タグ： さじ探索者 アンチテェゼ・ポジション

───────────────── アンチテェゼ・ポジション ＋ 　　　 HO1　探偵 貴方は15年前に発生した 「名古屋地下鉄爆破事件」を 独自に調査している探偵だ。 ───────────────── #CD5C5C　IndianRed ＋職業ベース：私立探偵（2015版） 言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星、聞き耳 特記：隠密行動が得意。〈隠れる〉に+10% ＋取得特徴表 (4-3)異性が苦手…異性に対する〈言いくるめ〉〈説得〉〈信用〉に-10% 　→デメリットの特徴表による追加興味ポイント、1d6=4（4*10=40ポイント） (5-6)異物への耐性…POTを抵抗表で競う際に成功率に+20% 好きなもの：楽しいことなら全部！ 嫌いなもの：楽しくないもの ----------プロフィール---------- 「やあやあお困りの紳士淑女の諸君！私を呼んだかな？いいや呼んだだろう！この多賀城アヤト、きっと力になってみせよう！」 「…おっと！勿論、お代はきちんと頂くよ？」 さわやかな挨拶だけは一丁前、わざとらしい態度がやや鬱陶しい、自称『人を救う仕事をしている』青年。実際の探偵業はそこまで華々しくはないのである。現実を見よう。 『探偵っぽく見えるから』とかけている伊達眼鏡は光をよく反射し、怪しさを倍増させている。眼鏡を取れば案外顔は好印象。片眼を失明しているため、杖を携帯している。…というのは半分建前で、杖を持っている探偵はカッコイイから持っているだけだ。 探偵業を始めた理由は『楽しそうだから』。 周囲からは、やれもっと安定した定職に就けだの、やれ将来性がないんだからやめておけだのと言われまくったが、頑として進路を曲げなかった。 お代を貰わないと明日の飯代もなくなるので口上として『お代は貰う』と言うが、いざ事件に関われば、案外お代のことは忘れてしまう。 多賀城にとって重要なことはそこに発生する金銭ではなく、真相の解明、引いては依頼人が満足してくれる、その点にあるからだ。 おかげで事務所は万年金欠気味である。 ----------特徴表解説---------- ・異性が苦手 目に見えた態度には出ない。幾らか会話を交わしたのち、別れて数刻してから『き、緊張したーっ！』と冷や汗を吹き出すのは最早恒例行事。 異性が苦手な理由は特にない。ないからこそ本人も治しようがなく、困っている。付き合いが長い異性に対してはある程度接し方も慣れてくるのだろうか、あまり支障は出ないようだ。 ・異物への耐性 幼少期は随分やんちゃに過ごしていた。先生に『お腹を壊すから』と止められようが、その溢れんばかりの好奇心から土を口にしてみたり、道端の野草や野花を吸ってみたり…など、奇行を挙げれば枚挙にいとまがない。流石に高校生になってからは控えた。 そんな経験も手伝ってか、大抵の腐った食物では腹を下さない。 ----------技能解説---------- ・杖 まさかこれで人をぶん殴る何てことはあるはずもないが、片眼が見えていないため捜査にはよく用いている。 ・乗馬 本当にちょこっとだけ興味があったんだろうな。オールドイングリッシュの雰囲気をちょっとでも見に纏いたかったんだろうな。結果はご覧の通りです。 ・言いくるめ 見た目がやや怪しいので、話術が勝つか見た目の怪しさが勝つかは五分五分くらいにしたかった。 ※以下「アンチテェゼ・ポジション」内容バレあり ■公開HO HO1：刑事または探偵 貴方は15年前に発生した「名古屋地下鉄爆破事件」を独自に調査している新米刑事、または探偵だ。 年齢は22歳～25歳の範囲である。 ■秘匿HO 貴方は「名古屋地下鉄爆破事件」の被害者遺族だ。 家族を亡くした貴方は幼くして養護施設に入れられた。 事件の真相解明のためこの職業を志し、現在でも仕事のかたわら独自に調査を行っており、愛知県警に務める阿部という刑事にコネがある。 また、貴方には水野織子という同い年の旧い友人がいる。 彼女との出会いは「名古屋地下鉄爆破事件」の現場である地下鉄駅だ。 事件当日、幼い貴方は事件現場である地下鉄駅構内に居合わせており、駅構内で迷子になっていた織子を親切心で交番まで送っていったのだ。 その直後に爆発が起こり二人は間一髪被害を逃れるが、貴方の家族は犠牲になってしまった。 事件後養護施設にて貴方は織子と再会し、彼女も事件で親を亡くしたという事実を知る。 以来、彼女は孤独を支え合った大切な友人である。 織子はさっぱりとしたクールな女性で、大学では工学部に所属し現在は技術者として働いている。 ギャンブルが好きな一面もあり、パチスロに始まり競馬に競艇……様々な賭場で遊んでいるようだ。 ただ、この数ヶ月は連絡が取れていない。 ※探索者の亡くなった家族に関する設定はPLが自由に決めて良い。自分以外の家族が全員亡くなった、被害者は一人だったが残された家族が離散してしまった……等、養護施設に入る理由があればよい。 ※事件当日、地下鉄駅に居合わせた理由はPLが自由に決めて良い。 ----------プロフィール(秘匿含む)---------- 失明した片眼は、「名古屋地下鉄爆破事件」に巻き込まれた際に負ったものだ。 真相を突き止めたところで事件により亡くした両親は帰ってこない。 それでも多賀城は真実を知りたいと願う。それが探偵の仕事だから。いや、自分の本質だと願ってやまないからだ。 ちなみに軽薄でおどけた物言いは別に何か裏があるからとかそんなことはないです。多賀城は元からこんな性格です。 【水野織子に対して】———————————————— 「フム。水野とは長い付き合いだよ。いい加減に酒の飲み方を控えろと何度も言っているのだが、聞かなくてね」 「数ヶ月連絡が取れていない。何かあったのでなければいいが…。やはり心配だ」 女性との接し方にやや難がある多賀城だが、彼女とは長い付き合いのためか他の女性より打ち解けている様子。 あまりのだらしなさから彼女のことを異性として扱っていないということも含まれるかもしれないが。彼女はよき理解者であり、往年の酒飲み仲間でもある。 【阿部刑事に対して】———————————————— 「おや！阿部氏ではありませんか！いつもご苦労様ですよ、ええ。もう。チリ紙集めは大変でしょう！何を隠そう探偵という職業もチリ紙集めと何ら変わらないということに最近気が付きましてね…（以下延々と早口で語りが続く）」 彼に対してはやや軽薄な物言いをするが、それも付き合いからくる信頼の証だ。信頼していれば何を言っていいという訳でもないが。 ▽PLが好きだった事前の関係練り中の会話 多賀城「おっと、チリ紙には使えそうだねワトソンくん(HO2)？」 阿部「多賀城、俺が頑張ってとってきた極秘捜査資料をちり紙扱いとは、俺ないちゃうよ？」 多賀城「おやおやおや！これはこれは阿部氏ではないですか！いつもお世話になっていますよ！阿部氏が血の滲むような思いをしてかき集めてきた情報をチリ紙だなんてとんでもない。せめてハンカチにしましょう。…ははは！ジョークです」 阿部「相変わらずでなによりだ。はい、ハンカチ(捜査資料)」

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