タグ： つよかわ もっちー 桜

OPP6 とある資産家のもとに生まれ育った。 上と下に姉妹がおり、両親は出来がいい姉と妹を溺愛している。 姉にできることが自分には出来ず、妹は自分よりも早くいろいろなことが出来るようになっていたため。 姉が両親に決められた進学校へ進学した際には自分はその高校に落ちてしまい、 平凡な高校へと通うこととなる。 そのため家での立場はさらに悪いものとなってしまい孤立していた。 性格は卑屈になり自己評価があまり高くないものとなっている。 さらに学校ではそこそこの成績と優れた容姿によって嫉妬の対象となり、いじめを受けていた。 卑屈な性格も相まって、いじめはエスカレートしていた。 しかしそんな彼女に手を差し伸べてくれる人がいた。 彼はいじめを受けている彼女をかばい、寄り添ってくれていた。 初めて自分に対して優しくしてくれた彼のことを好きになっていた。 いつしか彼と恋仲となってからはいじめもなくなり幸せな生活を送っていた。（家では冷遇されていたが） ある時、彼がいじめの主犯格のグループと話しているのを偶然みかけてしまう。 その際に、彼の口からヤリ目で付き合っているということ、彼が助けてくれたのはいじめのグループとの示し合わせだったことを聞いてしまう。 その後、彼に直接問い詰めるが彼は隠そうともせずあっさりと肯定する。 ショックのあまり不登校になってしまうが、高校卒業間近だったこともあり、卒業はできた。 それからは彼とも会わなくなり、受かっていた大学にも通うことなく自室にいた。 あるとき、手首を切り自殺を図るが、妹に見つかってしまい、病院に搬送され一命をとりとめる。 目を覚まし、家族から告げられたのは「自分たちの娘が自殺をしたとあっては体裁が悪い。だから勝手なことはしないでくれるかな？」 といった言葉だった。 その後、両親は何もない部屋にカギをかけ食事の際には使用人の監視のもと食事をとらされていた。 そんな生活が数年を続いたころ、今度は家の中でなくもっと別の場所で誰にも見つからず助けてもらえないような場所で死のうと決意した。

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