生懸命、真摯に私の話を聞いてくれました。まるで、どっちが生徒で先生なのかわからなくなるぐらい」 「いつしか呼び方も、美影さんから杏になり、呼ばれ方も、百一先生から梛瑳先生に変わりました。私の家にも招いたし、ご両親がいない間に彼女の家に誘ってくれることもありました。流石に上がらせていただくわけにはいかなかったので断りましたが……。不貞腐れる彼女をなだめるのには、苦労しました」 「彼女と過ごす時間は、今まで傍に居た人と過ごしたものとは比べものにならないほど輝いていて、大切で、1分1秒だって無駄にしたくなかった。学校関係者に目撃されては大変なことは重々承知していましたが、出来うる限り会って話し、会えない日は電話で話す。彼女がいない日常など考えられないほど、日々が彼女色に初められていきました」 「そんな幸せな日が続き、今年度も終わりという冬。彼女は言いました」 『先生はわたしの話いっぱい聞いてくれるし、わがままも叶えてくれるし、いろいろプレゼントしてくれる。先生と一緒にいるときがほんっとに楽しいし一番幸せ。ありがとね、めっちゃ嬉しい。……でもわたしは、先生になにもしてあげられないから……だからできることならなんだってするよ。だって大好きだもん。なにかお願いがあったらなんでも言ってね』 「本当に、本当に嬉しかった。心の底から嬉しさがこみ上げました。そして、お願いと聞いて少し考えて思い出したんです……父の言葉を」 『この先誰かと愛し合い、永遠の愛を誓ったなら、きっと、きっとその愛を永遠のものにするんだ。私にはできなかった愛を、どうか永遠のものに……それが人と愛し合うことで一番の幸せだ』 「私は彼女に言いました」 『……なら、この先もずっと、ずっとずっと、私と一緒にいてくれるって誓ってくれる……?』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『! もちろん!私も、先生とずっと一緒にいたい。先生も誓ってよ!』 『ふふ、もちろん』 『えへへ、プロポーズだね』 『うん。……もうひとつ、お願いしてもいい?』 『ひとつなんて言わないでー!何個でもいいよ』 『……あなたが中学校を卒業して、高校も卒業して、大人になったそのとき……もう一度、プロポーズするから、だから、その時にね、私と』 『一緒にこの世界とサヨナラ、でしょ』 『!』 『あはは、なんでって顔してる!わたし先生のことならなんだってわかるよ。……嬉しい。その時まで、わたしが先生の好きなわたしで居続けられるかわかんないけど、でも約束させて。ずっとずっと、一緒だよ』 『……ありがとう。杏はずっと、私の好きな杏だから。……約束、ね』 『うん!絶対だよ!』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「……約束が、果たされることはありませんでした。……どうして、どうして彼女が亡くならなければいけなかったのか、どうして、なんで、自殺なんて、約束したのに、愛していたのに、愛してくれていたのに、なんで、なんで……」 「……私は、彼女が死を選んだ理由を知りたい。それを知るまでは死んでも死にきれない。その理由を知ることができたなら、その時は」 「彼女の後を追います」 「彼女の分も生きます」 以下性格メモ 柔和な笑み、淑やかや所作、丁寧な口調。保健室来た人に安らぎを与えてくれる雰囲気を纏った落ち着いた人柄。年頃の生徒にも、同僚や上司の教師にも分け隔てなく礼儀正しく接する。 だがお硬い性格というわけではなく、カウンセラーとしての面もあり、優しく微笑み冗談も時折零す。 心の底では誰かに愛されたい、誰かを愛したいと常々思っており若い頃はありとあらゆる手段でいろんな人(ほんとに老若男女)とお付き合いしたが、この人!という人物とは巡り会えなかった。 養護教諭の職に就いてからは仕事が忙しく出会いも減り、加えて年を重ねてきたこともあり半ば運命の人との出会いは諦めていた。 そんな折、美影杏と出会い人生が一変する。 彼女が自分に執着してくれるだけでなく、自分も次第に執着していき、いわゆる共依存の関係になった。でもちゃんと教師としての倫理観はあるので身体の関係とかはない(たぶんお互いそういうことしたいとか思ってない。) 仲が深まったある日、念願(というかもはや父親の残留思念的な何か)の永遠の愛を誓って二人で世を去る約束をした。 したのに杏は梛瑳を置いて自殺してしまった。とにかく理由が知りたい。知るまでは死ねない。 別にヤンデレというわけではなく、ある種愛が重いというか大勢の理解している愛とは少し違う愛を己で定義している、みたいな感じ。色々拗らせちゃった。 一方的にぐいぐい来られるのはそんな好きじゃない。(ナンパみたいな)でも奥手過ぎてももやもやしちゃう。たぶん感覚が肥えちゃったのかなという感じ。 他の先生のことは別に普通の教師だと思ってる。ただ杏が心地よく過ごせていない事実があるからなにかしら問題はあるんだと認識してる。 お父さんは事故死ってことになってるけどたぶん自殺。梛瑳もなんとなく察してはいる。 胸ポケットに付けているくまの髪留めは、杏からもらったもの。 「百の愛より一つの愛」 「梛」は神社の御神木にもなっていたりして「葉脈が縦方向のみにあり引っ張っても容易に切れないということから、夫婦円満や縁結びのお守りとしても使われている」という理由から、運命の人と巡り会えるようにという願いを込めて。 「瑳」は「とぎすましたさま。玉の色が白くあざやかなさま。転じて、物のあざやかなさま。 ぎざぎざした白い歯がちらっと見えるさま。また、愛らしく笑うさま。」という意味からつけた。実はギザ歯。杏は知ってる。笑顔が印象的、でもギザ歯をちょっと気にしてるのであんまり口を大きく開けて笑わないという印象から。
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