タグ： きしちゃん

【 プロフィール 】 ベース：自宅警備員（忍び歩きを医学へ変更） 年齢：23歳 誕生日：1月30日 血液型：AB 特記：CON-1。ネット上のうわさについての〈図書館〉に＋20のボーナス 特徴表1：鋭い洞察力 - 優れた感覚の持ち主である為、<目星>に+30%。 特徴表2：天才 - 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 好きなもの：音楽、ピアノ、優しくしてくれる人 嫌いなもの：痛み。軽蔑。 【 狂気 】 憤怒(表)　憤怒：ヒステリー、解離性人格障害。暴力的な性格になるでも、そういった人格が産まれるでも良い。 【 キャラクター 】 「はぁ、こんな私の人生など曲にでもしない限り価値すらないだろう……いや、それでも価値は生まれないか」 「笑ってくれ。かつては天才などともてはやされた男の末路だ。そして同情してくれ。ついでに菓子を恵んでくれると嬉しい」 「こんな私に優しくしてくれるなんて……あなたはなんていい人なんだ！」 　元天才ピアニスト。 　作曲家の父、ピアニストの母、バイオリニストの姉を持ち、生まれてすぐに音楽に触れ始めた。 　音丸自身音楽に魅入られ、保育園に上がる前にはピアノの練習を始める。 　ピアノを弾いている時間がただただ楽しく、時間が許す限りピアノの前に座っていた。 　血筋という才能、そして並みならぬ練習時間が彼の実力を際限なく伸ばしていき、やがて天才などと呼ばれてあらゆるコンクールを片っ端から受賞する。 　このまま世紀のピアニストとして歴史に名を遺す────かと思われた、そんな人気絶頂期に、音丸を悪意が襲った。 　音丸の才能に嫉妬した同級生のピアニスト志望の男によって、彼は利き腕を砕かれてしまう。 　幸い切断には至らなかったが、その手には指の骨を複雑に折ってしまったが故に痺れが残ってしまった。 　その後遺症のせいで、音丸はピアニストの夢を絶たれることになる。 　当時未成年だったため加害者は少年院に送られたが、それで音丸の心が癒されるということはなかった。 　彼を天才だ天才だともてはやしていた連中は一斉に態度をひっくり返し、見向きすらしなくなった。 　彼を誇りだと言っていた両親は余所余所しくなり、新たにピアニストとして歩みだした弟の方へ目をかけるようになった。 　両親からは金だけを渡され、もはや居ないものとして扱われる日々。 　やがて与えられたマンションの一室から出ることすらしなくなり、今では立派な引きこもりである。 　 　引きこもりを始めてから、彼は作曲に手を出すようになった。 　あまり触れてこなかったパソコンの前に座り、打ち込みを学ぼうとしてこともある。 　しかし音楽に触れれば触れるほどピアノが弾けない自分の人生を呪ってしまい、ストレスによって自分のケガした手を掻きむしってしまう。 　ケガから五年あまり、治る見込みはないかと医学書に手を出したり、狂っていく自分自身に恐れを抱いて精神医学の本に手を出したこともあった。 　ただどれも気休めにしかならず、結局「どうしようもない」という結果のみが明らかになり、音丸の人生はさらに暗くなる。 　元々謙虚だった性格は謙虚を通り越して卑屈になり、口癖は「どうせ私なんて」。 　愛しい音楽を聞くことも、奏でることも苦しくなってしまった世界で、音丸はただただ自分の命が自然と消えるのを待っている。 【 興味技能について 】 回避、キック……両親から言いつけられた護身用の習い事。手は大切なので足技のみ。まあ、肝心な時には役に立たなかったが。 精神分析……実際にしたことはないが、精神医学の本を読んだことによって知識はある。 目星……周りの視線から逃れられる場所を探すため。 地質学……別の道を志そうと考えたときに、学ぼうとしてみた。長続きはしなかったが。

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