タグ： ィヵ/尼崎

ほとけざ　かどいつ クトゥルフ2015『私立探偵』に準拠。 ●職業技能 　┗言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、法律、図書館、目星 　＋以下から１つ選択：(聞き耳、✓写真術、値切り、こぶし） ●職業特記 　┗隠密行動が得意。<隠れる>に+10%のボーナス。 ●職業ポイント 　┗EDU*10+DEX*10 ●特徴表 　┗2-4【愛書家】 　┗3-8【信頼のおける人】 4月2日生まれ。 『小鬼田平子』というペンネームで作家をしながら副業で私立探偵事務所を営んでいる。 手先もそこそこに器用なのでついでに鍵開けの依頼も請け負っている。 それらが執筆のネタにでもなればいいと思っている。小説のジャンルはサスペンス系がメイン。 幼少期から特にこれといったやりたい事も好きな事も無く、周囲の人間もつまらない者ばかりだと感じていた。 地頭だけは良かったので惰性で大学院も出たけど、正直なところ暇潰しだった。鍵開け屋も探偵も全部暇つぶし。 何の気なしに手に取った雑誌で短編小説の応募を受け付けていたので、なんとなくペンを執ってみたら作品が案外ウケたしなんなら受賞もした。 何の気なしに自分の家の鍵と伸ばしたクリップで遊んでいたらピッキングのコツを掴んだので色んな鍵穴で練習した。 何の気なしに探偵事務所を開業して、鍵開けの依頼もついでに色々請け負うようになった。でも全部暇つぶし。 そんな事をしていたら、鍵開け業の方でとある"常連"ができて最近楽しいと思うようになってきた。 常連と言っても、その客はとある小さな会社で、なんならその会社は自分をも勝手に社員扱いしているようなのだが。 会社は自分も含め6人だけだが、所謂『呪い屋』の看板を下げている。 その名の通り依頼が入れば対象を呪うというだけなのだが、藁人形や水鏡などといった不確実な物は使わない。 対象の身の周りで少しずつ小さな異変を起こして、「自分は呪われている」と錯覚させていくのが主な手口だ。 社員は社長、ハッカー、変装の達人、美男美女が2人、そして何故か勝手に含まれている鍵師である自分。 対象の家に忍び込み、スマホや目覚まし時計を故障させて寝坊させる、対象の職場で味のおかしい茶を出す、対象の恋人を誘惑して別れさせる。 それらの事はこの会社にしてみれば造作も無い。 本人も気付かないような些細な仕掛けから始めて、徐々に異変のレベルを上げていく。 対象が異変に怯え、周囲に不信を抱き始めた頃、占い師に扮した社員が道端で一言こう告げる。 「"あなた、呪われていますよ"」。 それだけで対象は勝手に「自分は呪われた人間なのだ」と思い込み、堕ちていく事となる。 その後は、依頼人が満足のいくところまでいけば依頼達成というところ。 異変を起こす事を止めると同時に幸運の壺を売りつける事もある。売れれば追加報酬みたいなものだ。 …などと、そんな面白い常連がいるのだから鍵開けの仕事も辞められない。 興味深い依頼や面白い結果を迎えた対象がいればそれだけで小説のネタにもなる、小遣いも程々に入る。 こんな楽しい暇つぶしが他にあるものか。 2021.06.06『探偵王の殺人計画』 2021.06.22『大発見！大きい！でかい！毘倶村！』 2021.10.23『来客？』 2021.10.24『拷問姫の祝言儀式』後遺症 ３ヶ月 2022.07.09『殺蛹』 2022.07.31『真夜中のサルーテ』 2022.08.21『精神博奕』 2023.01.30『お湯を取り戻せ！』 2023.04.04『サイコメイズ』 2023.08.01～08.31『31LOCKERs』 2024.08.24『盲目に不知不識』 2024.11.20『作家缶詰』

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ