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『真紅の輪』同族と輪になり詠唱する事で門を開き遠くに移動できる呪文 各自POW1ポイントずつと指導者は最低SIZ18の生贄を捧げ門を1POW×1分間出現させる 【基本情報】 名前：曽毬　まお（そまり　まお） 性別：女 年齢：17 身長：160cm 体重：50㎏ 職業：高校生（2年生）（通ってはいない） 趣味：バスケ、散歩 好きな物：肉まん 苦手な物：人前で何かをすること イメージ猫：ソマリ 【ステータス】 https://charasheet.vampire-blood.net/3785359 【詳細】 ◆軸 ・お巡りさんを助けたい。 ◆経緯 ・両親は医者で二人とも非の打ち所がない人間だった。できるのが当たり前であり、PCにもそれを求めた。幼いPCはできるところを褒めるのではなく、できないところを挙げて改善するよう求めるような教育を受けた。PCの心は少しずつ凍っていったが、それでも期待に応えられない申し訳なさと愛情がもらえない寂しさから、両親のことを嫌いになることはなく、いつかちゃんと自分を見てほしいと願っていた。 ・そうして他人からの期待に過剰に応えようとするせいで、かえって全てがうまくできなくなった。両親に対してだけでなく、誰に対しても緊張するようになってしまった。勉強も運動もできないわけではないのに、人前となるとうまくいかず、失望されるのが怖くて人と関わるのをやめた（無意識）。 ・しかし隣の家に住む幼馴染は例外だった。5歳上の和人（かずにぃ）は不器用なPCのことをそのまま受け入れて、どんなにだめでも傍にいてくれた。そのおかげで彼の前でだけは自分らしくいられるようになった。和人はPCにとって唯一の心の拠り所であり、すきなひとだった。 ・自分はダメな人間だけれど、せめて和人には、両親には何か返したい。いつかは、誰かに必要とされる人間になりたい。そう願っていた。 ・しかし中学3年生のある日、学校からの帰り道に拉致され、村に連れてこられてゴフン・フーパジ・シュブニグラスにされてしまった。「帰りたい、かずにぃに会いたい」、そう思い村の外を目指そうとしたとき、水たまりに映った自身が人間とは異なっていることに気づき足を止めた。もう帰れない、諦めるまでにそう時間はかからなかった。 ・諦めて村で暮らしてから2年、村に新任のお巡りさんが来た。彼の外見は和人にとても良く似ていた。 　「あのひとを守りたい」 ◆メモ ・一人が好き。期待は一歩間違えば失望に、好きは一歩間違えば嫌いに転じる。何がきっかけになるかなんて自分で制御しきれない。他人の気持ちなんてわからないのだから。人が嫌いなわけじゃない。仲良くなりたい、おしゃべりしたい、一緒に服を選んだり、甘いものを食べに行ったりしてみたい。でも、仲良くなったら、いつか仲良くなくなってしまうかもしれない。 いつかなくなってしまうのなら、最初からなくていい。 「それは、”一人が好き”ってことじゃ、ないんじゃないか？」 本を読んでいた私にそういったのは、隣に住む幼馴染である和人だった。 5歳上の彼とは幼稚園の頃からの付き合いだった。仕事が忙しくいつも両親が家にいないことを心配した彼のお母さんが私を自宅に招いてくれたことがきっかけで知り合い、私にとって唯一身構えずに話ができるひとだった。 「？　ちがうの？」 「ほんとは独りになりたくないから、そう思うんじゃないか？」 「そう、かな……。でも、かずにぃがいるから、べつに、いい」 「はは、そういうこと言われると甘やかしたくなるけどな。またバスケするか？」 「するっ」 成績は上の中、運動は上の下。 でも授業中にかけられるとうまく言葉は出てこないし、体育でチームを組んで球技をすればお荷物になった。 誰かに期待を寄せられると怖くなる。失敗したらどうしよう、失望されたらどうしよう。 もう既にクラスメイトの私への期待値なんで地に落ちているのだから、これ以上落ちることはない。 いっそ足掻けばいいと頭の片隅で分かっているのに、体は言うことを聞いてくれなくて、人前ではいつも失敗ばかりだった。 でも勉強も運動も嫌いなわけではなくて。 「お前、うまいよな」 「そうかな？」 「自信もってやればなんでもできんのに。もったいねえ」 「しらない。うまくいかないんだもん」 「まー、今すぐどうこうってことじゃねえけど。難しいこと考えねーでやりたいようにできるようになるといいな」 「……うん」 「そんで、お前の母さんと父さんにも、ちゃんと褒めてもらえるといいな」 「……うん」 ◆性格 ・内気だが慣れればかなり懐く。能力がないわけではないが、自身がないために何をやってもうまくいかずにいた。 ・頑固。 ◆生活 ・村の高校には通っていない。 ・毎日を寝るか散歩をして過ごしている。 ◆セリフイメージ ・一人称：私 ・二人称：あなた ・友達は呼び捨て。他はさんづけ。おまわりさんのことは「おまわりさん」。最後に名前呼びたいな。 「私、おうち、わかんなくて。おうち、帰りたい……ここに住んでた、と思う、んだけど」 「？　おなか、すいたかも」 「逃げて！！　私はもう、逃げても意味がないから、でもお巡りさんはまだ間に合うの！　お願い、逃げて！」 「すき、すきです、あなたが好き。忘れていい、答えもいらない。ちょっとでも私に気持ちを傾けてくれるなら、逃げて」 ◆名前由来 ・ソマリ→曽毬　 ・猫→マオ（中国語）→まお

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