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「オニーサンはさ、出されたものは出されたまんま食べて満足するタイプ？ 真っ白でー、なんも味ついてないご飯とか行ける系？ 私、人生ってご飯に似てるなって思うんだよね。物足りないから人間と関わって、選んで。気になったものとか好きなもん全部乗せて食べるみたいな。 んで、みんな初期で親の手で最低限の味付けはしてもらえるのに、私の人生にはそんなのなくてえ。 なんでこういうことしてんのって、物足りなくて味気ないご飯に満足出来なくて、全部乗せんのとか仕方なくない？ あは。ね、いっぱいちょーだい。」 17歳、高校生。圧倒的陽キャで、クラスでも大きめのグループに所属している。 陽キャではあるがパリピではなく、派手ではあるがギャルではなく、好みの服装はいわゆる地雷系。パールのついたおリボンとか、ツインテってマジでかわいくない？ちょおカワイーよね。涙袋しか勝たん。 あまり自己主張の強いタイプではなく、友人といるときは基本利き手だったり会話の中継役を担っている。いつもヘラヘラしてて空気が読める。 地雷系の容姿からぶりっこ的な扱いを受けがちだが、なにか悪口を言われても「なんてー？ニナ聞こえなかったあ。」って笑って流すし、いじり甲斐もなくトラブルにもならない。 いじめ等にも関与せず、満遍なく優しい。 善ではなく害でもない、普通の好きを普通に過ごす普通の人間である。 【育ち】 母子家庭であり、女手一つで育ててもらった。 その為、女には基本的に優しいが、他人を気にしない自分勝手な女には時に厳しいことを言う。 しかし、父親の愛に飢えており、援助交際という形の自傷行為に走り続けていた。 【通過シナリオ】 籠の鳥のアリス(PC2：母子家庭の女子高生) 検証A(PL) 亡心の花導(PL) 籠の鳥のアリスにて、同卓PCを1人間接的に殺害している。 ✁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ そこは、たくさんの鳥籠が置かれた部屋。 鳥籠の扉は開いていて、いつだって逃げられる。 天井は開いていて、いつだって飛んでいける。 梶飼ニナは、そんな部屋に留まっている。 籠しかない密室で。 鳥を欲した籠を、次々と飛び移りながら。 飼い殺されることを望んだ小鳥。 彼女はずっと、自由の中で囚われている。

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