タグ： 片鱗HO1

高校生。家族構成は両親、祖母、兄。 ふわふわとした性格。かわいいものが好き。気分屋。鈍感そうに見えるが小さい頃から両親の顔色を伺って育ってきた為、相手の機嫌を損ねそうな気配がしたらすぐに気づく。基本強い感情や意思をあまり出さない。相手に合わせがち。　 「希望」や「愛」の文字が入った自分の名前を気に入ってない。特に愛されてもないし希望もないのにと思っている。そのため名前を教える際には「のあ」で通している。 趣味はスケッチブックにぬいぐるみのデザインを描くこと。 小さな頃、まだ精神を病む前に母親が買ってくれたぬいぐるみを心の拠り所にしており、自分が辛い時にぬいぐるみが支えになったから、今度は誰かの心の支えになればいいなという思いで将来はぬいぐるみデザイナーになりたいと思っている。 ぬいぐるみ店でバイトしている。 ストレスの要因となっているものに対して『死んでしまえばいいのに』、『苦しんでほしい』と心の中で願っている。心の中で嫌悪が黴のように蔓延って増殖している。 ストレスから少しでも現実逃避をしたい、精神を安定させたいという思いでかわいいもので着飾っている。他の人から否定されてもこれだけは曲げないで貫きたいと思っている。 学校である生徒とその取り巻きから軽蔑されており、ものを隠されたり壊されたり、陰湿で証拠が残らないようないじめを受けている。彼らのせいで理不尽な扱いを受け、日々の学校生活は一概に楽しい物とは言えない。 家庭でも物心ついた頃から両親は飽きることなく喧嘩をしており、家庭の悩みの種は常に尽きない。性格の悪い祖母が引き起こす問題について家庭内の雰囲気は年々悪化しており、家に居場所が無い。 50代の運送業者の父親はどうしようもないアルコール依存症で少しでも気に障るとすぐ怒って怒鳴り散らす。妻を幸せにするために結婚したわけではなく、ただ単に妻という道具が欲しかっただけである。子供を作ったのもそんな妻を家に縛り付けるためだと思われる。性格が悪い祖母が母親なのでこうなったのもしょうがないかもしれない。 40代の専業主婦の母親は家事や育児、介護を押し付けられ、長年続いた嫁いびりですっかり精神を病んでしまった。それでも彼女が離婚しないのはまだ希愛がいるから。希愛が高校を卒業して独り立ちするまでは母親として家にいなくてはならないと思っているが、希愛に八つ当たりをしている時点で破綻している。 70代の祖母は現在認知症が進んで介護無しには一人で生きられなくなっている。脳の機能が低下してすぐに物を無くしてしまうようになった上に、希愛や希愛の母親が盗んだ犯人なのではないかと疑っている。性格が悪く、認知症になる前から嫁いびりや問題を常に起こしていた典型的な害悪姑。 4つ上の兄との関係は良好。兄が家を出て行く際は自分のことを気にしないで欲しいと思って明るく送り出したが、内心寂しく思っている。兄は夢を応援してくれている。兄の名前は櫂人(かいと)

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