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2010学生の探索者作成ルール 1d1006回の結果：Cthulhu : (6D100) ＞ 226[22,14,25,68,38,59] ＞ 226 22, 芸術（詩歌、書道）図書館　母国語　歴史→図書館(9)　母国語(5) 14,回避　水泳　跳躍　登攀→回避(3+1) 25,芸術（詩歌、書道）図書館　母国語　歴史→図書館(9)　母国語(9) 68,聞き耳　芸術（歌唱、何かの楽器演奏）制作（楽曲→聞き耳(10+2) 38,経理　コンピュータ　図書館　物理学→図書館(3+5) 59考古学　人類学　図書館　歴史→図書館(1)　歴史(6) 残り職業Pを上記割り振りで特に多かった図書館と母国語を中心に追加。 ------ くるくる隠れる夏　夏に隠れた赤 シナリオEND1： HO1のみCON＋6。 病に侵されることはなくなり、健常体として生きていくことが可能となる。 ＜後遺症＞HO1のみ手首に彼岸花のような痣が残る。 都会から夏休みを利用して祖父母の家にやってきている小学生。 …と両親からは（毎年のように）聞いているが、実際のところは「普段忙しくてかまってあげられないけど、夏休みに入ると児童館の受入人数が少なくなってしまうことと学校が休みになってしまうので祖父母にお願いする」という形で 半ば厄介払いのように田舎に投げられている。 もう会わなくなった親戚からなんとなく「自分が生まれる前に一人、1歳になる前に死んだ朔（サク）というお姉さんがいたはずだとなんとなく聞いている。今度の子供は満足に生きられますようにと名付けられた。 そんな一生まみえることのない姉の影を知らず知らずのうちに背負って生きてきた。 幼稚園の年少の頃まではなぜか母親に女の子の服を着せられて周りからも奇怪な目を向けられて疑問だったがこの話を聞いて納得した。 しかしながら年長か小学校１年に上がった頃、体の状態がどんどん悪くなり、 自分が大人になるまで生きられない難病だと言われた頃から ピタとその「姉の影を追う両親」という意思は感じられなくなり、服装もなんか適当になった。 男の子の服装の方が安いし、他の家の子もちょっとくらいくたびれてても悪びれず着せてるので、とのことだった。 母は自分に期待を強く寄せていたが、もうこの子も命が少ないと悟ると 本人はそのつもりはないが「この子を自分の子と認識しない」ことで悲しみを和らげているような行動をしていた。 実子の病気の悲しみを仕事を忙しくて和らげようとしていたのだった。 その真意がどこまでわかってるか分からないけど、なんとなく、なんとなくは察していた。 ちなみに父親は幼少期からそこまで自分に興味がなかったように思う。 幼少期の一時期の「女の子の格好」は今やしてないけど それが災いして自分の住む街では友人はできなかった。 （というか、中途半端に髪を伸ばすより結ってしまった方が涼しいと知ってるので今もちょっとだけ髪を長くしている） ただ、もうすでに体が弱いというのに、そこで心を病んでしまうのはなんだか癪だった。 なので、学校の図書室、児童館、街の図書館にある本を読み漁った。 休み時間も、どうせグラウンドに遊びに行けないから。 本の中で、大人の経済だったり、仕事の理由だったり、子供のあり方だったり、はたまたファンタジーだったり、いろいろ学んだ。 そしてこっそり自分で原稿用紙や切手を買って、見つけた文学賞などに応募した。 入賞をすることも何度かあった。誰も褒めてくれないけど。 そんなこんなで本に対する知識はとても自信があった。文系だけじゃなく理科的な本もたくさん読んだ。 田舎に行く時も元々遊ぶつもりはなかったので、カバンに本をたくさん詰め込んで車に飛び乗った（母は「子供らしくない」と呆れていたけど）。 そんな中で出会った村の女の子がいる。 走り回るのは嫌いだ（本当は憧れだけど、後々寝込んでしまうからってだけ）って言ってるのに、毎日毎日遊びに付き合わされた。 子供っぽいのはクラスの奴らみたいでいやだなって初めは思ったけど この子と遊んでいるとなぜか知らないけど心がウキウキして病気も治った気になるから不思議だ。 友達とお話しして楽しいと思ったのは初めてだ。 この子は僕の好きなあの海外の空想の本みたいに楽しい言葉を紡いでくれる。 何日か過ごすうちに一晩でも離れるのか寂しくなって、別れるたびに一冊、おすすめの本を渡して後で感想を聞いたりもした。 もうちょっと意地張ったりしなかったら、僕の学校でもこんな友達できたのかな。 でも、分からない、この子だからって気もするし、この村が、この自然がそうさせてるような気もする。 どちらにしろ、それがわかる前にきっと僕の命は終わるだろう。 知らない、お姉さんがいた月の裏側に行くために、さよならすればいいだけ。 振り返ると寂しいのでこの子の前では笑顔で、男らしく、するんだ。 蛇足　HO2を実際どれくらい恋愛対象として思ってるかのダイスロール1d100→88 ※まりそるからの追記 ロン毛は姉の呪縛なので生還したら切ります ＜HO1＞ あなたは夏休みを利用して祖父母の家へとやってきていた。 両親は仕事で忙しい、もしくは他の理由で実家へと戻ってくることは出来ておらず、祖父母も忙しそうでなかなか構ってくれない。 そんな中出会った新しいお友達、それがHO2だ。 夏休み中ずっと一緒に遊んでいたあなたはHO2のことが大好きだ。 けれどそれも今日で終わりだ。あなたは病で余命少ないと言われている。 きっともう来年は来られないだろう。 HO2に病のことを言い出せずにきてしまった、 最後の日である今日。HO2が誘ってくれた祭りにあなたは行くことになっている。 あなたの願い事は「HO2とずっと一緒に居たい」。 ○HO1はCONの値を2d6で設定すること。(最小値3、最大値12にする。)

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