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佐倉 遊木(さくら ゆうき) 音楽大学生　20歳　男 一流のピアニストを目指す大学生。生真面目な性格で、頭が硬く神経質っぽい。 自ら語るほどではないが、自信家であり、実力と才能の高さからかプライドが高い。勉強家ではあるが、あまり努力家ではない。 真面目な性格とは裏腹に、気性が荒い一面があり割と言葉より手が出るタイプではあるが、常識人。小学生までは稀に喧嘩沙汰で問題を起こしていたが、今は自制心を持ちすっかり落ち着いている。 非常識なことや理不尽なことが嫌いで、正義感があるように見える行動にでがちだが本人に自覚はないし、どちらかといえば利己的な方である。 ピアノを目指すことになったきっかけは家庭環境からだが、生まれつき自信家故に特別な才能を持った自分に陶酔しているからだ。 才能がなければ、ピアノなんてやっていなかっただろう。だが今となってはそれはきっかけに過ぎず、音楽は彼の人生の奥底に根付いている。 「任せとけって、僕を誰だと思ってんだよ！」 「占いは良い結果しか信じないって決めてるんだよ。だから別に気にしてない！」 「お前の作る飯美味くてムカつくんだよ......あぁっ食う！食うから！！」 2023.7.11~12「傀逅」通過 ：大切な人『伊東 玲音』 小学校の頃からの仲だったが、本格的に絡むようになったのは中学の頃から。 小学校の頃に一度だけ本気の殴り合いをしたことがあるが、遠い過去の話であるため本人たちも気にしていない。中学の頃、音楽室でピアノの練習をしていたところに偶然玲音が通り掛かったことがきっかけだが、本人はその事実を知らないし、ある日突然馴れ馴れしく話しかけてきた変な人だと思っている。 絡む機会が増え玲音が自分と同じくピアノを習っていることを知り、そして自分よりも優れた才能を持っていることを目の当たりにしてからは、ほぼ毎日のように学校で会話をするようになった。自分より優れているのにも関わらずピアノを弾くことを拒む彼にもちろん嫉妬しているし気に食わないと思っている。だがそれとこれとは別で、腐れ縁とも言える長年の付き合いから友人としても特別な存在にいつの間にかなっていたことも事実である。お互い似てないようで似ている性格なこともあり、仲がいいのか悪いのか、言い争うこともあれば意見がやけに一致し盛り上がることもあったりする仲だろう。いわゆる、喧嘩するほど仲がいいと言うやつだ。

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