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〔職業〕 〔特徴表〕 〔技能〕 〔アーティファクト〕 〔呪文〕 〔遭遇した超自然の存在〕 〔備考〕 【以下蛇足】 〔略歴〕 〔容姿〕 〔RP〕 【以下シナリオネタバレ注意】 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 佐倉 樹（さくら いつき） 42歳　LRRH所属　コードネーム：アウル 諦念を持ち、面倒見が良い。愛情深い。 特に何かに食指が動く様子もないが、任せられたことには責任をもって取り組む。 大抵の事は始めてみれば継続できるようになる。 昔はやめ時を見失うことが多かったが、それに比べれば現在は引き際がわかるようになった。 日によって気まぐれに普段しないことをしていることがある。香水をつける、喫煙、 お洒落をする、歌を歌う、ぼんやりする、図鑑を眺める、料理、飲酒など。 どれもあまり板についた様子ではない。多趣味とも統一性がないとも言える。 1度ぷっつりと心が折れてからバディを組むことそれ自体を避けていたが、 突如として前線復帰と新たなバディ結成を命じられた。新人教育の一環として理解している。 今度はいつまでもつだろうか、そろそろ自分が死ぬ番だろうか、と思う。 〔職業〕 民間軍事会社メンバー（2015） 職業pt[EDU×10+STR×10] 〔特徴表〕 ・2-2【影が薄い】 　└〈忍び歩き〉〈隠れる〉+20% ・6-5【急所を見抜く】 　└貫通は技能値の1/2になる。最大40%。 〔技能〕 ・回避、応急手当──生存の確率を上げるため。 ・ライフル──メインウェポンはバレットM82。最悪立射や腰撃ちもできるように訓練した。 ・杖──ライフルがジャムった時には振り回して鈍器にする。 ・隠れる、忍び歩き──スナイパーのように隠れて狙撃する戦術が得意。 ・登攀──狙撃のポイントを探すため。高い方が視界も射線も通る。 ・機械修理──ライフルに限らず銃は一通り整備できるようにしてある。 ・投擲──ヘルメス・トリスメギストスの毒塵を手に入れてから訓練した。投げナイフも扱える。ダーツも少し。 ・聞き耳──物音や風の動きなど、些細な変化を捉えるため。 ・目星、図書館──細かい場所をよく見たり、大量の文字を処理すること。あまり得意ではないががんばっている。 ・芸術（料理）、芸術（歌唱）──趣味。取り立てて下手でもないが上手くもなく、レパートリーは少ない。 ・天文学──話に聞いたぶんだけ知っている。 〔アーティファクト〕 ・【赤いリボン】 　└MP10を内蔵。コートのバッグリボンに結んでいる。 〔呪文〕 ・《治癒》基本p.272 ・《ヘルメス・トリスメギストスの毒塵》基本p.280 〔遭遇した超自然の存在〕 随時追加。 〔備考〕 ・最大正気度を10下げるかわりにPOWを1増やしています。最大正気度73。（基本p.113） ・加齢によりEDU+2、APP-1。（基本p.41） ・文字色F2934E ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【以下蛇足】 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 〔略歴〕 ・〜11歳──ごく普通の家で育ったように樹は思っている。もうあまり記憶が無い。 ・11歳──LRRHに保護される。 ・21歳──一通りの訓練や教養、学問を終えた。 ・35歳──半年休んで、新人教育を任された。 ・〜42歳──新人教育をこなしつつ、休んだぶんを取り返してあまりあるトレーニングと訓練に打ち込んだ。 〔容姿〕 髪色：24130D 目の色：FFF262 肩甲骨までの癖の少ない髪。どこかに赤いリボンを結んでいる。 黄色い目。開くとまるいが普段は半分伏せられているため目付きが悪く見える。 これまでの戦闘で負った様々な傷があちこちにあり、顔などの露出する部分も例外ではない。 これまでのバディの赤いリボンを彼らのつけていた場所に同じようにつけている。その上から長いコートを着ている。自分のリボンはコートのバッグリボンとして結んである。 シルエットの出ない服であり背が高く体格も良く、意図的にそう振舞っているため男性的に見える。 〔RP〕 「よろしくね。アウルと呼んで。きみの名前は？」 「私の名前？　フクロウのことだよ」 「武器は銃にするんだね。手入れの仕方はわかる？　一通り教えるから持っておいで」 「樹木で生きているのは1番外側だけで、その内側はぜんぶ死んでいるんだって。不思議だよね。それでも同じひとつの存在としてある。 私も何度も死んでいるんだろう。そして今日の私が生きている」 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 【以下『赤ずきんの狩人』ネタバレ注意】 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 〔年表〕 ・11歳──自宅で最初の神話的事象に巻き込まれる。隠れて運良く生き残ったところをLRRHに保護される。 ・12歳──教育係も兼ねた最初のバディと出会う。 ・17歳──1人目のバディが死ぬ。よくわからなかった。 ・21歳──一通りの訓練や教養、学問を終えた。2人目が死ぬ。動揺した。 ・22歳──3人目が死ぬ。悔しかった。 ・25歳──4人目。疑問に思った。 ・26歳──5人目。わからなければよかったのに。 ・29歳──6人目。まだ大丈夫と言い聞かせる。 ・31歳──7人目。大丈夫になると言い聞かせる。 ・34歳──8人目。休みをもらう。 ・35歳──半年休んで、バディは組めないということで新人教育を任された。 〔かつてのバディ〕 ・本名 ﾖﾐｶﾞﾅ/コードネーム 　武器： 　赤いリボン： 　期間： 　死因： 　（覚えていること） ・田辺 隼 ﾀﾅﾍﾞ-ﾊﾔﾄ/クロー 　武器：ライフル 　赤いリボン：ベルトループに結ぶ 　期間：5年5ヶ月 　死因：二手に別れたあと血溜まりだけが残っていた 　6年間の教育係として紹介され、コードネームをつけてもらった先生のような人。カラスと呼ぶと怒って先輩と呼ぶと喜んだ。よくかわいがってくれて香水を分けて貰ったことがある。「おれもおまえの味方だが、おまえがいちばんにおまえの味方で居てやれ」「自分を無視するなよ」とよく言っていた。家族の写真を肌身離さず持っていて、時々話をしてくれた。 ・南 彩佳 ﾐﾅﾐ-ｱﾔｶ/エリ 　武器：槍と盾 　赤いリボン：腕章のように結ぶ 　期間：3年10ヶ月 　死因：足が潰れた。滅多刺し 　寡黙だから冷淡かと思えば心配性だった。不器用な人だったと思う。エリは死んだ幼なじみの名前らしい。「あたしみたいにならないようにね」と添えてコードネームにして後悔していると教えてくれた。「エリはひとりしかいないのに、あたしが成り代わってエリの存在を侵食しているような気持ちになるんだ。エリを一番覚えていたいはずのあたしが、エリの存在を塗りつぶしている。笑えるでしょ」 ・--/リア 　武器：双刀 　赤いリボン：足首に巻く 　期間：1年2ヶ月 　死因：腹部裂傷、内臓破裂 　素直で単純な性格で武器をとって戦うことが好きな子ども。寝つきが悪い時にはいっしょに寝ることと歌や物語をねだられた。シューベルトの子守唄がお気に入り。「あうるはおとがかわいいね。しかも１つめがはっきりしてよびやすい。あ、って口あけるでしょ？　とっても好き！」と、よく意味もなく名前を呼ばれていた。好きだと名前を呼んで私の後ろを着いてくるのは言葉を覚えたてのひなのようだった。最期まで。 ・八谷 幸司 ﾔﾀﾆ-ﾕｷｼﾞ/鍵 　武器：サブマシンガン 　赤いリボン：ポケットチーフ 　期間：3年1ヶ月 　死因：腹を貫通　失血死 　他人のことばかりで、異形に好かれやすいのに（だからこそ？）なにか考える時に自分のことを勘定から外す癖があった。それでよく喧嘩をした。料理が得意で特にたまごサンドが絶品。いっしょにご飯を食べるのが仲直りの合図だった。おいしいと褒めるとなぜか褒め返された。食べ物を食べること、おいしいと感じることは生きることそのものにとって大切なことだから、嬉しいらしい。 ・--/スバル 　武器：魔術 　赤いリボン：スカーフ 　期間：8ヶ月 　死因：流動体に呑まれて窒息　引き千切られた 　箱入りだったらしく、見たことの無い海の話や星の話をよくしてくれた。つらい時には綺麗なもののことや好きなもののことを想像するらしい。あまり自分の意見を出さないが、この話をする時はスバルの世界を感じられて好きだった。ポケット図鑑をよく持ち歩いていて、一緒に眺めることもあった。スバル星。「ぼくは死んだらここにかえるんだ。アウルにも、いつか、自分の星が見つかるといいなあ」「いつか星を見に行こうね。きれいだろうなあ。海も、お花畑も行きたいな。ねえ、きっと連れていってね、ぼくの大切なひと」 ・--/コルノ 　武器：日本刀2振 　赤いリボン：ベストの腰のバックリボン 　期間：2年9ヶ月 　死因：毒？ 　唐辛子みたいなストラップを付けてるくせに唐辛子が苦手だった。手先が器用でイカサマが得意。こいつとの賭け事に勝てた試しがない。趣味の酒や煙草に博識で、よく付き合わされたが決して無理強いはされなかった。「趣味は楽しむためにある」かららしい。ここではワインが紛らわしいから、コルノとは酒のワインはウェポンと呼ぶことに決めていた。頼まれて最期は私が殺した。「おまえに会えてよかったよ。おまえにとってもそうだろ」 ・--/ココット 　武器：鉈 　赤いリボン：三つ編みハーフアップの髪飾り 　期間：2年3ヶ月 　死因：押し潰された 　子ども舌で寂しがり屋な青年。少し口が悪く照れ屋なのか悪態をよく聞いたが、落ち着くらしくいつもくっついていた。「ココが覚えててあげるって言ってるんだからくよくよしてないでよ！　ココのバディでしょ、髪もそんな適当にしてるから表情も暗いんだって。ほら座って！　ココにふさわしくしてあげる。……はぁ！？　そ……そーだよ特別なんだから胸張ってなよ！」容姿に気をつけていてたまに自分も手入れされ、赤い色が似合うと褒めてくれた。ココットはオレンジ色が好きでよく似合っていた。アプリコットカラーと言うらしい。 PLメモ：フランス語で「かわい子ちゃん」。クローの実子。 ・三宅 万里 ﾐﾔｹ-ﾏﾘ/シャムロック 　武器：二丁拳銃 　赤いリボン：右腕の袖口に結ぶ 　期間：3年4ヶ月 　死因：喰われた 　どこかの国の幸運のお守りの名前。大人びていたが先輩と呼んでよく慕ってくれていた。寒がりでココアをよく飲んでいて、ミルク多めが好み。任務の前に必ず「私は絶対大丈夫」と言っていた。おまじないだと教えてくれた。「儀式的なおまじないとかお祈りとかって、大切だと思うんです。意味がないって言う人もいますけど、でも、私たち、生きているんだから、そして例外なく、いつか死ぬんだから。……先輩。お参り、行きましょうね」私が掴んだ右腕しか残らなかった。 〔雑記〕 ・性別はなんとなく見分けを付けづらくして言わなくなっていった。隠していると言うよりは知られない方が少し気楽。 ・シャムロックのリボンを付けている腕だけを持って組織に帰ってすぐ、そのままミーラチカに会いに行った。涙は落ちるままに無表情で「ミーラチカ　休みをもらう」とだけ告げた。 ・以降1日のほとんどを眠って過ごすようになる。食事もままならないため点滴を繋がれていた。半年ほど夢も見ず眠り続けた。 ・目が覚めた時には何事も無かったかのように今まで通りの振る舞いをする。時折これまでに見られなかった仕草や行動がみられるようになった。 ・新人教育係として復帰してから、思考を振り払うようにその仕事やトレーニング、訓練に打ち込んだ。 ・バディ結成の話を出されると表情が消える。

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