タグ： 灰になってよかった

2010作家ベース（オカルト、芸術（詩的表現）、心理学、説得、図書館、母国語） 人類学、オカルト、目星、聞き耳 特徴：寄せ餌（D）人間以外の怪物に好かれやすい、誘拐されれば殺されずに監禁されるかもっとひどい目に遭うこともある →追加興味ポイント20P とても美しい容姿をもつ、生まれながらのお嬢様。 色んな事にすぐ気づく方だが、しかし学んだそばからどんどん頭から知識が抜けていってしまうタイプで、見目のよさでお見合いをセッティングされては中身のなさが露呈して、何度も断られている。 一人娘として自らの責務から逃げてはいけないと思いながらも、また失望されるのかと内心嫌気がさしている。 いっそ誘拐でもされれば疵物になってこんな想いもしないのではないかと考えることも。 オカルトをもとにした話を書く作家でもあるが、日本語の素養や詩的表現が作家としてはレベルが低く全く売れない。 読書が趣味で、今はもともと得意だった心情描写をもっと磨こうと、人類学全般にも目を向けている。 「ごきげんよう、私（わたくし）姫咲林檎と申します。」 「お仕事は、お恥ずかしながら物書きの真似事を。オカルトにはご興味ありまして？？」 「誘拐……考えたことがないといえば嘘になってしまいますわね。でも、そんな機会はきっと……」 立ち絵はpicrew「きみの女の子」→https://picrew.me/image_maker/27611 【HO】 探索者は 2015 特徴表 4-6〈寄せ餌〉を持っている。 また、何らかの理由で誘拐されたいと考えたことがある。その願望の程度や経緯は不問である。 上記条件を満たしていれば継続探索者の使用も可能。 【あらすじ】 あるいは透明な散弾の中にいるようであった。傘の布地に当たった雨が弾けるたび、薄いドームの中で反響している。 そんな中、貴方は貴方の目的地に向かって歩く。見知らぬひとあるいは見知っていても判別のつかないひとびととすれ違おうとして、気が付く。 腕を掴まれていた。 陶器のように温度のなさそうな手のひらはしかし、体温でぬるまった雨を貴方にべったりとつけていた。そうしてあまりにも当然のように貴方の腕を引き、歩を進めてゆく。気安い友人、あるいは家族がそうするようにして貴方を先導する。 そうして貴方はこの街から消えた。

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