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＜砂戸 彰人(すなど あきと)＞ 一人称：おれ、僕 二人称：お前、君 高校2年生。自転車通学、通学時間は10～15分。愛車(自転車)にはチャーリーと名前がついている。高校は実家から近いという理由で適当に選んだ。 小学生の頃、人体模型にビビり散らして以来、克服しようと勉強していたら妙に愛着が湧いてきた。ホラーや暗い所は苦手だが、明るい部屋の人体模型はなんだかかわいいと感じてしまう。眼球とかめっちゃかわいくない？ただし、リアル臓器は苦手。普通にビビっちゃう。プラスチックだからいいんだよ。 身内が医療ドラマ好きのため、一緒によく見ており普通に面白いと感じている。 将来の夢などは特に考えておらず来年受験どうしようかな～と呑気に構えている。勉強したいことがなければ就職もありか～働きたくねえな～といった感じ。 これといった特技もなく、平均的な高校生。 ただし遺伝なのか、免疫がめちゃつよで風邪や病気の経験がほぼない。高校も皆勤賞目指して、無事卒業したいと密かに考えている。 毎日急勾配な坂を愛車のチャーリーと駆けているため、体力だけはある。部活もバイトもしておらず、放課後は柳の委員会を手伝っている。ぶっちゃけ彼としゃべりたいだけである。 高1の春頃、初の掃除時間の際に、森住 柳(もりずみ やなぎ)と出会う。 初掃除の日、新しいことばかりで緊張続きだったが"保健室の掃除当番"にテンションが上がってしまい、「自分が保健室の掃除当番」ということ以外確認しないまま意気揚々と保健室へ向かった。目的はもちろん人体模型。 新しい高校、新しい出会い(人体模型)に対し、ルンルンで掃除を進める彰人であったが、ちょうど人体模型を大事に大事に抱きかかえて(移動させようとして)いたところを、同じ掃除当番メンバーだった柳に目撃されてしまう。 なんだかよくわからないが、とりあえず「人体模型好きってちょっと変わってる」自覚はあったため、今後の学生生活のために弁明を試みる。が、人体模型を抱えたまま全速力で柳を追いかけてしまったため、一時期校内で珍事件として噂になったかもしれない。これが高校デビューか(純粋な眼差し)。 ＜関係＞ ・森住 柳(もりずみ やなぎ)/「やなぎ」「森住くん(イケボ)」 初コンタクトが上記の通り、ちょっと(？)はちゃめちゃだったため、割とすぐ心を許した。ホラーが苦手という共通点に嬉しくなり、さらに懐く。 彼との朝は、彰人がチャーリーとの武勇伝(3分)を語るところから始まる。クラスメイトからは奇異な目で見られているかもしれない。彰人自身は学校の庭に然程興味がなかったが、柳の話を聞いている内に花を愛でる気持ちが湧いてきた。委員会で働く柳に「今日もレディ達(花)はご機嫌かい？」と駆けよってから「5限目の数学寝てたんで後でノート見してくれませんか(小声)」と通常運転に戻る。なんだか波長が合うというか、安心感がある存在。楽しい友人。 不器用なところは「(なぜ…何故なんだやなぎ……)」と見守っている。どうしようもなさそうだったら助けるが、最初はひっそり見守る。庭師になりたいと目標がハッキリあり、それに向かって努力する彼の姿勢を尊敬している。いつか柳の庭を見てみたい。 人体模型事件以来、面白がって話しかけてくるクラスメイトはいるものの、友達と呼べる友達は彼くらいかもしれない。ディスティニーフレンドだな～と勝手に思っている。彼が割り箸を割る際、密かに今日の運勢を占っている。大吉は今のところない。 ＜普段の生活＞ 柳より後に来ることが多い。遅刻もちらほら。授業は程ほどに真面目に聞き、程ほどに怠ける。先生がヅラなのかどうか考えていると授業が終わることも。 放課後はTHE・暇なので柳のところへ直行。 ＜苦手・弱点＞ ・ホラーや暗い場所。びっくりさせる系は特にだめ。心臓に悪い。 ・牛乳。柳にあげる。 ・リアルのホルモン。 ＜好きなこと・もの＞ ・無機物に名前を付けること。愛着が湧く。センスは微妙。 ・チャーリー(愛車)。赤い車体の自転車。実は兄が実家を出て使わなくなった御下がり。 ・焼肉のホルモン。 ＜その他＞ ・成績は中の下。たまに追いつめられるが、両親に怒られるのは嫌なので頑張るときは頑張る。 ・芝居がかった口調はビビりを隠すためか、身内の影響かもしれない。 ・通学時、自転車置き場に止めてから必ずチャーリーを拭いている。遅刻しようが構わない。満足したら猛ダッシュで教室へ向かう。 ・柳が人体模型を倒す現場を目撃したことがあるが、見て見ぬふりをした。やなぎ…………。 ・自分の委員会はペアの子がめっちゃ頑張ってくれているため、ぶっちゃけ仕事がない。仕事がなさ過ぎて何委員だったか忘れている。

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