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職業特記 専門分野における説得に10%のボーナス 特徴表 ①芸術的才能　　　「実際の戦場は盤面通りにいかないのが常だ、それを忘れてはいけない」 ②行方不明の家族　徴兵された家族が二度と戻ってこなかった説 本名はジゼル・セリエール／Giselle Serrière ジゼル･セリエールは貧民の生まれだった。 仕送りのみで家に帰れぬ顔も知らぬ父親と、体の弱い母親、少し年の離れた兄と暮らしていた。 貧困に喘ぎながらも、時には周囲の人間と支え合いながら何とか暮らしていたセリエール家だが。 戦争が始まり、慌てて軍備を整えようとした国によって兄は無理やり連れていかれ。 そして、骨の一片すらも帰ってこなかった。 悲しみに暮れる母を置いてジゼルは、軍部においては実質男性しか認めて貰えないことを聞き、プライドもかなぐり捨て様々な方法で金銭を貯め。 後暗い筋から偽りの身分を買い、入軍試験を受け座学方面の才を見出されなんとか入軍。 その後上司に取り入ったり弱みを握って蹴落としたり、献策することで戦果を上げたり。 紆余曲折を経て参謀総長にまで登り詰めた、とさ。 当然ながら恨みを買うことしかしてこなかったため、終戦処理においての全ての責任を押し付けられたのは当然の帰結だろう。 だがジゼルは諦めることはしなかった。 そもそも彼女には愛国心はなく、あるのは反逆心に近いものなのだから。 それでも自国の為に働いたのは、あのままでは自分が何かする前に時刻が踏み潰されるだけだったからだ。 こうなってしまっては敵国などどうでもいい。 さぁ、恩知らずな自国に対してどのような報いを与えてやろうか。 おまけ情報 鍛えはしたが前線で戦う軍人と比べれば身体能力は低いが、護身の意味を含めて銃の練習だけは欠かさなかった。 眠る時も必ず枕元に拳銃を置かなければ安心して眠ることが出来なかった。

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